「あ、中村B先生だわ」って感じのショーでした。
終わり。
ってだけだと、さすがに後から自分で読み返しても何のこっちゃ?となりそうなので(笑)
うーん何だろうな、B先生のショーって色んな生徒さんに見せ場を作って下さるところは好きなんですけど…個人的には萌えないショーだったんですよね。
んで、何で萌えなかったのかなぁ?と考えてみた結果、
●衣装…全体的に地味だったなぁと。ド定番のガウチョや黒燕尾は良かったけど、このショーならではって衣装が私の好みではなかった。
●構成…単調。組子たちの歌やダンス技術は滅茶苦茶高いのに、見せ方がワンパターンなので場面が変わっても新鮮味が無く感動が薄れる。セットや盆もあまり使われてない…というか、平場で大人数でのダンス!ばっかりだったような。
●音楽…だいきほの!歌を!!もっと聞かせて!!!ください!!!!
●テーマ…「音楽の起源から今日に至るまでの発展」ってどの辺が???という感じ。全体的にストーリー性が感じられなかったのも単調に感じた原因かな~。
●絡み…これは最後に。
って感じでした。
一場面ごとで見れば悪くはないけど、全体を通して見ると面白みに欠けてたなぁ。ちょっと前の雪組ショーで似たようなの見たなって思う場面もあり…今の雪組を知り尽くしているB先生だからこそ、舞台の見せ方を工夫してほしかったなとも思います。まぁ好きな組だから何度見ても楽しめるんですけどね!!(逆に好きな組でなければ、一度で充分なショーでした)
ただこれは私の好みの問題なので、「ミュレボ大好き!!」って方が沢山いるのも分かるし、全力で歌って踊ってキラキラしてた雪組の皆さんは素晴らしかったです!!
以下、場面ごとに印象的だった部分の感想を書きます(組子は褒めるけどショーにはケチつけまくってるので、ミュレボ大好きって方にはお勧めしないよ)
●プロローグ
初見時、2階1列目で観劇だったんですけども。
だいもん(望海風斗)、さきちゃん(彩風咲奈)、カチャ(凪七瑠海)の3人がセリの上から登場だったもんで、「目線に近い高さだヒャッフー!!」とつい欲望のままさきちゃんをオペラでロックオンしてしまい、他の組子がどこから出てきたのか分からなかったという失態を犯しました…w
で、2回目観劇時にちゃんと全体を見たら、セリの中からどんどこ男役スターたちが現れてくるという!!この始まり方は良かったと思います。
ただ衣装がね…黒×銀の組み合わせってかっこいいけど色味としては地味よね…。背景のステージも暗めだったから余計に黒い衣装が沈んじゃって。どちらかでもっと明るい色を使っても良かったのでは?と思いました。
このプロローグで個人的に「おっ!」となったのは第4場(Love Revolution!)で、舞台後方のお立ち台?で歌ってたケンジ(ゆめ真音)とありす(有栖妃華)。
ケンジくんは、さきちゃんのブリネクで料理上手かつ気配り上手な面を見てから気になり始めた方なんですけど舞台技術も高いんですよね~!特に歌とお芝居が好きなんだなっていうのがよく伝わってきて、これからも楽しみな男役さんです。なのでプロローグで歌の場面をもらっているのを見て嬉しかった!!
ありすちゃんは「ファントム」のビストロ場面で美声を聞かせてくれた歌うま娘役さん!本当に伸びやかで澄んだ歌声なので、もっと活躍してくれると嬉しいし具体的には新公ヒロ来て欲しいなぁと思ってます…わたしゃ歌が上手い子が好きなんじゃよ…。
●革命と独立(ガウチョとスペイン兵)
宝塚のガウチョ衣装大好きマンなので凄く楽しみだった場面。
しかもあーさ(朝美絢)を中心としたスペイン軍と対立する設定、と知って「やったー!だいもんのガウチョと一緒にあーさの軍服も一緒に観られるとかラッキー!!」とか思ってたんですが。
なんか…踊ってるだけだったなって…。
いや、ビジュアルも歌もダンスも良いんです。だいもんや翔くん(彩凪翔)たちのガウチョ姿はとっても美しいし、だいもんの歌はいつも通り最高だし(♪革命のよぉ~るぅ~!!のところなんて最高オブ最高)
セリの上で一列に並んだあーさやひとこ(永久輝せあ)たち軍服集団もめっちゃかっこ良くて壮観でした!!
…んだけど、もう少しストーリー性が欲しいよ~~~!!
折角「スペイン軍とガウチョたちの争い」という設定をつけたなら、その設定をもっと活かしてほしかった!!
一場面の中にざっくりでも起承転結がないと、何かぼんやりした印象に終わっちゃうんだよなぁ。
きいちゃん(真彩希帆)も一応「恋人」って役名になってる割には、だいもんと濃密に絡むってわけでもなく…スカステのナウオンステージでも、きいちゃんの「私、あの場面で『恋人』ってお役で」という話に、だいもんが「え、そうなの?」て反応してたよね。設定がまるで活きてないじゃーん!?って引っくり返ったわ。
「スペイン軍の支配に怒りを募らせるガウチョたち→革命勃発→傷つきながらも自由を勝ち取ったガウチョたち」
って分かりやすいストーリーをつけてもらえば、もっと盛り上がったのではないかなぁ?
ド定番な展開ではあるけど、スペイン兵あーさに襲われたガウチョだいもんを守るため、恋人きいちゃんが身を呈してかばう→だいもんの腕の中で息を引き取るきいちゃん、その後ろでは自由を勝ち取ったガウチョたちが凱歌を上げる…とかね。
設定は悪くないのに、それを活かし切れてないのが何とも勿体なく感じる場面でした。
あ、でもガウチョの歌い手がにわさん(奏乃はると)、つばさくん(天月翼)、たっちー(橘幸)だったのは良かったと思います!
でもどうせならスペイン兵側も歌った方が、対立関係も際立ったのではとか色々考えちゃう…歌うまのあみくん(彩海せら)とかもいたのだし。うーん…。
●Jazz Sensation!
さきちゃんを中心に、男役も娘役も踊りまくる賑やかな場面。
さきちゃんのジャズナンバーは歌もダンスもかっこ良かったし、ハードな振り付けをキレッキレのダンスで踊る雪組生も皆かっこよかった~!!
ブライアント先生の振り付けは男役も娘役もかっこいいですね。クール&クールって感じで大人っぽい雰囲気がジャズと合ってて良かったです。
そして叶ゆうりくんとヒメさん(舞咲りん)のデュエットの安心感よ…(笑)
…ただすみません、衣装がね~好みじゃなかった…!!
アースカラーのスーツorドレスにソフト帽って組み合わせは良いなと思ったんだけど、ペインティングが目立ちすぎてて何か気が散っちゃって。
あれがお洒落というものなんだろうなぁとは思いつつ、これはもう好みの問題だからしょうがないな!萌えないもんは萌えねぇ!!好みが合わず残念です!!
●Classic World(中詰め)
大人数で踊りまくる(だけの)場面が続くため、中詰め特有の「雪組勢ぞろい!壮観!!」感が薄れてしまったような…。
選曲もショパンの「革命」以外は「Music Revolution」との繋がりもあまり感じられず、とりあえず有名なクラシック曲を繫げましたって印象でした。
曲名でなくても、ベートーヴェンの「英雄」とか、チャイコフスキーの「1812年」とかフランス革命に縁がある曲を選んでも面白かったのでは?ラ・マルセイエーズのフレーズがちょっと流れたら、革命っぽさは滅茶苦茶出たと思うんですけど(笑)
とはいえ、あーさのソロ歌唱が凄く良くて益々力をつけてる様子にワクワクしたり、さきちゃんがソロで踊るところの振り付けがかっこいいのに最後の「ガオー!」が可愛くて癒されたり、だいもんのすんばらしい巻き舌にしびれたり、きいちゃん始め娘役たちの髪型や髪飾りが可愛くてキュンとしたりと楽しめる部分も勿論たくさんありました!
客席降りもあるし、何だかんだ言いつつ中詰めは盛り上がりますね。
…まぁ、この衣装も萌えはしなかったんですけどね!!
カラフルで可愛いから娘役は良かったんだけど、男役は…どうなんですかね、あれ…。
●Dance Revolution!
雪組精鋭ダンサーズの中に放り込まれてしまったひとこちゃん…という印象もある(笑)とにかくダンスがどえらい場面。
今作で退団するジジくん(凰華はるな)もしっかり見せ場を貰っていて良かったですね!!かっこ良かったよ~ジジくん!!
にしてもあんな大人数で、ひたすらフェッテで回り続けるってさぞかし大変なんだろうなと素人ながら思いました。
回転速度も調整しなきゃだし、靴だってヒールがついた靴で…皆千秋楽まで怪我無く終われますように!
この振付をつけたKAZUMI-BOY先生も凄いし、踊り切った組子たちも本当に凄い…!!
あ、あとこの場面が始まる時のひとこちゃんのソロ歌唱も良かったです!声が以前より伸びやかになったな~と感じました。
だいもんがトップになってから、雪組生の歌唱力が全体的に上がっているのをひしひしと感じます。すばらしきかな…。
しかしジャズ~中詰め~ダンレボと平場で踊る場面が続く+背景がやっぱり暗いのでどうにも地味に見えてしまったのが本当に残念。
やってることは!本当に凄いんだから!!もっと華やかに見えるように舞台を作ってほしい~!!
●Music is My Life
あれ、これ「Dramatic “S”!」の絆の場面リプライズ?
って思った方、多分他にもいらっしゃるのでは…???
衣装の色こそ薄緑から白に変わっているものの、全体的なシルエットとか雰囲気とか…物凄い既視感(笑)
だいきほの歌うナンバーは良い曲なんだけど、雰囲気といい真っ白な衣装といい、退団公演みたいでモヤモヤしちゃいました。歌は良い、歌は良いんだけど演出の仕方がさ~…!?
だいもんとカチャとあゆみさん(沙月愛奈)の絡みも同期愛を感じられて微笑ましかったですが、やっぱり退団公演みたいだし。
なんだか内輪受けっぽい印象もあって、個人的には今一つな場面でした。
●フィナーレ
え、もうフィナーレなの?ってびっくり。最初から最後までずっと踊ってただけでは…メリハリとは…。
えーと、ロケットは何の印象も残ってないのですが、その後のきいちゃん、カチャ、娘役たちのナンバーは素敵でしたね。
このトップ娘役を中心にした娘役たちのナンバーも凄くB先生らしいなと思いますが、今回は男役のカチャが参加してたのがちょっと新鮮だったかな。
で、その後に男役たちの黒燕尾!!イエーイ待ってました!!
大階段にずらっと並んだフォーメーションが綺麗だったし、黒燕尾の総踊りって有無を言わさぬカッコ良さがあるし満足感があるんだよな~。
黒燕尾の男役が放射状に並んで片膝を付き、中心でだいもんが踊る振り付けが印象的でした!あのトップスターに皆がひれ伏すかのような並び、しびれるわ~!!
しかしフィナーレで使われてる曲がティコ・ティコだったのにはびっくりした!いや、曲っていうより歌ったことにびっくり!!
よくあの速さの音程取れるなってのとよく口が回るなってのと…すごいなぁ。
…ただ別に頑張ってこれを歌わなくてもよかったのでは??と思わなくもなく。というのもテンポが速いから折角の歌詞が頭に入ってきにくくて勿体ないなぁって!
あれなら無理に歌詞をつけず、由紀さおり&安田祥子の「トルコ行進曲」みたいに音だけ出す歌い方でも良かった気がする。
あ、デュエットダンスがとても上品で美しかったのは良かったな~お衣装も素敵でした!
最後のポーズがまたね!きいちゃんが、自分のイヤリングとだいもんの上着のボタン飾りを「見て見て!お揃いなんです☆」と見せてくれてるようにも見えてとても可愛かったですw
というわけで全体的に歌もダンスも物凄くレベルが高いものを見せて下さってるのに、どうにも地味に感じてしまったショーでした。
宝塚のショーやレビューってコース料理のようなものだと思うんですよ。あれって最初から最後までお料理を楽しめるように、出てくるメニューごとに味付けや素材を変えて構成されてるじゃないですか。以前、どこかで「コース料理はシェフが考えた物語のようなものだ」という話を聞いたんですが、前菜、メイン、デザート、コーヒーって流れは確かに物語の起承転結っぽいなと。
それと同じで、ショーも場面ごとに違う魅力を味わった上で全体の流れを楽しみたいんです。
ミュレボはなんか、プロローグは天丼!次に牛丼!その次は親子丼で、中詰めは海鮮丼!!って印象でした。載ってる具は違うけどずっと丼物じゃん!!って感じ…伝わりますかね。
良く言えばダイナミックでボリューミー、悪く言えばおおざっぱで大味。
あとさ~、折角劇団屈指の歌うまコンビだいきほのショーなのだから、2人がガッツリ組んで歌う場面をもっと見たかったんだよね…。
あの2人ならブロードウェイっぽい場面を用意しても良かったのでは?だいきほがジャズを歌って、若手がタップダンスして~とか…いいと思うんだけど。
「Music is My Life」の場面で歌ってはいるけど、あの場面は89期がメインに見えちゃったし。
あ~やっぱり勿体ない!!雪組にはあんなに良い素材(スター)が揃っているのに~!!!もっと色とりどりで素敵な料理に仕上げて下さいB先生~!!!!
おまけ
●絡みについて
…お芝居の方でも思ったことですが、この公演にカチャを出す意味ってどれだけあったんだろーかとショーを見ても思いました。
私がのぞさき萌えしているからなんですけどね、どうしても「この場面、カチャが出演しなければのぞさき並びだったのかな…」とか考えてしまって。同期で共演したいっていうだいもんの夢が叶ったのは喜ばしいことですが、それはそれとして!!
だってさー、次回はのぞさきって別々の公演だし、大劇場も一本物でショーはないじゃん!?あと何回この2人の並びの作品が見られるかわからんのよ!?
私は!のぞさきが見たくて!!雪組公演のチケットを頑張って取ってるんですよ!!!(笑)
同じようにさききわ萌えしてる方なら、プロローグでカチャきわではなく、さききわの並びが見たかっただろうな~…なんて思ったり。ひらめちゃん(朝月希和)の組み替えが決まった今となっては余計に、ですよね。
スターが足りない公演であれば路線系専科を公演に参加させる意義はあると思いますが、この公演がそうだったとはどうにも思えなかった。
カチャが悪いわけではないし、東上主演もされてる方だから出番が多くなるのも分かる。
でもやっぱりモヤモヤしてしまうのはどうしようもないんだわ!!人間だもの!!
そう考えると、「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」の時のコマさん(沙央くらま)の使われ方ってとてもバランスが良かったのかも…。
お芝居でもショーでもしっかり存在感を示しつつ、組子の出番を奪っている印象は受けなかったんだよなぁ。特にショーなんて中詰めにも出てないんだけど、他の場面で見せ場がしっかり用意されている(+エトワールだった)から軽く扱われてるようにも見えないし、「DIAMOND SHOW TIME」から「SAILING DAY」の流れなんて本当に素晴らしかった。同じ「出航」でも見せ方の違いでこんなに対照的になるんだな~って感動したもんな。
元々雪組生だった方だから、雪組公演でご卒業っていうのも納得だったし。
願わくは、次々回の大劇場公演で雪組の爆萌えショーが見られますように…はぁ。
2019年8月14日
2019年8月1日
雪組「壬生義士伝」キャスト別感想
※作品全体の感想は前記事に書いております。
☆吉村貫一郎@望海風斗
かっこ良かった…!!幕が下りた時、素直にそう思いました。
でも思い返してみると、宝塚のトップスターとは思えないほど衣装は地味だし、気障な仕草も台詞もないし、腰も低けりゃ身分も低い。剣の腕は立つけど、みっともないほどの守銭奴でどう見ても二枚目キャラって感じではない。それでも、彼が何のために必死でお金を稼ごうとしたのかという理由は痛いほど伝わってきたし、一番大切なものを守るために文字通り命がけで戦った生き様には胸を打たれました。何ていうか、反射的に「かっこいい!」とテンションが上がるというよりは、心に沁みるかっこ良さなんだなぁ。
そしてそんな不器用ながらも真っすぐに生きた貫一郎をさぁ…全力で演じて下さるわけですよ、あのだいもん(望海風斗)が…泣くわそんなん、号泣じゃわ!
全体感想の方にも書いたけど、宝塚版「壬生義士伝」は手放しで「最高!」と賞賛できる作品ではありませんでした(※個人の感想です)
それでも涙なくしては観られなかったのは、ひとえにだいもんの熱演があったからこそだと思います。
芝居の緩急の付け方がね、本当に上手いんですよね~!!特に印象的だったのは、油小路事件でどさくさに紛れて谷三十郎を殺したのが斎藤一だと気付く場面。あくまで柔らかな物腰のまま理詰めで斎藤を追い詰める様は切れ味の鋭い刃のようなのに、口止め料を要求する姿は「やっぱり金かい!」と思わず突っ込みたくなる緩さがあるんですよ。落語家の桂枝雀さんは「笑いとは緊張の緩和である」という話をよくされていたそうですが、この場面は正にそんな感じ。
まぁやっていることは強請りなんだけどね!!(笑)
「おもさげながんす」とへりくだりながらしっかり大金を受け取ってる姿が何ともおかしくて可愛かったし、貫一郎をただの卑しい男には見せないだいもんの品の良さと芝居の巧みさはさすがの一言でした。
一方で、殺陣の場面は滅茶苦茶かっこ良くてな~!?
剣術のことはさっぱり分かりませんが、重心を低く刀を構えた姿は見るからに強そうだし、動きは滑らかで無駄がなく、剣筋は速く美しい。加えて敵と対峙した時のあの殺気と気迫ね!!フゥ~!!!
「剣の達人」という設定に負けない見事な殺陣でした。ほんとかっこ良かった~!!
何というか、吉村貫一郎って見る人によってかなり印象が異なる人物だと思うんですよね。
まぁ人は誰しもいくつもの顔を持つ…なんてよく言うし、会社や学校での顔と、家庭での顔が違うなんてのはよくあることだけども。
貫一郎の場合は、貧しい下級武士としての顔、学問に優れた先生としての顔、剣の達人であり人斬りとして恐れられた顔、常に金勘定を忘れない守銭奴としての顔、そして家族を愛する父としての顔、と色々あって。そのそれぞれの顔が、その場その場で全部正直に出てきてしまうんじゃないかな~と。不器用でごまかしが利かない人なんでしょうね。
そんな多面的、かつ癖のある人物をあれだけ魅力的に演じられるだいもんはやっぱり凄いなぁ…。そして南部訛りをしっかり出しつつも活舌の良さは健在という(笑)
でもお芝居上手だからこそ、最期の場面は本当に本当に辛かった;;;;;
ボロボロに傷つきながら、懐から零れ落ちた小銭を数えて、子供たちやしづにあれを買ってあげよう、これを買ってあげようと夢想する姿がもう見てて辛すぎて…さぞかし無念だったろうなぁ。
宝塚のお約束発動のお陰で、ラストシーンではしづと並んで立ってくれたことに何だかホッとしました。
しかしな~とてもとても良いお芝居を見せてもらったのはありがたい限りなのですが、そろそろ紛うことなくハッピーエンド!!を迎えるだいもんを大劇場で見たいよ~~!!!劇団様お願いだよ~!!!!(でも次作もギャングものだから望み薄いよね~!!つっっら!!!)
☆しづ/みよ@真彩希帆
生活は苦しくても夫と家族の愛に恵まれたしづと、裕福ながら想い人には振り向かれないみよ。
辛抱に辛抱を重ねて必死に生きるしづと、商家の娘として明るく快活に生きるみよ。
静と動、影と光のようなどこまでも対照的な二人の女性を、見事に演じ分けていたきいちゃん(真彩希帆)はさすがでした!!
…折角二役を演じるのだから、しづとみよがそっくりという設定をもう少し活かす脚本であってほしかったな…とは思うものの、これはきいちゃんのせいではないからね…!!言っても詮なきことですな…。
でもようやくだいきほが相思相愛の夫婦を演じる姿を見られたのは嬉しかった!
貫一郎がしづに求婚するところなんて本当~に可愛くてさ…あんな初々しいだいきほ、この作品でないと見られないぞ(笑)
できることならもう少しだけでも、幸せな二人の姿を見ていたかったなぁ。しづが心底幸せそうなのってあの場面だけなんだもの…。
貫一郎が命を落とす場面で、銀橋を歩いていたしづの鼻緒が切れるのと貫一郎の絶命をかぶらせるのはベタな演出ながら分かりやすくていいとは思うものの…やっぱりしんどい。
もう一方のみよは明るく元気なきいちゃんが見られて、これはこれで良かったです!
でもお見合いの後のホタルの場面はやっぱり辛いし、結局こっちもしんどいのがな~!!なんともな~!!つらっ!!
だいきほが歌う「石を割って咲く桜」がとにかく素晴らしかったのが救いだわ…。
とはいえ2人でガッツリ歌っているというわけではないので、貴重な歌うまトップコンビの歌声をもっと活かしてほしかったな~というのも正直なところ。
次作はだいきほのデュエットナンバーでガッツリ聞かせてくれると嬉しいな!!
あとできれば最後までどっちも死なない役だともっと嬉しいな!!(笑)
☆大野次郎右衛門@彩風咲奈
しんっっっっっど!!!え、一番しんどい役回りじゃないこのお役!?
と予習で映画版を見た時に思いましたが、舞台で観てもやっぱりしんどかった…さきちゃん(彩風咲奈)が台本を読んだ時点で辛かったってお話しされてたのも滅茶苦茶分かるわ…。
この作品、とにかく「武士として」の建前があるために本音を言えない侍たちが沢山出てくるけれども、その最たるが次郎右衛門くんだと思うんですよ。
家の事情で幼馴染の親友とは身分違いになってしまい、大野家では妾腹の子として肩身の狭い思いをし、それでも出世して大阪蔵屋敷の差配役(今のイメージだと支社長かな?)にまで上り詰めたのに、その立場ゆえに親友に切腹を命じなくてはならなくなるという…エッ辛すぎでは!?
「ファントム」のキャリエールも辛い役どころだったけど、あれはまぁ身から出た錆でもあったからさ…。
それに対して次郎右衛門くんは本人に落ち度があるわけでもないのに、何でこんなことに~!?
と何とも辛いお役を、堂々と演じきったさきちゃんの姿に観劇中何度も泣かされました;;;
さきちゃんのお芝居はとにかく愛に溢れているところが好きなんですけど、その愛が表に出ている時もいいし、表に出ないよう抑えている時もいいんですよ…はぁ。
今回だと、貫一郎の脱藩を引き留めようとする場面は幼馴染への親愛が溢れていてグッと来たし、逆に貫一郎が蔵屋敷に助けを求めてきたのを叱咤する場面では、家臣たちがいる手前厳しくせざるをえない次郎右衛門の辛さが伝わってきてやっぱりグッと来ました。そんで家臣たちを下がらせた途端に声が優しくなるのがまたたまらんし、「二人だけの時はジロエでいい」って何それ!?滅茶苦茶辛いシチュなのに、萌えが過ぎるんですけど…!?
握り飯の辺りももうさ…すんごい辛いんだけど、おにぎり握るさきちゃんには萌えるし、自害した貫一郎を見つけるところもやっぱり辛いけど、だいもんを抱きかかえるさきちゃんには萌えるし…ホントしんどみと萌えの振り幅が大きすぎて大変だったわ…。
あと序盤で道中手形を用意してあげるところもね!いいよね!!
貫一郎に「脱藩など許さんぞ!!」ってあんなに怒っていたのに、自分も切腹する覚悟でこっそり手形を用意してあげて、遠くから彼の無事を祈る姿がめちゃめちゃ泣けました…次郎右衛門~何ていい奴なんだ;;;;
貫一郎はなんだかんださ、惚れた女と結婚できたし自分がやりたいようにやって生きてたけど、次郎右衛門くんはずっと家のため、国のためと我慢を重ねた上に親友を死に追い込む業まで背負ってさ…何とか実のお母さんの前でだけは本音を吐き出せたのを見てホッとしたのも束の間、戦場で撃たれて退場…。
エッやっぱり辛すぎでは!?
さきちゃんの次郎右衛門、とても良かったけどやはりしんどみが過ぎるので、次作こそはだいもんと良好な関係を保ったまま終わって欲しいよ~!!結局今回もさきちゃんの片想いのまま死別しちゃってる感じだし!!
でもなぁ…ギャングだからなぁ…難しいだろうな~…(笑)
☆土方歳三@彩凪翔
かっっっっっこいい…!!!
いや、見目麗しいことは重々承知なれど、中身がまた滅茶苦茶かっこいい土方さんでした…!!
「鬼の副長」なんて二つ名?がついてしまっているせいか、土方歳三ってとにかく仲間に厳しくて怖いって描かれ方をされるイメージがありましたが、翔くんの土方さんは「副長って本来こうあるべきよな…」と納得できる人物像だったなぁと。
組織を統率するにあたって、先頭に立つリーダーの統率力は勿論重要だけど、後方から組織全体を見守るサブリーダーの観察力や気配りも凄く重要だと思うんですよ。
その点、「口では「めんどくせぇ」と言いながらも何事も面倒くさがらずやる人」というこの作品での土方像はとてもしっくりくるものがあったし、翔くんの力みのないお芝居がまた物凄くハマっていてめっちゃかっこ良かったです!!!
なんかこう、俯瞰的に物事を見ているお役を演じている翔くんが好きでして…かっこつけようとしていないくても、自然とにじみでる男前っぷりがいいんだなぁ(「誠の群像」の勝海舟とかとかとか)
貫一郎に金を取られた斎藤一に20両渡してあげるところ、すごく良かったなぁ…あのさり気ない切れ者っぷり。っか~たまらん!!
実に素晴らしい副長でございました!!ありがたや!!
☆斎藤一@朝美絢
最っ高っか…!!!!!!
「壬生義士伝」の斎藤一って、新選組時代はイキりヤンキー感(笑)が凄いと思うんですが、あーさ(朝美絢)は滅茶苦茶ハマってましたね~!!
「ひかりふる路」のサン・ジュストといい、顔は良いけどなんかちょっとやべー奴が本当にハマるんだよな…(褒めてます)
ただ斎藤一の場合、思春期の葛藤を抱えたままでいるというか、何のために生きているのかが分からない鬱屈を抱えているというか。出会ったばかりの貫一郎を「何か気に食わないから」ってだけでいきなり殺そうとするとか、完全にイキりヤンキーだよな…いや、刀で斬りかかる分その辺のヤンキーより何倍も物騒だけど。
そのせいか貫一郎との関係は、学園ドラマでよくある「学校一の問題児と先生」を見ているような感覚になったなぁ。狂犬系ヤンキーが、自分より器もでかければ実力もある先生に突っかかりながらも、段々と認めていく…みたいな。でもヤンキーだから態度はずっと反抗的なままだし、口では「あいつのことは大嫌いだった」とか言っちゃうっていう(笑)
剣の腕は超一流なのに、どこか反抗期の子供のような面のある斎藤一がどちゃくそツボでした!!
鳥羽伏見の戦いの際、自分が食べた握り飯が最後の一個で、貫一郎は食べていないと知った時の激昂シーンも凄く良かったなぁ。
あそこで怒るの理不尽すぎるんだけど(笑)、怒りながらも「お前は盛岡に帰れ」って言うのがね…もうグッときちゃうよね…!!良いお芝居を見せて頂きました…!!
殺陣もかっこ良かったな~!左手での殺陣は大変だったと思うけど、全くそんなことを感じさせないのはさすがですわ…。
あと歌唱力がまた上がったのでは?と今回感じました。お芝居じゃなくてショーの方でだったかもだけど。
あのビジュアルで、芝居心もあって、歌も歌えて…益々パワーアップしているあーさの輝きが見られてとても嬉しかったです!
☆沖田総司@永久輝せあ
あの美しいお顔で笑いながら「斬っちゃいましょうか?」って台詞は反則では!?
これが乙女ゲーだったら一斉に女子が釣れるところだ…(私もうっかり釣られそうだ…)とかそんなことを思わず考えてしまったよね!だって爽やかな笑顔で冷酷な面を見せる美剣士キャラってオタクが大好きなやつだものー!!!
しかもあの狂犬・斎藤一を「ハジメ君」って呼んで親しげな様子まで見せてくれちゃうんだからさ!そりゃー好きになっちゃうよね!!
というわけで(?)、ひとこちゃん(永久輝せあ)の沖田総司もとっても良かったです!!
ひとこちゃんのちょっと陰のある雰囲気がまた良くてな…天才剣士でありながら病魔には勝てなかった沖田の儚げなイメージと重なって、何とも良い味を出していたと思います。
かと思えば、永倉新八(真地佑果)や原田左之助(橘幸)としゃべってる時はお茶目で可愛いという…くっ、何て隙のない沖田総司なんだ!!
しかし本当に、顔面偏差値バリタカな新選組だなぁ…(笑)
☆谷三十郎@奏乃はると
面白すぎてずるい!!!!!!(笑)
剣の腕はさっぱりなのに、逃げ足の速さだけは天下一品。その上自分の不始末を部下に押し付けるという、上司には絶対したくないタイプの人間ですが、にわさん(奏乃はると)が演じると何かもう全然憎めない…!!www
油小路事件では殺される場面だというのに、味噌樽の蓋で応戦したり、敵には雑魚呼ばわりされてきょとんとしたりw
とてもコミカルなキャラクターだけど、変な笑いに走らないにわさんのお芝居がとても良かったです。
いや~でも身近にこういう人がいたら滅茶苦茶大変だろうな~…。
☆ひさ@梨花ますみ
なんかまだ組長って感じがしてならないのですが…(笑)
そんな感慨はともかく、とても良いお芝居で舞台を引き締めて下さったなぁと思います。
さきちゃん演じる次郎右衛門くんが何しろ辛い立場だったからさ、みとさん(梨花ますみ)が実の母として次郎右衛門くんを叱咤激励したり、慰めてあげたりする姿にホッとしました。
人前で泣けない次郎右衛門くんに「ここで泣いていけ!」と言うところは私の方が泣けましたわ…;;;;
さきちゃん主演の「ハリウッド・ゴシップ」にもご出演予定とのことなので、こちらでも素敵なお芝居が観られると嬉しいなぁ。
と、大分長くなってしまったので他に印象的だった方を箇条書きにて。
・あやな(綾凰華)の大野千秋は回想シーンが良かったな~!大野家は父も子も辛い役回りが多いけども、あやなの素直な演技が千秋の優しい性格をよく表現していたと思います。できれば嘉一郎とのエピソードをもっと見たかった。
・少女時代のみつを演じた彩みちるちゃんがとっても可愛い!!そして子供の演技がとっても上手!!小さい女の子に見えるよう、色々工夫しているのが感じられて凄く良かったです!!
・久城あす君の存在感が凄い(笑)話の展開上、よく分からないまま切腹させられてしまうという気の毒な役なんだけど、あの場面のあす君はとっても輝いていたよ…!ざんばら髪だったけれども!!
・りーしゃさん(透真かずき)の佐助も凄く良かった…下男という立場上、勝手なことはできないけど貫一郎のことも次郎右衛門のこともよく知っているからこそにじみ出てくる温かさがあって。佐助が次郎右衛門の側にいてくれて良かったなぁとしみじみ思いました。
他にも思いだしたら追記するかもしれません~。
とりあえず一旦ここまでで!
☆吉村貫一郎@望海風斗
かっこ良かった…!!幕が下りた時、素直にそう思いました。
でも思い返してみると、宝塚のトップスターとは思えないほど衣装は地味だし、気障な仕草も台詞もないし、腰も低けりゃ身分も低い。剣の腕は立つけど、みっともないほどの守銭奴でどう見ても二枚目キャラって感じではない。それでも、彼が何のために必死でお金を稼ごうとしたのかという理由は痛いほど伝わってきたし、一番大切なものを守るために文字通り命がけで戦った生き様には胸を打たれました。何ていうか、反射的に「かっこいい!」とテンションが上がるというよりは、心に沁みるかっこ良さなんだなぁ。
そしてそんな不器用ながらも真っすぐに生きた貫一郎をさぁ…全力で演じて下さるわけですよ、あのだいもん(望海風斗)が…泣くわそんなん、号泣じゃわ!
全体感想の方にも書いたけど、宝塚版「壬生義士伝」は手放しで「最高!」と賞賛できる作品ではありませんでした(※個人の感想です)
それでも涙なくしては観られなかったのは、ひとえにだいもんの熱演があったからこそだと思います。
芝居の緩急の付け方がね、本当に上手いんですよね~!!特に印象的だったのは、油小路事件でどさくさに紛れて谷三十郎を殺したのが斎藤一だと気付く場面。あくまで柔らかな物腰のまま理詰めで斎藤を追い詰める様は切れ味の鋭い刃のようなのに、口止め料を要求する姿は「やっぱり金かい!」と思わず突っ込みたくなる緩さがあるんですよ。落語家の桂枝雀さんは「笑いとは緊張の緩和である」という話をよくされていたそうですが、この場面は正にそんな感じ。
まぁやっていることは強請りなんだけどね!!(笑)
「おもさげながんす」とへりくだりながらしっかり大金を受け取ってる姿が何ともおかしくて可愛かったし、貫一郎をただの卑しい男には見せないだいもんの品の良さと芝居の巧みさはさすがの一言でした。
一方で、殺陣の場面は滅茶苦茶かっこ良くてな~!?
剣術のことはさっぱり分かりませんが、重心を低く刀を構えた姿は見るからに強そうだし、動きは滑らかで無駄がなく、剣筋は速く美しい。加えて敵と対峙した時のあの殺気と気迫ね!!フゥ~!!!
「剣の達人」という設定に負けない見事な殺陣でした。ほんとかっこ良かった~!!
何というか、吉村貫一郎って見る人によってかなり印象が異なる人物だと思うんですよね。
まぁ人は誰しもいくつもの顔を持つ…なんてよく言うし、会社や学校での顔と、家庭での顔が違うなんてのはよくあることだけども。
貫一郎の場合は、貧しい下級武士としての顔、学問に優れた先生としての顔、剣の達人であり人斬りとして恐れられた顔、常に金勘定を忘れない守銭奴としての顔、そして家族を愛する父としての顔、と色々あって。そのそれぞれの顔が、その場その場で全部正直に出てきてしまうんじゃないかな~と。不器用でごまかしが利かない人なんでしょうね。
そんな多面的、かつ癖のある人物をあれだけ魅力的に演じられるだいもんはやっぱり凄いなぁ…。そして南部訛りをしっかり出しつつも活舌の良さは健在という(笑)
でもお芝居上手だからこそ、最期の場面は本当に本当に辛かった;;;;;
ボロボロに傷つきながら、懐から零れ落ちた小銭を数えて、子供たちやしづにあれを買ってあげよう、これを買ってあげようと夢想する姿がもう見てて辛すぎて…さぞかし無念だったろうなぁ。
宝塚のお約束発動のお陰で、ラストシーンではしづと並んで立ってくれたことに何だかホッとしました。
しかしな~とてもとても良いお芝居を見せてもらったのはありがたい限りなのですが、そろそろ紛うことなくハッピーエンド!!を迎えるだいもんを大劇場で見たいよ~~!!!劇団様お願いだよ~!!!!(でも次作もギャングものだから望み薄いよね~!!つっっら!!!)
☆しづ/みよ@真彩希帆
生活は苦しくても夫と家族の愛に恵まれたしづと、裕福ながら想い人には振り向かれないみよ。
辛抱に辛抱を重ねて必死に生きるしづと、商家の娘として明るく快活に生きるみよ。
静と動、影と光のようなどこまでも対照的な二人の女性を、見事に演じ分けていたきいちゃん(真彩希帆)はさすがでした!!
…折角二役を演じるのだから、しづとみよがそっくりという設定をもう少し活かす脚本であってほしかったな…とは思うものの、これはきいちゃんのせいではないからね…!!言っても詮なきことですな…。
でもようやくだいきほが相思相愛の夫婦を演じる姿を見られたのは嬉しかった!
貫一郎がしづに求婚するところなんて本当~に可愛くてさ…あんな初々しいだいきほ、この作品でないと見られないぞ(笑)
できることならもう少しだけでも、幸せな二人の姿を見ていたかったなぁ。しづが心底幸せそうなのってあの場面だけなんだもの…。
貫一郎が命を落とす場面で、銀橋を歩いていたしづの鼻緒が切れるのと貫一郎の絶命をかぶらせるのはベタな演出ながら分かりやすくていいとは思うものの…やっぱりしんどい。
もう一方のみよは明るく元気なきいちゃんが見られて、これはこれで良かったです!
でもお見合いの後のホタルの場面はやっぱり辛いし、結局こっちもしんどいのがな~!!なんともな~!!つらっ!!
だいきほが歌う「石を割って咲く桜」がとにかく素晴らしかったのが救いだわ…。
とはいえ2人でガッツリ歌っているというわけではないので、貴重な歌うまトップコンビの歌声をもっと活かしてほしかったな~というのも正直なところ。
次作はだいきほのデュエットナンバーでガッツリ聞かせてくれると嬉しいな!!
あとできれば最後までどっちも死なない役だともっと嬉しいな!!(笑)
☆大野次郎右衛門@彩風咲奈
しんっっっっっど!!!え、一番しんどい役回りじゃないこのお役!?
と予習で映画版を見た時に思いましたが、舞台で観てもやっぱりしんどかった…さきちゃん(彩風咲奈)が台本を読んだ時点で辛かったってお話しされてたのも滅茶苦茶分かるわ…。
この作品、とにかく「武士として」の建前があるために本音を言えない侍たちが沢山出てくるけれども、その最たるが次郎右衛門くんだと思うんですよ。
家の事情で幼馴染の親友とは身分違いになってしまい、大野家では妾腹の子として肩身の狭い思いをし、それでも出世して大阪蔵屋敷の差配役(今のイメージだと支社長かな?)にまで上り詰めたのに、その立場ゆえに親友に切腹を命じなくてはならなくなるという…エッ辛すぎでは!?
「ファントム」のキャリエールも辛い役どころだったけど、あれはまぁ身から出た錆でもあったからさ…。
それに対して次郎右衛門くんは本人に落ち度があるわけでもないのに、何でこんなことに~!?
と何とも辛いお役を、堂々と演じきったさきちゃんの姿に観劇中何度も泣かされました;;;
さきちゃんのお芝居はとにかく愛に溢れているところが好きなんですけど、その愛が表に出ている時もいいし、表に出ないよう抑えている時もいいんですよ…はぁ。
今回だと、貫一郎の脱藩を引き留めようとする場面は幼馴染への親愛が溢れていてグッと来たし、逆に貫一郎が蔵屋敷に助けを求めてきたのを叱咤する場面では、家臣たちがいる手前厳しくせざるをえない次郎右衛門の辛さが伝わってきてやっぱりグッと来ました。そんで家臣たちを下がらせた途端に声が優しくなるのがまたたまらんし、「二人だけの時はジロエでいい」って何それ!?滅茶苦茶辛いシチュなのに、萌えが過ぎるんですけど…!?
握り飯の辺りももうさ…すんごい辛いんだけど、おにぎり握るさきちゃんには萌えるし、自害した貫一郎を見つけるところもやっぱり辛いけど、だいもんを抱きかかえるさきちゃんには萌えるし…ホントしんどみと萌えの振り幅が大きすぎて大変だったわ…。
あと序盤で道中手形を用意してあげるところもね!いいよね!!
貫一郎に「脱藩など許さんぞ!!」ってあんなに怒っていたのに、自分も切腹する覚悟でこっそり手形を用意してあげて、遠くから彼の無事を祈る姿がめちゃめちゃ泣けました…次郎右衛門~何ていい奴なんだ;;;;
貫一郎はなんだかんださ、惚れた女と結婚できたし自分がやりたいようにやって生きてたけど、次郎右衛門くんはずっと家のため、国のためと我慢を重ねた上に親友を死に追い込む業まで背負ってさ…何とか実のお母さんの前でだけは本音を吐き出せたのを見てホッとしたのも束の間、戦場で撃たれて退場…。
エッやっぱり辛すぎでは!?
さきちゃんの次郎右衛門、とても良かったけどやはりしんどみが過ぎるので、次作こそはだいもんと良好な関係を保ったまま終わって欲しいよ~!!結局今回もさきちゃんの片想いのまま死別しちゃってる感じだし!!
でもなぁ…ギャングだからなぁ…難しいだろうな~…(笑)
☆土方歳三@彩凪翔
かっっっっっこいい…!!!
いや、見目麗しいことは重々承知なれど、中身がまた滅茶苦茶かっこいい土方さんでした…!!
「鬼の副長」なんて二つ名?がついてしまっているせいか、土方歳三ってとにかく仲間に厳しくて怖いって描かれ方をされるイメージがありましたが、翔くんの土方さんは「副長って本来こうあるべきよな…」と納得できる人物像だったなぁと。
組織を統率するにあたって、先頭に立つリーダーの統率力は勿論重要だけど、後方から組織全体を見守るサブリーダーの観察力や気配りも凄く重要だと思うんですよ。
その点、「口では「めんどくせぇ」と言いながらも何事も面倒くさがらずやる人」というこの作品での土方像はとてもしっくりくるものがあったし、翔くんの力みのないお芝居がまた物凄くハマっていてめっちゃかっこ良かったです!!!
なんかこう、俯瞰的に物事を見ているお役を演じている翔くんが好きでして…かっこつけようとしていないくても、自然とにじみでる男前っぷりがいいんだなぁ(「誠の群像」の勝海舟とかとかとか)
貫一郎に金を取られた斎藤一に20両渡してあげるところ、すごく良かったなぁ…あのさり気ない切れ者っぷり。っか~たまらん!!
実に素晴らしい副長でございました!!ありがたや!!
☆斎藤一@朝美絢
最っ高っか…!!!!!!
「壬生義士伝」の斎藤一って、新選組時代はイキりヤンキー感(笑)が凄いと思うんですが、あーさ(朝美絢)は滅茶苦茶ハマってましたね~!!
「ひかりふる路」のサン・ジュストといい、顔は良いけどなんかちょっとやべー奴が本当にハマるんだよな…(褒めてます)
ただ斎藤一の場合、思春期の葛藤を抱えたままでいるというか、何のために生きているのかが分からない鬱屈を抱えているというか。出会ったばかりの貫一郎を「何か気に食わないから」ってだけでいきなり殺そうとするとか、完全にイキりヤンキーだよな…いや、刀で斬りかかる分その辺のヤンキーより何倍も物騒だけど。
そのせいか貫一郎との関係は、学園ドラマでよくある「学校一の問題児と先生」を見ているような感覚になったなぁ。狂犬系ヤンキーが、自分より器もでかければ実力もある先生に突っかかりながらも、段々と認めていく…みたいな。でもヤンキーだから態度はずっと反抗的なままだし、口では「あいつのことは大嫌いだった」とか言っちゃうっていう(笑)
剣の腕は超一流なのに、どこか反抗期の子供のような面のある斎藤一がどちゃくそツボでした!!
鳥羽伏見の戦いの際、自分が食べた握り飯が最後の一個で、貫一郎は食べていないと知った時の激昂シーンも凄く良かったなぁ。
あそこで怒るの理不尽すぎるんだけど(笑)、怒りながらも「お前は盛岡に帰れ」って言うのがね…もうグッときちゃうよね…!!良いお芝居を見せて頂きました…!!
殺陣もかっこ良かったな~!左手での殺陣は大変だったと思うけど、全くそんなことを感じさせないのはさすがですわ…。
あと歌唱力がまた上がったのでは?と今回感じました。お芝居じゃなくてショーの方でだったかもだけど。
あのビジュアルで、芝居心もあって、歌も歌えて…益々パワーアップしているあーさの輝きが見られてとても嬉しかったです!
☆沖田総司@永久輝せあ
あの美しいお顔で笑いながら「斬っちゃいましょうか?」って台詞は反則では!?
これが乙女ゲーだったら一斉に女子が釣れるところだ…(私もうっかり釣られそうだ…)とかそんなことを思わず考えてしまったよね!だって爽やかな笑顔で冷酷な面を見せる美剣士キャラってオタクが大好きなやつだものー!!!
しかもあの狂犬・斎藤一を「ハジメ君」って呼んで親しげな様子まで見せてくれちゃうんだからさ!そりゃー好きになっちゃうよね!!
というわけで(?)、ひとこちゃん(永久輝せあ)の沖田総司もとっても良かったです!!
ひとこちゃんのちょっと陰のある雰囲気がまた良くてな…天才剣士でありながら病魔には勝てなかった沖田の儚げなイメージと重なって、何とも良い味を出していたと思います。
かと思えば、永倉新八(真地佑果)や原田左之助(橘幸)としゃべってる時はお茶目で可愛いという…くっ、何て隙のない沖田総司なんだ!!
しかし本当に、顔面偏差値バリタカな新選組だなぁ…(笑)
☆谷三十郎@奏乃はると
面白すぎてずるい!!!!!!(笑)
剣の腕はさっぱりなのに、逃げ足の速さだけは天下一品。その上自分の不始末を部下に押し付けるという、上司には絶対したくないタイプの人間ですが、にわさん(奏乃はると)が演じると何かもう全然憎めない…!!www
油小路事件では殺される場面だというのに、味噌樽の蓋で応戦したり、敵には雑魚呼ばわりされてきょとんとしたりw
とてもコミカルなキャラクターだけど、変な笑いに走らないにわさんのお芝居がとても良かったです。
いや~でも身近にこういう人がいたら滅茶苦茶大変だろうな~…。
☆ひさ@梨花ますみ
なんかまだ組長って感じがしてならないのですが…(笑)
そんな感慨はともかく、とても良いお芝居で舞台を引き締めて下さったなぁと思います。
さきちゃん演じる次郎右衛門くんが何しろ辛い立場だったからさ、みとさん(梨花ますみ)が実の母として次郎右衛門くんを叱咤激励したり、慰めてあげたりする姿にホッとしました。
人前で泣けない次郎右衛門くんに「ここで泣いていけ!」と言うところは私の方が泣けましたわ…;;;;
さきちゃん主演の「ハリウッド・ゴシップ」にもご出演予定とのことなので、こちらでも素敵なお芝居が観られると嬉しいなぁ。
と、大分長くなってしまったので他に印象的だった方を箇条書きにて。
・あやな(綾凰華)の大野千秋は回想シーンが良かったな~!大野家は父も子も辛い役回りが多いけども、あやなの素直な演技が千秋の優しい性格をよく表現していたと思います。できれば嘉一郎とのエピソードをもっと見たかった。
・少女時代のみつを演じた彩みちるちゃんがとっても可愛い!!そして子供の演技がとっても上手!!小さい女の子に見えるよう、色々工夫しているのが感じられて凄く良かったです!!
・久城あす君の存在感が凄い(笑)話の展開上、よく分からないまま切腹させられてしまうという気の毒な役なんだけど、あの場面のあす君はとっても輝いていたよ…!ざんばら髪だったけれども!!
・りーしゃさん(透真かずき)の佐助も凄く良かった…下男という立場上、勝手なことはできないけど貫一郎のことも次郎右衛門のこともよく知っているからこそにじみ出てくる温かさがあって。佐助が次郎右衛門の側にいてくれて良かったなぁとしみじみ思いました。
他にも思いだしたら追記するかもしれません~。
とりあえず一旦ここまでで!
2019年7月30日
雪組「壬生義士伝」全体感想
2019年7月28日、雪組「壬生義士伝/Music Revolution!」のマイ初日観劇をして参りました。
正~~~直に申しあげれば手放しに「最高!!」と言える作品ではなかったのですが、雪組自体は最高オブ最高でした!!!!!雪組大好きだ~!!!ウワ~!!!!
というわけでまずは「壬生義士伝」の感想を書いておこうと思います。
原作は観劇後に読もうと思い未読。予習として2004年の映画版は見てから臨みました。
というわけであらすじは知っているものの、多分色々アレンジされてるんだろうなぁ…とは思ってはおりました。
おりました、が…!!
ダーイシ(石田昌也先生)の演出と趣味が合わねぇ~~~~!!!!!
てのが最後まで引っかかってしまい、残念ながら「お芝居を120%楽しめた!」とはならなかった感じです、ハハハ…。
その最大の原因は冒頭の鹿鳴館の場面と、鹿鳴館チームの使い方。アレ…もうちょっと上手くやれなかったんかなー…と。
映画でも「明治時代→幕末の回想→明治時代→幕末の回想」と時代を行ったり来たりする話の流れだったので、まず明治の時代から話を始めるのは分かります。舞台を大野医院から鹿鳴館に変えたのも、宝塚らしい華やかさを出したかったのかなと考えると分からないでもない。
でも国粋主義の暴漢がいきなり鹿鳴館を襲うとか出だしからとってつけた感満載だし、芸者さんや女学生のダンスレッスンも「出番が少ない娘役たちの見せ場を作るための芝居」感が凄いし、何よりひめさん(舞咲りん)演じるビショップ夫人のキャラクター造形があまりに雑で…。私も詳しくはないけど、実際のビショップ夫人は絶対あんな人じゃないだろうなと気になって仕方なかったです。しゃべり方とか「昔の漫画か!?」って感じだし、「乾杯の歌」は良かったけど作品に合ってるかといえば謎だし、そもそもビショップ夫人って歌手でもダンス講師でもないし。
いっそ実在する人物の名前じゃなくて、適当な架空のキャラクターを宛がっておけばこんなにモヤモヤすることもなかったのにな~!?何でビショップ夫人にしたんだ石田先生~!?
あと折角専科からカチャ(凪七瑠海)を呼んだのに、舞台を横切らせているだけなのあまりに使い方が下手では…!?
映画のように斎藤一を幕末と明治で交互に出し続けるのは難しいから、明治パートでは斎藤の代わりに松本良順を配置したのはなるほど、と思ったのだけど…いくらストーリーテラーだとしても、場面転換の時に舞台を横切ってしゃべるだけってどーなの!?この「歩いてしゃべるだけ」って場面が何回も出てくるので、その度にお芝居の流れが一旦途切れてしまう印象も受けました。もう少し工夫が欲しかったなぁ…。
ついでに近藤勇との繋がりから松本良順を出すことにしたのなら、少しだけでも幕末の場面にカチャも出せばよかったのに。うーん勿体ない。
(ただ、明治パートを鹿鳴館の時代にしたことで、警官姿の斎藤一ことあーさ(朝美絢)が観られたことには心から感謝してます、先生!!)
他にも、登場人物の関係を台詞だけの説明にしちゃってるのが勿体ないなぁと。まぁこれは長い原作をミュージカルにする以上、ある程度は仕方ないことではあるんですが~!
気になったのは、序盤の盛岡での人物関係が分かりにくいところと、後半のみよが登場する辺りかな。特にみよ…きいちゃん(真彩希帆)の出番を増やすために作った場面というのは分かるんですけどね、しづとみよってWヒロインみたいな関係じゃないですか。それを一人の人間が演じるって、予備知識なく観ると混乱の元なのではないかなーって…。
せめて貫一郎とみよが初めて出会った時の場面くらいあっても良かったのでは…?貫一郎が初めて店に訪れた際に、みよをしづと見間違えたとか。それがあれば、みよが出てきた時の「何か急にしづが綺麗になって出てきたぞ?」感も薄れると思うんだけどなぁ。いや尺が足りないんだろうけどね、分かる、分かるけどやっぱりさ~!!
そういえば二人のお見合いの場面も謎だったな…縣くんの池波六三郎はまぁ新選組隊士だからまだいいとして、ひまりちゃんの女中は何であそこにいたんだろ??
それともう一点気になったのは、貫一郎の武士としての「義」が少し分かりづらく感じたこと。
脱藩して新選組に入り、家族に仕送りするため人を斬っていたというのは分かるし、何より家族を大切に思っていたことは全編を通じてとてもよく描かれていたのだけど、武士としての誇りについてはあまり描かれていなかったような…?
なので、鳥羽伏見の戦いの時に「義のため」と勝ち目のない戦場に駆け出すのはちょっと唐突に見えたなぁ…いや、一応幕臣に取り立てられてはいるし、世話になった新選組にも恩義はあるだろうし、筋は通ってるんですけどね。ウーン。どう見ても家族>>>新選組って感じだったじゃん??
お芝居の流れ的には、たとえ卑怯者と罵られても新選組を捨て、家族のために生き抜く道を選んでもおかしく感じなかった気がする。そうなると話が全然違っちゃうけども(笑)
この辺はもう一度観ればまた感じ方も変わるかなぁ…どうだろう。
と、ここまでつい残念ポイントばかり書いてしまったので超今更感はありますが、全体的にはとても良いお芝居だったと思います!ほんとにほんとに!!
だいもん(望海風斗)のお芝居には毎度のことながら心というか魂が揺さぶられるし、二役を演じたきいちゃんは対照的な女性をきっちり演じ分けていてさすがでした。そして「ファントム」でも堪え忍びまくったさきちゃん(彩風咲奈)は今回もまた辛い役どころを堂々と演じていたし、新選組の面々もとても良かった!(この辺は改めてキャスト別感想を書こうと思います)
先に映画を見て展開を知っている分ね、貫一郎の旅立ちの場面なんかもう辛くて…道中手形を用意してあげても、直接見送りはできない次郎右衛門とかね。あの舞台での位置関係も凄く良いね…何とも切ない。
しづや子供たちとの別れも切ないんだけど、その後の「石を割って咲く桜」がもう最オブ高…制作発表の時から何て美しくて切ない曲だろうと涙腺刺激されてましたけど、あの場面で歌われるとホント切なさとしんどみ大爆発ですよ。だいきほの歌声がまたす~~~ごく美しくてさぁ…沁みるのなんの!!そりゃもう涙腺も崩壊しますよね…;;;
かと思えば、新選組の場面ではワチャワチャ感がすごく可愛かったりね!!辛い場面も多いけど(おにぎりとかおにぎりとかおにぎりとかさ…)ほっこりする場面もあって、話が重くなり過ぎなかったのは良かったと思います。
終わり方も良かったなぁ。
物語としては貫一郎としづって再会が叶わず二人とも亡くなってしまうわけだけど、宝塚のお約束として最後にだいきほがまた舞台に表れて、他の登場人物たちもどんどん集まって華やかに終わるのがありがたかったです。
悲しい最期を迎えたけど、貫一郎はここに集まった人たち皆に愛されてるんだなぁ…って雰囲気が温かくてね、とても素敵なラストシーンでした。
「いくら和物の雪組とはいえ新選組ものやりすぎでは!?」とか、「だいもん毎回毎回死にすぎでは!?」とか、突っ込みどころはまぁ色々ありますが(笑)
だいもんを筆頭に、今の雪組のレベルの高さを改めて実感できるお芝居でもありました。
あと何回か観に行く予定なので、より深く壬生義士伝の世界を楽しみたいなと思っております。
正~~~直に申しあげれば手放しに「最高!!」と言える作品ではなかったのですが、雪組自体は最高オブ最高でした!!!!!雪組大好きだ~!!!ウワ~!!!!
というわけでまずは「壬生義士伝」の感想を書いておこうと思います。
原作は観劇後に読もうと思い未読。予習として2004年の映画版は見てから臨みました。
というわけであらすじは知っているものの、多分色々アレンジされてるんだろうなぁ…とは思ってはおりました。
おりました、が…!!
ダーイシ(石田昌也先生)の演出と趣味が合わねぇ~~~~!!!!!
てのが最後まで引っかかってしまい、残念ながら「お芝居を120%楽しめた!」とはならなかった感じです、ハハハ…。
その最大の原因は冒頭の鹿鳴館の場面と、鹿鳴館チームの使い方。アレ…もうちょっと上手くやれなかったんかなー…と。
映画でも「明治時代→幕末の回想→明治時代→幕末の回想」と時代を行ったり来たりする話の流れだったので、まず明治の時代から話を始めるのは分かります。舞台を大野医院から鹿鳴館に変えたのも、宝塚らしい華やかさを出したかったのかなと考えると分からないでもない。
でも国粋主義の暴漢がいきなり鹿鳴館を襲うとか出だしからとってつけた感満載だし、芸者さんや女学生のダンスレッスンも「出番が少ない娘役たちの見せ場を作るための芝居」感が凄いし、何よりひめさん(舞咲りん)演じるビショップ夫人のキャラクター造形があまりに雑で…。私も詳しくはないけど、実際のビショップ夫人は絶対あんな人じゃないだろうなと気になって仕方なかったです。しゃべり方とか「昔の漫画か!?」って感じだし、「乾杯の歌」は良かったけど作品に合ってるかといえば謎だし、そもそもビショップ夫人って歌手でもダンス講師でもないし。
いっそ実在する人物の名前じゃなくて、適当な架空のキャラクターを宛がっておけばこんなにモヤモヤすることもなかったのにな~!?何でビショップ夫人にしたんだ石田先生~!?
あと折角専科からカチャ(凪七瑠海)を呼んだのに、舞台を横切らせているだけなのあまりに使い方が下手では…!?
映画のように斎藤一を幕末と明治で交互に出し続けるのは難しいから、明治パートでは斎藤の代わりに松本良順を配置したのはなるほど、と思ったのだけど…いくらストーリーテラーだとしても、場面転換の時に舞台を横切ってしゃべるだけってどーなの!?この「歩いてしゃべるだけ」って場面が何回も出てくるので、その度にお芝居の流れが一旦途切れてしまう印象も受けました。もう少し工夫が欲しかったなぁ…。
ついでに近藤勇との繋がりから松本良順を出すことにしたのなら、少しだけでも幕末の場面にカチャも出せばよかったのに。うーん勿体ない。
(ただ、明治パートを鹿鳴館の時代にしたことで、警官姿の斎藤一ことあーさ(朝美絢)が観られたことには心から感謝してます、先生!!)
他にも、登場人物の関係を台詞だけの説明にしちゃってるのが勿体ないなぁと。まぁこれは長い原作をミュージカルにする以上、ある程度は仕方ないことではあるんですが~!
気になったのは、序盤の盛岡での人物関係が分かりにくいところと、後半のみよが登場する辺りかな。特にみよ…きいちゃん(真彩希帆)の出番を増やすために作った場面というのは分かるんですけどね、しづとみよってWヒロインみたいな関係じゃないですか。それを一人の人間が演じるって、予備知識なく観ると混乱の元なのではないかなーって…。
せめて貫一郎とみよが初めて出会った時の場面くらいあっても良かったのでは…?貫一郎が初めて店に訪れた際に、みよをしづと見間違えたとか。それがあれば、みよが出てきた時の「何か急にしづが綺麗になって出てきたぞ?」感も薄れると思うんだけどなぁ。いや尺が足りないんだろうけどね、分かる、分かるけどやっぱりさ~!!
そういえば二人のお見合いの場面も謎だったな…縣くんの池波六三郎はまぁ新選組隊士だからまだいいとして、ひまりちゃんの女中は何であそこにいたんだろ??
それともう一点気になったのは、貫一郎の武士としての「義」が少し分かりづらく感じたこと。
脱藩して新選組に入り、家族に仕送りするため人を斬っていたというのは分かるし、何より家族を大切に思っていたことは全編を通じてとてもよく描かれていたのだけど、武士としての誇りについてはあまり描かれていなかったような…?
なので、鳥羽伏見の戦いの時に「義のため」と勝ち目のない戦場に駆け出すのはちょっと唐突に見えたなぁ…いや、一応幕臣に取り立てられてはいるし、世話になった新選組にも恩義はあるだろうし、筋は通ってるんですけどね。ウーン。どう見ても家族>>>新選組って感じだったじゃん??
お芝居の流れ的には、たとえ卑怯者と罵られても新選組を捨て、家族のために生き抜く道を選んでもおかしく感じなかった気がする。そうなると話が全然違っちゃうけども(笑)
この辺はもう一度観ればまた感じ方も変わるかなぁ…どうだろう。
と、ここまでつい残念ポイントばかり書いてしまったので超今更感はありますが、全体的にはとても良いお芝居だったと思います!ほんとにほんとに!!
だいもん(望海風斗)のお芝居には毎度のことながら心というか魂が揺さぶられるし、二役を演じたきいちゃんは対照的な女性をきっちり演じ分けていてさすがでした。そして「ファントム」でも堪え忍びまくったさきちゃん(彩風咲奈)は今回もまた辛い役どころを堂々と演じていたし、新選組の面々もとても良かった!(この辺は改めてキャスト別感想を書こうと思います)
先に映画を見て展開を知っている分ね、貫一郎の旅立ちの場面なんかもう辛くて…道中手形を用意してあげても、直接見送りはできない次郎右衛門とかね。あの舞台での位置関係も凄く良いね…何とも切ない。
しづや子供たちとの別れも切ないんだけど、その後の「石を割って咲く桜」がもう最オブ高…制作発表の時から何て美しくて切ない曲だろうと涙腺刺激されてましたけど、あの場面で歌われるとホント切なさとしんどみ大爆発ですよ。だいきほの歌声がまたす~~~ごく美しくてさぁ…沁みるのなんの!!そりゃもう涙腺も崩壊しますよね…;;;
かと思えば、新選組の場面ではワチャワチャ感がすごく可愛かったりね!!辛い場面も多いけど(おにぎりとかおにぎりとかおにぎりとかさ…)ほっこりする場面もあって、話が重くなり過ぎなかったのは良かったと思います。
終わり方も良かったなぁ。
物語としては貫一郎としづって再会が叶わず二人とも亡くなってしまうわけだけど、宝塚のお約束として最後にだいきほがまた舞台に表れて、他の登場人物たちもどんどん集まって華やかに終わるのがありがたかったです。
悲しい最期を迎えたけど、貫一郎はここに集まった人たち皆に愛されてるんだなぁ…って雰囲気が温かくてね、とても素敵なラストシーンでした。
「いくら和物の雪組とはいえ新選組ものやりすぎでは!?」とか、「だいもん毎回毎回死にすぎでは!?」とか、突っ込みどころはまぁ色々ありますが(笑)
だいもんを筆頭に、今の雪組のレベルの高さを改めて実感できるお芝居でもありました。
あと何回か観に行く予定なので、より深く壬生義士伝の世界を楽しみたいなと思っております。
2019年7月21日
東宝版エリザベートを観てきたので、宝塚版と比べてみた
感想は書かなくてもいいかな~と思ってましたが、たまにしか観られない作品ですし観劇記念兼備忘録として書いておこうかと。
ってことで、2019年7月15日に帝国劇場にて「エリザベート」を観劇してきましたよ!
私が観た配役は下記の通り。
エリザベート:愛希れいか
トート:古川雄大
ルキーニ:山崎育三郎
フランツ:田代万里生
ゾフィー:涼風真世
ルドルフ:三浦涼介
少年ルドルフ:陣慶昭
ちなみに宝塚版エリザは18年月組版をライビュで、16年宙組と14年花組は劇場で観劇。それ以前の公演も映像でちょこちょこ見ています。
東宝版エリザは15年に花總・城田版を観劇。
(あと全然覚えてませんが、10年に山口祐一郎トートを見ているのでそれがエリザ初観劇です。が、シシィが朝海さんだったか瀬奈さんだったかも覚えてないくらい記憶に残っていない…)
てことで東宝版を観るのは4年ぶり。しかもその間に宝塚版の映像を何回も観ているので、久しぶりの東宝版は色々衝撃でした。
何ていうか…全体的に生々しいよね、東宝版は!びっくり!!
宝塚版のふんわりオブラート表現と様式美に慣れていたので、あらゆる場面で「え、マジで!?」と不意打ちをくらうっていう。
あと音楽もね、同じ曲でも宝塚版とはメロディーが変わっていたり追加されていたりするので聞いてて「知ってるメロディーと違う…」となることもしばしば。
知っているようで全然知らないエリザベートだったなぁと観終えた時に感じました。
以下、覚えている範囲で宝塚版と東宝版の違いを箇条書きにて。
☆第一幕
・冒頭(とラストシーンでも)ルキーニが首に縄をかけた状態で登場、実際のルキーニが刑務所内で首吊り自殺したエピソードが強調されているのかな?逆にヅカルキーニおなじみの、手錠を引きちぎって「エリザベート!」と叫ぶ始まり方は無し。
・「パパみたいに」の場面でマックスパパがシシィの目を盗んで家庭教師と浮気してる!シシィが「パパみたいになりたい」と歌ってるのを聞いても「いや、こうはならない方がいいって…」と心の中で突っ込んでしまった(笑)
・トート閣下がシシィを見初める場面、二人の立ち位置が結構離れているので一目ぼれしたって印象が薄い…宝塚版だと閣下があからさまに「ハッ!この娘めっちゃ可愛い!!好き!!」て表情をするし、動きやちょっとした仕草で「恋に落ちた黄泉の帝王」を印象付けられるんだな。東宝版でも「愛と死の輪舞」は歌うんだけど、恋愛的にシシィに惹かれたって印象は薄かったです。
・バートイシュルのお見合いシーンで、雲隠れしたマックスパパの代理でシシィが参加したことになってる。パパ堂々とさぼりかよ!やっぱこのパパみたいにはならん方がいいよ、シシィ!!
・お見合い中に落ちて転がるのは果物ではなくヘレネのでっかい髪飾りで、拾ったシシィが付け直そうとしてあげる(可愛い)
・フランツがシシィを選んだことで、ヘレネが「3年間の花嫁修業がパァ!?」と嘆く台詞がある。そうだよな~ヘレネには気の毒すぎるもんなこれ…。
・フランツがシシィにプロポーズして歌う場面で、シシィが「自由に生きたい」アピールをするのに対し、フランツが「皇帝にも皇后にも自由はないから!ホント自由とかないから!!そこはホント覚悟して!!」と滅茶苦茶念押ししてたw東宝版はこの「自由を求めるシシィ」がより強調されてますね。
・フランツとシシィの結婚式の場面で閣下が目立たない(笑)ってかどこにいたんだ??
・「最後のダンス」後におびえるシシィを伴ってフランツが袖に消えると、ルキーニが「エリザベートは皇后の務めを果たしたのか?」とあからさまに性行為を臭わすように言うのでドキリとするんだけど。新婚翌朝にゾフィーがやって来るところで、ベッドの布団をめくってシーツが真っ白なことを見せつけるのにさらにヒェ~!てなりました。宝塚では絶対にない演出だな(笑)
・フランツがゾフィーの肩を持つので絶望するシシィ、宝塚版ではこの時にナイフで自殺しようとして思いとどまるけど、東宝版ではそもそも自殺しようとしない。これは大きな違いですよね~!「私だけに」を歌い終えたシシィは失神しないし、閣下も登場しないし、当然シシィのナイフを拾って持ち帰りもしない。
これ、宝塚版はシシィが心のどこかで「死=トート」に惹かれていることを表しているのかな?フランツが自分より母を選んだことで、自分も死を選ぼうかと思うけど「私は誰のものでもないわ」と気付いて自我に目覚める、みたいな。でも死を選択肢に入れたことで、閣下も「シシィは心のどこかで俺(死)を求めている…!もうちょっと待ってみよう!!」と希望を持つ、みたいな(笑)
ここも、宝塚版はトートとシシィの恋愛要素を盛り上げるための演出だったんでしょうね。
・フランツとシシィがハンガリーを訪問する場面、エルマーが銃で二人を暗殺しようとしててびっくりした!宝塚版だとエルマー・シュテファン・ジュラってサンコイチで三色旗を振ってたな…くらいでそこまで大きな違いがないイメージなんですけど、東宝版はエルマーがすごく目立つし重要な役どころなんですね。まぁ暗殺は当然失敗するんだけど、騒ぎになったところでシシィが三色旗ドレスを披露→ハンガリーの民衆が湧き立つという流れは変わらず。その後、閣下はエルマーたちをウィーンへ行くよう促すというよりは逃がすのを手伝ってあげる感じだったかな。あ、あとシシィの長女ゾフィーがハンガリー訪問中に死んでしまい、「娘を奪ったわね!」とシシィがトートを責める描写が入ってました。ウーン、やっぱり恋愛関係にはなりそうにない二人だ…。
・ゾフィーが子ルドを厳しくしつけている場面が足されており、ルドルフの可哀想度が上がっている。
・安らぎを求めてシシィの部屋を訪れたフランツに、シシィが「お母さまか私か、どちらか選んで!」と言って追い返した後。宝塚版だとクローゼットから閣下が現れるけど、東宝版はシシィの座っている椅子の後ろからニョッと出てきてびっくりした(笑)で、まぁシシィに迫って断られた後の閣下なんですけど、宝塚版はお行儀よくわざわざ扉から出て、なんとも切なげな表情をしますよね。それも東宝版はなし。シシィに断られた閣下は部屋のろうそくを吹き消して、そのまま舞台が暗転、次の場面に行くという流れ。ウーン、やっぱり恋愛関係にはなりそうにな(ry
・ミルクの場面、民衆を扇動するのはトート閣下ではなくルキーニ。この辺りから「ルキーニってシシィを心底軽蔑してるんだな」ていうのがだいぶ表に出てきたと思う。
☆第二幕
・「キッチュ」でルキーニが写真を撮らない!鳩も出ない!!(笑)カメラがないことで、この後のマダム・ヴァルフの場面も変わってきます。
「キッチュ」の歌詞もかなり違っていて、フランツがハンガリー国王になること、皇帝夫婦の仲の良さなどを皮肉たっぷりにあげつらったかと思えば「本当のエリザベートはかなりのエゴイストだし、子供の養育権をゾフィーから奪い返したのに育児放棄しているし、スイスの銀行に隠し口座を作ってる」と辛らつに批判する内容。「おとぎ話じゃないぜ」という歌詞もあって、やはりドキッとしますな東宝版。
・子ルドの「ママ、どこなの?」の後、宝塚版はゾフィーと重臣たちの企み→マダム・ヴォルフのコレクションって流れになるけど、東宝版は先に精神病院訪問の場面になる。これは宝塚版の方が流れが分かりやすいのでは?という印象。
・「マダム・ヴォルフのコレクション」でマデレーネは黒天使ではなく、普通の人間の娼婦。つまり閣下の差し金ではないということで、じゃあ何故彼女が選ばれたかといえば職業病(梅毒)を患ってるからっていう…おい待て正気か!?ってツッコミ入れたくなっちゃうよね!そりゃシシィが性病に感染すればフランツの浮気が分かるだろうけど、当時まだ治療法は確立されてないはずだから下手したらフランツも死ぬリスクがあるのでは??あとマデレーネの衣装が貞操帯を模してたのもどぎつかったなぁ…。
・運動中に倒れるシシィの原因が、過激なダイエットのせいではなく性病に感染したからという理由になってます。で、そこでフランツの裏切りを知るという。閣下がドクトルゼーブルガーとして現れるのは同じだけど、「死ねばいい!」の台詞がないのでなんか物足りない(笑)
・シシィが旅に出てしまい、フランツはとうとうゾフィーとの決別を宣言。ゾフィーは息子が自分から離れることを嘆き、私情を捨て、厳しくあらねばこの国は滅びると憂いながら死んでいくという…ゾフィーが亡くなる時にソロ曲があるのはいいなぁ。
・旅先でコルフ島を訪れたシシィが、憧れている詩人ハイネに倣って詩を書こうとするとマックスパパの思い出が蘇ってくる…という場面がある。で、「パパみたいになれなかった」と寂しそうに歌うんだけど、東宝版のパパは自由人というよりだらしない印象だし、シシィも超エゴイストなので…ウン。憧れる対象を間違えたんじゃないかなって気持ち…。
・青年ルドルフがフランツと対立する辺りでは、かなり政治的な皮肉が込められている印象。ルキーニがヒトラー風の衣装になり、巨大なハーケンクロイツの旗がバッと舞台に広げられたのにはギョッとした。この時代のドイツ頼みの外交や反ユダヤ主義の台頭が、後のアドルフ・ヒトラーを生んだというハプスブルク家への批判を表しているのかな…ぼんやり生きてる日本人の私でもギョッとしたのだから、ウィーンでこの演出があったら物凄いインパクトがあることでしょうね。良いか悪いかは別として。
・ルドルフの妄想戴冠式で王冠を授かる場面にシシィが出てこなかったような…。
・ルドルフが絶望して自殺するマイヤーリンクの場面、東宝版は先に閣下にキスされてから銃を撃つんですね!?この違いはめっちゃ興奮した!!(笑)なんだろう…先にキスをすることで、「死(トート)に導かれるまま命を失ったルドルフ」って印象が強まった感じ。宝塚版は先に自決してからのキスだから、死神が魂を回収するためのキスってイメージもあるんですよ。東宝版の方がより退廃的で、ゾクッとする演出でした。
・2回目の「キッチュ」もルキーニのシシィ批判は痛烈。実際のエリザベートの写真?絵画?をスクリーンに映し出しながら歌うんだけど、息子を失って悲しみに暮れる皇帝夫婦の姿を「騙されるな、不幸を切り売りするしたたかな奴だ」と批判するっていう。シシィのグッズを持って登場するのは宝塚版と同じなんだけどね、宝塚版は「人は知らない悲しみを抑えた微笑みを」って歌詞でシシィに同情してるようにも感じられたからさ!東宝版ルキーニは明確な悪意をシシィに抱いてるのが強く伝わってちょっと怖かったし、それによって作品全体の印象も変わりましたね。
・「夜のボート」でシシィと別れた後にフランツが「悪夢(フランツの親族である王侯貴族が次々不幸な死に方をするオペラで、それを指揮しているのがトート閣下という内容)」を見る場面があり、ルキーニはそこでトートから凶器のヤスリを受け取る。宝塚版の「最終弁論」に当たる場面だけど内容が全然違うし、なんか…東宝版のフランツめっちゃ気の毒だなって思いました(笑)
・ラストシーンでルキーニに刺されたシシィは自ら黒いドレスを脱ぎ、白いシンプルなドレス姿に。そこへ閣下が歩み寄ってキスをして二人は黄泉の世界へ…て流れかとは思うんだけど。東宝版では棺のような装飾の壁にシシィが寄りかかって眠り、それを閣下が側で見守っているだけなので、やっぱり死んで2人が結ばれるっていう印象は薄いな~。あとシシィのすぐ側で首吊りのロープをひっかけたルキーニがやっぱり死んで倒れてます。最後までディープインパクトだぜルキーニ…。
と、セットリストを横目に思い出せる範囲で違いを書き出してみたら結構あった!
一つ一つは細かい違いだったりするけど、それが積み重なることで作品全体の印象やテーマも大きく違っているんだなと感じました。
宝塚版は主人公がトートという独立したキャラクター。死という概念を擬人化したキャラクターが、シシィを手に入れるために様々な画策を図ったことでハプスブルク家は滅亡という悲劇的結末を迎える。でも、トートは最後の最後でシシィの愛を手に入れて二人は結ばれるので、ハッピーとは言わないまでもメリーバッドエンドって感じ。そこへ至るまでのトート閣下の心の機微(フランツへの嫉妬心や、シシィに拒否された時の落胆など)も随所で描かれるので、恋愛物語として分かりやすい構成になっていると思います。
東宝版の主人公はシシィ…なんだけど、彼女も主要登場人物に過ぎず、本当の主人公はルキーニなのでは?と思いました。というのも、狂言回しであるルキーニ自体の主義主張がかなり物語に反映されていると感じたから。宝塚版のルキーニはあくまでストーリーテラーにすぎず、トート閣下の手駒の一人という印象もありました。それに対し、東宝版は全てがルキーニの妄想であり、暗殺者ルキーニの目から見たエリザベートの一生を劇中劇として見せられているのでは?なんて考えちゃいましたね。
Wikiを見ただけだけど、実在のルキーニはシシィ暗殺の理由として「エリザベートを狙ったのはたまたまで、王侯であれば誰でも良かった」と言ってるそうだし。自己顕示欲が激しく、特権階級である王侯を憎んでいたルキーニが、自分の行い(暗殺)を正当化するために「エリザベートは殺されても仕方のない人間だ」と地獄の裁判官に語る物語に見えた。死(トート)に愛されたというエピソードもある種の呪い(次々と不幸が襲う)として描かれている印象だったし、それに加えて彼女の自分本位な行動によってハプスブルク家は滅亡したっていうね。それが東宝版の「エリザベート」なのかもしれない。
カフェブレイクだったかな…月城かなと君がルキーニを演じる時に、「『エリザベート』というお話自体がルキーニの妄想かもしれないことを念頭に置いて演じて」というようなことを小池先生に言われたとお話しされてたんですけど。今まで宝塚版を見ていてそう感じたことはなかったので「そういう見方もあるのか」と印象に残ったんですが、東宝版はまさにそんな感じでしたね。
というわけでルキーニが何故エリザベートを殺したかという点については滅茶苦茶分かりやすい東宝版でした(笑)
あと全体的に表現がリアルで下品なのも、暗殺者ルキーニ視点だからだと考えると納得。
ついでに東宝版はフランツよりルキーニの方が役としての格も上だし。それも納得だな~。
好みで言えば宝塚版の方が好きかなと思いましたが、東宝版を観て作品の理解度は上がったように思います。
やっぱり「エリザベート」は名作だし、この先も機会があれば(というかチケットにご縁があれば)見続けたい作品だな~大好き!!
ってことで、2019年7月15日に帝国劇場にて「エリザベート」を観劇してきましたよ!
私が観た配役は下記の通り。
エリザベート:愛希れいか
トート:古川雄大
ルキーニ:山崎育三郎
フランツ:田代万里生
ゾフィー:涼風真世
ルドルフ:三浦涼介
少年ルドルフ:陣慶昭
ちなみに宝塚版エリザは18年月組版をライビュで、16年宙組と14年花組は劇場で観劇。それ以前の公演も映像でちょこちょこ見ています。
東宝版エリザは15年に花總・城田版を観劇。
(あと全然覚えてませんが、10年に山口祐一郎トートを見ているのでそれがエリザ初観劇です。が、シシィが朝海さんだったか瀬奈さんだったかも覚えてないくらい記憶に残っていない…)
てことで東宝版を観るのは4年ぶり。しかもその間に宝塚版の映像を何回も観ているので、久しぶりの東宝版は色々衝撃でした。
何ていうか…全体的に生々しいよね、東宝版は!びっくり!!
宝塚版のふんわりオブラート表現と様式美に慣れていたので、あらゆる場面で「え、マジで!?」と不意打ちをくらうっていう。
あと音楽もね、同じ曲でも宝塚版とはメロディーが変わっていたり追加されていたりするので聞いてて「知ってるメロディーと違う…」となることもしばしば。
知っているようで全然知らないエリザベートだったなぁと観終えた時に感じました。
以下、覚えている範囲で宝塚版と東宝版の違いを箇条書きにて。
☆第一幕
・冒頭(とラストシーンでも)ルキーニが首に縄をかけた状態で登場、実際のルキーニが刑務所内で首吊り自殺したエピソードが強調されているのかな?逆にヅカルキーニおなじみの、手錠を引きちぎって「エリザベート!」と叫ぶ始まり方は無し。
・「パパみたいに」の場面でマックスパパがシシィの目を盗んで家庭教師と浮気してる!シシィが「パパみたいになりたい」と歌ってるのを聞いても「いや、こうはならない方がいいって…」と心の中で突っ込んでしまった(笑)
・トート閣下がシシィを見初める場面、二人の立ち位置が結構離れているので一目ぼれしたって印象が薄い…宝塚版だと閣下があからさまに「ハッ!この娘めっちゃ可愛い!!好き!!」て表情をするし、動きやちょっとした仕草で「恋に落ちた黄泉の帝王」を印象付けられるんだな。東宝版でも「愛と死の輪舞」は歌うんだけど、恋愛的にシシィに惹かれたって印象は薄かったです。
・バートイシュルのお見合いシーンで、雲隠れしたマックスパパの代理でシシィが参加したことになってる。パパ堂々とさぼりかよ!やっぱこのパパみたいにはならん方がいいよ、シシィ!!
・お見合い中に落ちて転がるのは果物ではなくヘレネのでっかい髪飾りで、拾ったシシィが付け直そうとしてあげる(可愛い)
・フランツがシシィを選んだことで、ヘレネが「3年間の花嫁修業がパァ!?」と嘆く台詞がある。そうだよな~ヘレネには気の毒すぎるもんなこれ…。
・フランツがシシィにプロポーズして歌う場面で、シシィが「自由に生きたい」アピールをするのに対し、フランツが「皇帝にも皇后にも自由はないから!ホント自由とかないから!!そこはホント覚悟して!!」と滅茶苦茶念押ししてたw東宝版はこの「自由を求めるシシィ」がより強調されてますね。
・フランツとシシィの結婚式の場面で閣下が目立たない(笑)ってかどこにいたんだ??
・「最後のダンス」後におびえるシシィを伴ってフランツが袖に消えると、ルキーニが「エリザベートは皇后の務めを果たしたのか?」とあからさまに性行為を臭わすように言うのでドキリとするんだけど。新婚翌朝にゾフィーがやって来るところで、ベッドの布団をめくってシーツが真っ白なことを見せつけるのにさらにヒェ~!てなりました。宝塚では絶対にない演出だな(笑)
・フランツがゾフィーの肩を持つので絶望するシシィ、宝塚版ではこの時にナイフで自殺しようとして思いとどまるけど、東宝版ではそもそも自殺しようとしない。これは大きな違いですよね~!「私だけに」を歌い終えたシシィは失神しないし、閣下も登場しないし、当然シシィのナイフを拾って持ち帰りもしない。
これ、宝塚版はシシィが心のどこかで「死=トート」に惹かれていることを表しているのかな?フランツが自分より母を選んだことで、自分も死を選ぼうかと思うけど「私は誰のものでもないわ」と気付いて自我に目覚める、みたいな。でも死を選択肢に入れたことで、閣下も「シシィは心のどこかで俺(死)を求めている…!もうちょっと待ってみよう!!」と希望を持つ、みたいな(笑)
ここも、宝塚版はトートとシシィの恋愛要素を盛り上げるための演出だったんでしょうね。
・フランツとシシィがハンガリーを訪問する場面、エルマーが銃で二人を暗殺しようとしててびっくりした!宝塚版だとエルマー・シュテファン・ジュラってサンコイチで三色旗を振ってたな…くらいでそこまで大きな違いがないイメージなんですけど、東宝版はエルマーがすごく目立つし重要な役どころなんですね。まぁ暗殺は当然失敗するんだけど、騒ぎになったところでシシィが三色旗ドレスを披露→ハンガリーの民衆が湧き立つという流れは変わらず。その後、閣下はエルマーたちをウィーンへ行くよう促すというよりは逃がすのを手伝ってあげる感じだったかな。あ、あとシシィの長女ゾフィーがハンガリー訪問中に死んでしまい、「娘を奪ったわね!」とシシィがトートを責める描写が入ってました。ウーン、やっぱり恋愛関係にはなりそうにない二人だ…。
・ゾフィーが子ルドを厳しくしつけている場面が足されており、ルドルフの可哀想度が上がっている。
・安らぎを求めてシシィの部屋を訪れたフランツに、シシィが「お母さまか私か、どちらか選んで!」と言って追い返した後。宝塚版だとクローゼットから閣下が現れるけど、東宝版はシシィの座っている椅子の後ろからニョッと出てきてびっくりした(笑)で、まぁシシィに迫って断られた後の閣下なんですけど、宝塚版はお行儀よくわざわざ扉から出て、なんとも切なげな表情をしますよね。それも東宝版はなし。シシィに断られた閣下は部屋のろうそくを吹き消して、そのまま舞台が暗転、次の場面に行くという流れ。ウーン、やっぱり恋愛関係にはなりそうにな(ry
・ミルクの場面、民衆を扇動するのはトート閣下ではなくルキーニ。この辺りから「ルキーニってシシィを心底軽蔑してるんだな」ていうのがだいぶ表に出てきたと思う。
☆第二幕
・「キッチュ」でルキーニが写真を撮らない!鳩も出ない!!(笑)カメラがないことで、この後のマダム・ヴァルフの場面も変わってきます。
「キッチュ」の歌詞もかなり違っていて、フランツがハンガリー国王になること、皇帝夫婦の仲の良さなどを皮肉たっぷりにあげつらったかと思えば「本当のエリザベートはかなりのエゴイストだし、子供の養育権をゾフィーから奪い返したのに育児放棄しているし、スイスの銀行に隠し口座を作ってる」と辛らつに批判する内容。「おとぎ話じゃないぜ」という歌詞もあって、やはりドキッとしますな東宝版。
・子ルドの「ママ、どこなの?」の後、宝塚版はゾフィーと重臣たちの企み→マダム・ヴォルフのコレクションって流れになるけど、東宝版は先に精神病院訪問の場面になる。これは宝塚版の方が流れが分かりやすいのでは?という印象。
・「マダム・ヴォルフのコレクション」でマデレーネは黒天使ではなく、普通の人間の娼婦。つまり閣下の差し金ではないということで、じゃあ何故彼女が選ばれたかといえば職業病(梅毒)を患ってるからっていう…おい待て正気か!?ってツッコミ入れたくなっちゃうよね!そりゃシシィが性病に感染すればフランツの浮気が分かるだろうけど、当時まだ治療法は確立されてないはずだから下手したらフランツも死ぬリスクがあるのでは??あとマデレーネの衣装が貞操帯を模してたのもどぎつかったなぁ…。
・運動中に倒れるシシィの原因が、過激なダイエットのせいではなく性病に感染したからという理由になってます。で、そこでフランツの裏切りを知るという。閣下がドクトルゼーブルガーとして現れるのは同じだけど、「死ねばいい!」の台詞がないのでなんか物足りない(笑)
・シシィが旅に出てしまい、フランツはとうとうゾフィーとの決別を宣言。ゾフィーは息子が自分から離れることを嘆き、私情を捨て、厳しくあらねばこの国は滅びると憂いながら死んでいくという…ゾフィーが亡くなる時にソロ曲があるのはいいなぁ。
・旅先でコルフ島を訪れたシシィが、憧れている詩人ハイネに倣って詩を書こうとするとマックスパパの思い出が蘇ってくる…という場面がある。で、「パパみたいになれなかった」と寂しそうに歌うんだけど、東宝版のパパは自由人というよりだらしない印象だし、シシィも超エゴイストなので…ウン。憧れる対象を間違えたんじゃないかなって気持ち…。
・青年ルドルフがフランツと対立する辺りでは、かなり政治的な皮肉が込められている印象。ルキーニがヒトラー風の衣装になり、巨大なハーケンクロイツの旗がバッと舞台に広げられたのにはギョッとした。この時代のドイツ頼みの外交や反ユダヤ主義の台頭が、後のアドルフ・ヒトラーを生んだというハプスブルク家への批判を表しているのかな…ぼんやり生きてる日本人の私でもギョッとしたのだから、ウィーンでこの演出があったら物凄いインパクトがあることでしょうね。良いか悪いかは別として。
・ルドルフの妄想戴冠式で王冠を授かる場面にシシィが出てこなかったような…。
・ルドルフが絶望して自殺するマイヤーリンクの場面、東宝版は先に閣下にキスされてから銃を撃つんですね!?この違いはめっちゃ興奮した!!(笑)なんだろう…先にキスをすることで、「死(トート)に導かれるまま命を失ったルドルフ」って印象が強まった感じ。宝塚版は先に自決してからのキスだから、死神が魂を回収するためのキスってイメージもあるんですよ。東宝版の方がより退廃的で、ゾクッとする演出でした。
・2回目の「キッチュ」もルキーニのシシィ批判は痛烈。実際のエリザベートの写真?絵画?をスクリーンに映し出しながら歌うんだけど、息子を失って悲しみに暮れる皇帝夫婦の姿を「騙されるな、不幸を切り売りするしたたかな奴だ」と批判するっていう。シシィのグッズを持って登場するのは宝塚版と同じなんだけどね、宝塚版は「人は知らない悲しみを抑えた微笑みを」って歌詞でシシィに同情してるようにも感じられたからさ!東宝版ルキーニは明確な悪意をシシィに抱いてるのが強く伝わってちょっと怖かったし、それによって作品全体の印象も変わりましたね。
・「夜のボート」でシシィと別れた後にフランツが「悪夢(フランツの親族である王侯貴族が次々不幸な死に方をするオペラで、それを指揮しているのがトート閣下という内容)」を見る場面があり、ルキーニはそこでトートから凶器のヤスリを受け取る。宝塚版の「最終弁論」に当たる場面だけど内容が全然違うし、なんか…東宝版のフランツめっちゃ気の毒だなって思いました(笑)
・ラストシーンでルキーニに刺されたシシィは自ら黒いドレスを脱ぎ、白いシンプルなドレス姿に。そこへ閣下が歩み寄ってキスをして二人は黄泉の世界へ…て流れかとは思うんだけど。東宝版では棺のような装飾の壁にシシィが寄りかかって眠り、それを閣下が側で見守っているだけなので、やっぱり死んで2人が結ばれるっていう印象は薄いな~。あとシシィのすぐ側で首吊りのロープをひっかけたルキーニがやっぱり死んで倒れてます。最後までディープインパクトだぜルキーニ…。
と、セットリストを横目に思い出せる範囲で違いを書き出してみたら結構あった!
一つ一つは細かい違いだったりするけど、それが積み重なることで作品全体の印象やテーマも大きく違っているんだなと感じました。
宝塚版は主人公がトートという独立したキャラクター。死という概念を擬人化したキャラクターが、シシィを手に入れるために様々な画策を図ったことでハプスブルク家は滅亡という悲劇的結末を迎える。でも、トートは最後の最後でシシィの愛を手に入れて二人は結ばれるので、ハッピーとは言わないまでもメリーバッドエンドって感じ。そこへ至るまでのトート閣下の心の機微(フランツへの嫉妬心や、シシィに拒否された時の落胆など)も随所で描かれるので、恋愛物語として分かりやすい構成になっていると思います。
東宝版の主人公はシシィ…なんだけど、彼女も主要登場人物に過ぎず、本当の主人公はルキーニなのでは?と思いました。というのも、狂言回しであるルキーニ自体の主義主張がかなり物語に反映されていると感じたから。宝塚版のルキーニはあくまでストーリーテラーにすぎず、トート閣下の手駒の一人という印象もありました。それに対し、東宝版は全てがルキーニの妄想であり、暗殺者ルキーニの目から見たエリザベートの一生を劇中劇として見せられているのでは?なんて考えちゃいましたね。
Wikiを見ただけだけど、実在のルキーニはシシィ暗殺の理由として「エリザベートを狙ったのはたまたまで、王侯であれば誰でも良かった」と言ってるそうだし。自己顕示欲が激しく、特権階級である王侯を憎んでいたルキーニが、自分の行い(暗殺)を正当化するために「エリザベートは殺されても仕方のない人間だ」と地獄の裁判官に語る物語に見えた。死(トート)に愛されたというエピソードもある種の呪い(次々と不幸が襲う)として描かれている印象だったし、それに加えて彼女の自分本位な行動によってハプスブルク家は滅亡したっていうね。それが東宝版の「エリザベート」なのかもしれない。
カフェブレイクだったかな…月城かなと君がルキーニを演じる時に、「『エリザベート』というお話自体がルキーニの妄想かもしれないことを念頭に置いて演じて」というようなことを小池先生に言われたとお話しされてたんですけど。今まで宝塚版を見ていてそう感じたことはなかったので「そういう見方もあるのか」と印象に残ったんですが、東宝版はまさにそんな感じでしたね。
というわけでルキーニが何故エリザベートを殺したかという点については滅茶苦茶分かりやすい東宝版でした(笑)
あと全体的に表現がリアルで下品なのも、暗殺者ルキーニ視点だからだと考えると納得。
ついでに東宝版はフランツよりルキーニの方が役としての格も上だし。それも納得だな~。
好みで言えば宝塚版の方が好きかなと思いましたが、東宝版を観て作品の理解度は上がったように思います。
やっぱり「エリザベート」は名作だし、この先も機会があれば(というかチケットにご縁があれば)見続けたい作品だな~大好き!!
2019年6月25日
花組「花より男子」感想
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
2019年6月23日、花組の「花より男子」を観てきたよ!!
いや~ツイッターにも書いたけど、想像の300万倍くらい楽しかったです!!
というわけでざっくり(?)感想を書くぞ!!
超有名な少女漫画原作作品ですが、私は学生時代に漫画の最初の方を借りて読んだのみ。
ドラマも国内版・海外版ともに未見だったので、話についていけるかなぁと若干不安もありましたが全然問題なく楽しめました!
滅茶苦茶スピーディーに話が進むんだけど、登場人物たちの心理描写や関係性の変化はきちっと抑えていたので分かりやすかったし、少女漫画らしい胸キュンシーンも沢山あって楽しかったな~!!
とにかく話がサクサク進むし、これブロードウェイ作品だっけ?ってくらい歌とダンスがてんこ盛りだったので、良い意味で現代日本物作品の難しさを中和してくれてるように感じました。
いや、やっぱりさ。難しいと思うんですよ、現代日本のしかも高校生が主人公の話を宝塚で上演するって。宝塚の良さの一つに「美しく非現実的な世界に浸って、現実の辛さや苦しさを一瞬でも忘れられること」があると思うんですが、そういう方からしたら「何で一瞬でも忘れていたい『現実』を宝塚で見せられなきゃならんの?」と思うかもしれない。その上いじめとか格差社会とか、リアルな社会問題まで描かれている作品だし現実感てんこ盛りだよね(逆に漫画作品としてはそこら辺でリアリティを出してると思うのだけど)
でも、超金持ち学園を牛耳っているF4(というか道明寺)と超庶民ヒロインつくしが出会うきっかけになるのが正にいじめと格差だからさ、作品としてそこは絶対に避けられない要素でもある。
そういう「宝塚」として上演するにはハイリスクなエピソードに、歌とダンスというレビュー的な楽しさ(宝塚らしい非現実感)をぶつけてきたのがとても良かったと思います。いじめっこ側に回るクラスメイトたちの歌ってる内容は「つくしを学園から追い出してやろう!」と物騒でも、歌って踊りながらやってる時点で非現実感が凄いもんね!(笑)
れいちゃん(柚香光)が通し舞台稽古後の囲み取材で「こんなに急に歌い出し、踊り出す牧野つくしと道明寺司もいないだろう(笑)と思います」とコメントされているのを見て、そりゃまぁそうでしょうね…くらいに思ってましたが「急に歌いだし踊りだす(非現実的な)道明寺とつくし」だからこそ、宝塚の舞台としてきちんと成立したのではないかな。そんな風に思いました。
あ、あと「これでもか!」というくらい使われている映像演出も、2次元と3次元の世界を上手く繋いでくれてましたね。スチル背景は乙女ゲーっぽさもあったかも。それも作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。
そういえば冒頭で原作イラストからF4が登場してくる演出があったけど、あれは「ベルばらかよ!」って突っ込むところだったのだろうか(笑)
まぁ、時代は違えど同じマーガレット連載の大ヒット漫画ですしね!野口先生の遊び心だったのかなw
野口先生ってジャニオタのショー作家ってイメージでしたが、お芝居もきちんと作れる方なのだなぁ。
ストーリーのまとめ方は正直「はいからさんが通る」の小柳先生の方が上手いかも?とも思いますが、やはり爆萌えショーを作られる方だけあってダンスシーンの使い方が上手い!(あ、わたくし野口先生のショー大好きマンです)
野口先生のショーって燕尾にケインを持って踊る場面が度々あって、あのブロードウェイっぽさ(伝われ)が大っ好きなんですよね。今回だと、食堂でウェイターのびっく(羽立光来)とトレイを持った学生たちが歌って踊る場面、あそこが「うわー野口先生っぽい!!最高!!」てなりました。上手く言えないけど、ああいうアメリカのミュージカルっぽさ(私は米ドラマの「glee」を思い出した)を自然に宝塚へ組み入れられるところが野口作品の好きなところです。
そして忘れちゃならねぇ、今作はなんたってフィナーレが最の高!!!!!
クリスマスソングのメドレーって季節外れではあるけど、本編にリンクしていたのはすごく良かったからむしろ現実の季節が今すぐ半年進んで12月になるべき!!って思いましたね、ええ!!
一本もののフィナーレだから時間としては短いんだけど、花娘たちの美しいドレス姿とダンス、花男たち(笑)のかっこいい群舞が堪能できる素敵なフィナーレだったよ~!!
何より本編とリンクしたれいちゃんとしろきみちゃん(城妃美伶)のデュエットダンスがとっても素敵だった!!
本編中でも道明寺なれいちゃんは色んな場面でカッコ良く踊ってるんだけど、しろきみちゃんはつくしとしてへたっぴなダンスしか披露できないのがちょっともどかしくて(笑)
なので最後に二人の素敵なダンスを見られてとても嬉しかったし、「ラストシーン後、NYで再会した道明寺とつくし」にも見えるのがオツでしたね~!捌ける時にれいちゃんに手を引っ張られてくしろきみちゃんの姿はまんま道明寺とつくしだったしw
本編も楽しかったからもう一回観たいな!と思いましたが、フィナーレはあと30回くらい観たいな!って思いましたwww
始まる前は正直色々とモヤる部分もあった宝塚版「花より男子」ですが、上質なラブコメミュージカル作品になっていたと思います。
今回、公演期間中にみりおさんの横アリコンサートに出演があったりとまたどえらいスケジュールになっていますが、出演者の皆様が怪我やトラブルなく無事に千秋楽を迎えられますように!!そして野口先生、愛溢れる作品をありがとうございました!!
以下キャスト別感想です。
☆道明寺司@柚香光
も~~~~すっごくあほ可愛かった!!俺様(かつ序盤は大分KUZUな)キャラをあんなにあほ可愛く、それでいてかっこ良く演じられたら惚れざるをえないわ!!(笑)
原作漫画をちらっと読んだ時に「いやどう考えても道明寺より花沢類を選ぶでしょ、これは」と思った記憶があるんですけど、れいちゃんの道明寺は本当~に不器用ながら一生懸命で、馬鹿だけど一途で、イケメンなのに可愛くて…これは道明寺を応援したい!!と自然に思えました。「生まれながらに全てを持っている男なのに、どうしても欲しいものは中々手に入らないもどかしさ」が絶妙に表現されていて、とても良かったですね。
そういえば「はいからさんが通る」でも原作で青江冬星派だった私を伊集院少尉に転ばせたんでしたわ…れいちゃんの圧倒的スターオーラはやっぱりすごい。
れいちゃんは歌が…とよく言われるけど、丁寧に歌っているなという印象でそこまで気になりませんでした。オリジナル楽曲なら今後も大丈夫なんじゃないかなぁ…?
そしてそんな不安要素なんて気にならないくらい、ダンスが滅茶苦茶かっこよかった!!つくしがエステを受けてる場面で何故かマイケル・ジャクソンみたいに踊ってたけど、そこだけレビューのワンシーンみたいだったもんな~!「何で踊ってんの??」て最初は思うんだけど、見ているうちに「まぁ…かっこいいからいいか…(拝む)」て気にならなくなるし、むしろありがたくなるっていうw
あと殴られ方がめっちゃ上手いですね!!!!!重心の動かし方が上手いんだろうなぁ…最後の花沢類と殴り合う場面で、れいちゃんの殴られ方があまりに上手いから花沢類の方がめっちゃ強く見えてしまうというwww
殴られるといえば、桜子からつくしを守るためにチンピラ(?)たちに殴られる場面も良かったな~!あんなに俺様だった道明寺がこんなに変わって…とうっかり泣けました(泣いてる自分にびっくりした)
ご本人が思い入れのある作品で主演ができて本当に良かったと思いますし、れいちゃん以外の道明寺はもう考えられないな~!というくらいのハマり役だったと思います。ときめきをありがとうございました!!
☆牧野つくし@城妃美伶
しろきみちゃん、とても好きな娘役さんなんです。お芝居も歌もダンスもできて、娘役らしい品の良さもあって。
なのでヒロインに決まった時は嬉しかったんですけど…「ザ☆庶民」なつくし役ってどうなんだろう?どちらかと言えば静さんとかのがハマるのでは…と心配な気持ちも少しあったんですが…。
勝手に心配して本当にすみませんでした!!めっちゃつくしでした!!!!!
明るく元気なことが取り柄の、普通の家の普通の女の子。そんな庶民派ヒロインを高い身体能力をいかしまくって(笑)とっても魅力的に演じてらっしゃいました!!
道明寺と出会う場面での、飛び蹴りフォームの美しいこと!思わず「しろきみちゃんカッケェ~!!」と心の中で拍手!!
そして終盤、ドレス姿で片手側転をキメる姿に再び「しろきみちゃんカッケェ~!!」となるというwww
で、何よりいいなぁと思ったのが可愛すぎないこと。あ、これはしろきみちゃん本人がどうこうということではなく、つくしという役を演じるにあたって、「庶民的なあか抜けなさ」をきちんと残していたという意味です。
いやだってつくしの私服ってめっちゃダサいし、髪形もオシャレではないですよね!?それをちゃんとダサく見せてるとこが素晴らしいなって!!(誉めてます!!)
地味でダサくても、人間的な魅力に満ち溢れているからこそ道明寺はつくしに惹かれたというのがこの物語の肝になる部分かなと思うので、しろきみちゃんの役づくりはとてもとても良かったと思います。
そして歌がやっぱり上手~!!この作品がバリバリミュージカルとして成立したのも、しろきみちゃんの安定感ある歌声あってこそだと思います。ありがとう、ありがとうしろきみちゃん!!
☆花沢類@聖乃あすか
キャスト発表前、しょ~~~~じきに申しあげれば花沢類は「第一希望:水美舞斗、第二希望:帆純まひろ、第三希望:綺城ひか理」て感じでした。マイティー(水美舞斗)が好き、かつれいまい萌えなもんで…へへへスイマセン…。
そこへあすか君が花沢類に決まって、マイティーがバウに特別出演で…という流れにちょっと微妙な気持ちにもなりました。
が、蓋を開けてみたらあすか君の花沢類、思った以上にハマっていたと思います。
ちょっとこもりがちな声も、ふわふわした不思議キャラの花沢類という役には合っていたと思うし、間の取り方も良かったです。
つくしに「お金で買えないものって何だと思う?」と聞かれて「空気…かな」と答えるところの花沢類感!!それな!!ってなりましたw
あと全身真っ白な衣装が似合っちゃう王子様っぽさ、すごかったなぁ。
☆美作あきら@優波慧
原作の美作あきらが全然印象に残っていなくて(スミマセン)、ビジュアルはこれで本当に大丈夫なのだろうか…??とも思いましたが(スミマセン)技術面で舞台をしっかり支えていたと思います。
あ、でもビジュアルはポスターより舞台の方が落ち着いてたかな?
ゆーなみ君は活舌がよいのでセリフがしっかり聞き取れるし、歌も歌えるし…F4のうち二人が新公学年(内1人は新公主演経験もなし)なことを考えると、「陰のまとめ役」ってポジションを担当したのも分かるかも。
最後に桜子とくっついたのはビックリしたな~!二人ともどうか真っ当な道を歩んでね、という気持ち…(笑)
☆西門総二郎@希波らいと
大大大抜擢ですよね!研3でこのポジションを演じるってえらいこっちゃで…!?とよく知らないながら勝手に「大丈夫かしら…」と気になっていたらいと君ですが、堂々と、かつ伸び伸びと演じていてとても良かったと思います。
超プレイボーイというチャラさもありつつ、茶道の家元の息子としての凛々しさもあり。着物姿も素敵だったな~。
そして顔が小さくて背が高くて手足も長くてスタイルが良い…!!
声も良いなと感じたし、お芝居も歌もダンスも伸びしろがいっぱいあると思うので!これからがとても楽しみな男役さんですね。頑張ってほしい~!!
☆三条桜子@音くり寿
おとくりちゃんすっげーーーー!!!!!!!
現場からは以上です、で締めたくなるくらい圧巻の演技を見せて下さいました!
序盤の大人しそうな女の子が、クラブシーンではジュリアナ系衣装でバリバリ踊って高笑い(してたよな…?)、そして道明寺への復讐のためにつくしを利用する場面での女王様感と悲痛な乙女心の吐露、かーらーのしたたか過ぎて何だか憎めないぶりっ子キャラ…変幻自在ですよねぇ、本当に上手!!お芝居も上手いし、ダンスも上手いし、歌えばあの美声で…はースッゲェ~!!
この作品の個人的MVPはおとくりちゃんに贈りたい。それくらい素晴らしいパフォーマンスを見せて頂きました、ありがと~!!
あと印象的だった生徒さんを箇条書きにて
・羽立光来氏の存在感が凄い…スゲーびっくでどこにいてもびっく。めちゃめちゃ目立つしキャラ立ちまくってるし歌は超上手いし、見れば見るほど好きになってしまう(笑)
・冴月瑠那さん、「明日海りおさんに似ている」と友人に言われても今までピンと来ていなかったのですが、ティーン・オブ・ジャパンの司会者として黄色いスーツで出てきた瞬間「恋アリのみりおちゃんじゃねーか!!」てなりました。確かに似てた、ようやく分かった…w
・鞠花ゆめさんの存在感も凄かった…女子高生やっちゃうんですかマジですか!?とちょっと思ったりもしたけれど、めっちゃくちゃハマってて素敵でしたw
・都姫ここちゃんがドチャクソ可愛かったんですけど…ティーン・オブ・ジャパンの参加者として出てきた瞬間、遠目でも「めっちゃ可愛い子いるな!?」とオペラでロックオンしてしまった。あのギャルゲーみたいな制服を着こなせるのは真のかわい子ちゃんだけやで…野口先生、分かってらっしゃる!
てことで、ザックリと言いながらやっぱり長文になってしまった花男感想文でした!
2019年6月23日、花組の「花より男子」を観てきたよ!!
いや~ツイッターにも書いたけど、想像の300万倍くらい楽しかったです!!
というわけでざっくり(?)感想を書くぞ!!
超有名な少女漫画原作作品ですが、私は学生時代に漫画の最初の方を借りて読んだのみ。
ドラマも国内版・海外版ともに未見だったので、話についていけるかなぁと若干不安もありましたが全然問題なく楽しめました!
滅茶苦茶スピーディーに話が進むんだけど、登場人物たちの心理描写や関係性の変化はきちっと抑えていたので分かりやすかったし、少女漫画らしい胸キュンシーンも沢山あって楽しかったな~!!
とにかく話がサクサク進むし、これブロードウェイ作品だっけ?ってくらい歌とダンスがてんこ盛りだったので、良い意味で現代日本物作品の難しさを中和してくれてるように感じました。
いや、やっぱりさ。難しいと思うんですよ、現代日本のしかも高校生が主人公の話を宝塚で上演するって。宝塚の良さの一つに「美しく非現実的な世界に浸って、現実の辛さや苦しさを一瞬でも忘れられること」があると思うんですが、そういう方からしたら「何で一瞬でも忘れていたい『現実』を宝塚で見せられなきゃならんの?」と思うかもしれない。その上いじめとか格差社会とか、リアルな社会問題まで描かれている作品だし現実感てんこ盛りだよね(逆に漫画作品としてはそこら辺でリアリティを出してると思うのだけど)
でも、超金持ち学園を牛耳っているF4(というか道明寺)と超庶民ヒロインつくしが出会うきっかけになるのが正にいじめと格差だからさ、作品としてそこは絶対に避けられない要素でもある。
そういう「宝塚」として上演するにはハイリスクなエピソードに、歌とダンスというレビュー的な楽しさ(宝塚らしい非現実感)をぶつけてきたのがとても良かったと思います。いじめっこ側に回るクラスメイトたちの歌ってる内容は「つくしを学園から追い出してやろう!」と物騒でも、歌って踊りながらやってる時点で非現実感が凄いもんね!(笑)
れいちゃん(柚香光)が通し舞台稽古後の囲み取材で「こんなに急に歌い出し、踊り出す牧野つくしと道明寺司もいないだろう(笑)と思います」とコメントされているのを見て、そりゃまぁそうでしょうね…くらいに思ってましたが「急に歌いだし踊りだす(非現実的な)道明寺とつくし」だからこそ、宝塚の舞台としてきちんと成立したのではないかな。そんな風に思いました。
あ、あと「これでもか!」というくらい使われている映像演出も、2次元と3次元の世界を上手く繋いでくれてましたね。スチル背景は乙女ゲーっぽさもあったかも。それも作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。
そういえば冒頭で原作イラストからF4が登場してくる演出があったけど、あれは「ベルばらかよ!」って突っ込むところだったのだろうか(笑)
まぁ、時代は違えど同じマーガレット連載の大ヒット漫画ですしね!野口先生の遊び心だったのかなw
野口先生ってジャニオタのショー作家ってイメージでしたが、お芝居もきちんと作れる方なのだなぁ。
ストーリーのまとめ方は正直「はいからさんが通る」の小柳先生の方が上手いかも?とも思いますが、やはり爆萌えショーを作られる方だけあってダンスシーンの使い方が上手い!(あ、わたくし野口先生のショー大好きマンです)
野口先生のショーって燕尾にケインを持って踊る場面が度々あって、あのブロードウェイっぽさ(伝われ)が大っ好きなんですよね。今回だと、食堂でウェイターのびっく(羽立光来)とトレイを持った学生たちが歌って踊る場面、あそこが「うわー野口先生っぽい!!最高!!」てなりました。上手く言えないけど、ああいうアメリカのミュージカルっぽさ(私は米ドラマの「glee」を思い出した)を自然に宝塚へ組み入れられるところが野口作品の好きなところです。
そして忘れちゃならねぇ、今作はなんたってフィナーレが最の高!!!!!
クリスマスソングのメドレーって季節外れではあるけど、本編にリンクしていたのはすごく良かったからむしろ現実の季節が今すぐ半年進んで12月になるべき!!って思いましたね、ええ!!
一本もののフィナーレだから時間としては短いんだけど、花娘たちの美しいドレス姿とダンス、花男たち(笑)のかっこいい群舞が堪能できる素敵なフィナーレだったよ~!!
何より本編とリンクしたれいちゃんとしろきみちゃん(城妃美伶)のデュエットダンスがとっても素敵だった!!
本編中でも道明寺なれいちゃんは色んな場面でカッコ良く踊ってるんだけど、しろきみちゃんはつくしとしてへたっぴなダンスしか披露できないのがちょっともどかしくて(笑)
なので最後に二人の素敵なダンスを見られてとても嬉しかったし、「ラストシーン後、NYで再会した道明寺とつくし」にも見えるのがオツでしたね~!捌ける時にれいちゃんに手を引っ張られてくしろきみちゃんの姿はまんま道明寺とつくしだったしw
本編も楽しかったからもう一回観たいな!と思いましたが、フィナーレはあと30回くらい観たいな!って思いましたwww
始まる前は正直色々とモヤる部分もあった宝塚版「花より男子」ですが、上質なラブコメミュージカル作品になっていたと思います。
今回、公演期間中にみりおさんの横アリコンサートに出演があったりとまたどえらいスケジュールになっていますが、出演者の皆様が怪我やトラブルなく無事に千秋楽を迎えられますように!!そして野口先生、愛溢れる作品をありがとうございました!!
以下キャスト別感想です。
☆道明寺司@柚香光
も~~~~すっごくあほ可愛かった!!俺様(かつ序盤は大分KUZUな)キャラをあんなにあほ可愛く、それでいてかっこ良く演じられたら惚れざるをえないわ!!(笑)
原作漫画をちらっと読んだ時に「いやどう考えても道明寺より花沢類を選ぶでしょ、これは」と思った記憶があるんですけど、れいちゃんの道明寺は本当~に不器用ながら一生懸命で、馬鹿だけど一途で、イケメンなのに可愛くて…これは道明寺を応援したい!!と自然に思えました。「生まれながらに全てを持っている男なのに、どうしても欲しいものは中々手に入らないもどかしさ」が絶妙に表現されていて、とても良かったですね。
そういえば「はいからさんが通る」でも原作で青江冬星派だった私を伊集院少尉に転ばせたんでしたわ…れいちゃんの圧倒的スターオーラはやっぱりすごい。
れいちゃんは歌が…とよく言われるけど、丁寧に歌っているなという印象でそこまで気になりませんでした。オリジナル楽曲なら今後も大丈夫なんじゃないかなぁ…?
そしてそんな不安要素なんて気にならないくらい、ダンスが滅茶苦茶かっこよかった!!つくしがエステを受けてる場面で何故かマイケル・ジャクソンみたいに踊ってたけど、そこだけレビューのワンシーンみたいだったもんな~!「何で踊ってんの??」て最初は思うんだけど、見ているうちに「まぁ…かっこいいからいいか…(拝む)」て気にならなくなるし、むしろありがたくなるっていうw
あと殴られ方がめっちゃ上手いですね!!!!!重心の動かし方が上手いんだろうなぁ…最後の花沢類と殴り合う場面で、れいちゃんの殴られ方があまりに上手いから花沢類の方がめっちゃ強く見えてしまうというwww
殴られるといえば、桜子からつくしを守るためにチンピラ(?)たちに殴られる場面も良かったな~!あんなに俺様だった道明寺がこんなに変わって…とうっかり泣けました(泣いてる自分にびっくりした)
ご本人が思い入れのある作品で主演ができて本当に良かったと思いますし、れいちゃん以外の道明寺はもう考えられないな~!というくらいのハマり役だったと思います。ときめきをありがとうございました!!
☆牧野つくし@城妃美伶
しろきみちゃん、とても好きな娘役さんなんです。お芝居も歌もダンスもできて、娘役らしい品の良さもあって。
なのでヒロインに決まった時は嬉しかったんですけど…「ザ☆庶民」なつくし役ってどうなんだろう?どちらかと言えば静さんとかのがハマるのでは…と心配な気持ちも少しあったんですが…。
勝手に心配して本当にすみませんでした!!めっちゃつくしでした!!!!!
明るく元気なことが取り柄の、普通の家の普通の女の子。そんな庶民派ヒロインを高い身体能力をいかしまくって(笑)とっても魅力的に演じてらっしゃいました!!
道明寺と出会う場面での、飛び蹴りフォームの美しいこと!思わず「しろきみちゃんカッケェ~!!」と心の中で拍手!!
そして終盤、ドレス姿で片手側転をキメる姿に再び「しろきみちゃんカッケェ~!!」となるというwww
で、何よりいいなぁと思ったのが可愛すぎないこと。あ、これはしろきみちゃん本人がどうこうということではなく、つくしという役を演じるにあたって、「庶民的なあか抜けなさ」をきちんと残していたという意味です。
いやだってつくしの私服ってめっちゃダサいし、髪形もオシャレではないですよね!?それをちゃんとダサく見せてるとこが素晴らしいなって!!(誉めてます!!)
地味でダサくても、人間的な魅力に満ち溢れているからこそ道明寺はつくしに惹かれたというのがこの物語の肝になる部分かなと思うので、しろきみちゃんの役づくりはとてもとても良かったと思います。
そして歌がやっぱり上手~!!この作品がバリバリミュージカルとして成立したのも、しろきみちゃんの安定感ある歌声あってこそだと思います。ありがとう、ありがとうしろきみちゃん!!
☆花沢類@聖乃あすか
キャスト発表前、しょ~~~~じきに申しあげれば花沢類は「第一希望:水美舞斗、第二希望:帆純まひろ、第三希望:綺城ひか理」て感じでした。マイティー(水美舞斗)が好き、かつれいまい萌えなもんで…へへへスイマセン…。
そこへあすか君が花沢類に決まって、マイティーがバウに特別出演で…という流れにちょっと微妙な気持ちにもなりました。
が、蓋を開けてみたらあすか君の花沢類、思った以上にハマっていたと思います。
ちょっとこもりがちな声も、ふわふわした不思議キャラの花沢類という役には合っていたと思うし、間の取り方も良かったです。
つくしに「お金で買えないものって何だと思う?」と聞かれて「空気…かな」と答えるところの花沢類感!!それな!!ってなりましたw
あと全身真っ白な衣装が似合っちゃう王子様っぽさ、すごかったなぁ。
☆美作あきら@優波慧
原作の美作あきらが全然印象に残っていなくて(スミマセン)、ビジュアルはこれで本当に大丈夫なのだろうか…??とも思いましたが(スミマセン)技術面で舞台をしっかり支えていたと思います。
あ、でもビジュアルはポスターより舞台の方が落ち着いてたかな?
ゆーなみ君は活舌がよいのでセリフがしっかり聞き取れるし、歌も歌えるし…F4のうち二人が新公学年(内1人は新公主演経験もなし)なことを考えると、「陰のまとめ役」ってポジションを担当したのも分かるかも。
最後に桜子とくっついたのはビックリしたな~!二人ともどうか真っ当な道を歩んでね、という気持ち…(笑)
☆西門総二郎@希波らいと
大大大抜擢ですよね!研3でこのポジションを演じるってえらいこっちゃで…!?とよく知らないながら勝手に「大丈夫かしら…」と気になっていたらいと君ですが、堂々と、かつ伸び伸びと演じていてとても良かったと思います。
超プレイボーイというチャラさもありつつ、茶道の家元の息子としての凛々しさもあり。着物姿も素敵だったな~。
そして顔が小さくて背が高くて手足も長くてスタイルが良い…!!
声も良いなと感じたし、お芝居も歌もダンスも伸びしろがいっぱいあると思うので!これからがとても楽しみな男役さんですね。頑張ってほしい~!!
☆三条桜子@音くり寿
おとくりちゃんすっげーーーー!!!!!!!
現場からは以上です、で締めたくなるくらい圧巻の演技を見せて下さいました!
序盤の大人しそうな女の子が、クラブシーンではジュリアナ系衣装でバリバリ踊って高笑い(してたよな…?)、そして道明寺への復讐のためにつくしを利用する場面での女王様感と悲痛な乙女心の吐露、かーらーのしたたか過ぎて何だか憎めないぶりっ子キャラ…変幻自在ですよねぇ、本当に上手!!お芝居も上手いし、ダンスも上手いし、歌えばあの美声で…はースッゲェ~!!
この作品の個人的MVPはおとくりちゃんに贈りたい。それくらい素晴らしいパフォーマンスを見せて頂きました、ありがと~!!
あと印象的だった生徒さんを箇条書きにて
・羽立光来氏の存在感が凄い…スゲーびっくでどこにいてもびっく。めちゃめちゃ目立つしキャラ立ちまくってるし歌は超上手いし、見れば見るほど好きになってしまう(笑)
・冴月瑠那さん、「明日海りおさんに似ている」と友人に言われても今までピンと来ていなかったのですが、ティーン・オブ・ジャパンの司会者として黄色いスーツで出てきた瞬間「恋アリのみりおちゃんじゃねーか!!」てなりました。確かに似てた、ようやく分かった…w
・鞠花ゆめさんの存在感も凄かった…女子高生やっちゃうんですかマジですか!?とちょっと思ったりもしたけれど、めっちゃくちゃハマってて素敵でしたw
・都姫ここちゃんがドチャクソ可愛かったんですけど…ティーン・オブ・ジャパンの参加者として出てきた瞬間、遠目でも「めっちゃ可愛い子いるな!?」とオペラでロックオンしてしまった。あのギャルゲーみたいな制服を着こなせるのは真のかわい子ちゃんだけやで…野口先生、分かってらっしゃる!
てことで、ザックリと言いながらやっぱり長文になってしまった花男感想文でした!
2019年6月8日
さきちゃんブリネク最終回の萌え語り③
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その③です。これで最後。
●宝塚自撮り対決 ~宝塚は萌えのワンダーランドや~
最終対決は、お題の写真をより面白く自撮りした方が勝利という「宝塚自撮り対決」~!!
ってなんじゃそら?と思ったら、だいもんとさきちゃんが劇場内のあらゆる場所で自撮りしている姿が見られる(&撮ったお写真も見せてもらえる)という…夢のような…夢かな??っていう対決で…ウワア、スゴイ…(語彙の死)
こっからはもうとても文章にしきれないので箇条書きで!!
・「男役は自撮り棒をこうやって持つから」と肩に担ぐように持つだいもんに「うっそ、それが男役の持ち方?」と笑いながら突っ込むきゃびいさん(ですよね?)に対し、「かっこいい」と素直に真似するさきちゃんの可愛さプライスレス
・自撮りのことを忘れて(?)鳳蘭さんのカフスをキラキラしたお顔で見ているさきちゃんが超可愛い
・「Beutiful Garden」のシャンシャン(しかも「RIO ASUMI」と書いてあるってことはみりおちゃんの?)を持ってはしゃいでいるだいもんが滅茶苦茶可愛いし、自撮り慣れされていない感じがまた可愛い~!!
・同じくBGのパレード衣装前で写真を撮るさきちゃん、「羽根生えてるように撮れないかな~」と角度を調整して娘役なのか男役なのかよう分からん写真になってたの面白かったですw
・「Thunderbolt Fantasy」展示品の中に夢妃杏瑠さんの衣装があると気付き、すかさず衣装の写真を撮るさきちゃんの同期愛の尊さ…
・なぜかお地蔵さんを拝むきゃび様とさきちゃんの見切れ方www
・花組コーナーでめっちゃ楽しそうに写真撮ってるだいもんにムネアツ;;;;花男でしたものね;;;;
・とグッと来ていたら、ベルばら台湾公演ポスターのみりおちゃんポスターと写真撮ってるwwwしかもヒロイン位置でwwww角度ぴったり合ってるしめっちゃ面白いwwww夢の組み合わせだなこれまた!
・一方のさきちゃんは、れいこちゃんの広告を見かけて「すごい、れいこだ」と近寄った後わざわざ「月城かなとさんと2ショット撮っとこ」と言い直すのが面白いwこの並びも嬉しいですなぁ…
・さきちゃんがグッズショップのミスト化粧水?を試してる姿がとっても可愛かったですが、これお店で同じテスター使った方は放送を見て「うわー!!??」てなったんじゃないかなぁ(笑)
・各組トップスターがパッケージになっているクッキー缶に、全員のサイン求めて超レア缶作ったせーこさん(純矢ちとせ)スゲェ
・「勝手にお母さんの持ってるかごにお菓子を入れる子供」というシチュエーションを撮るため(?)に、だいもんの自撮りに撮影協力するさきちゃんときゃびいさんって凄いあの、可愛すぎません…?語彙が足りない、すごく可愛い…子供がさきちゃんってとこがまた可愛い…
・とにかくみりおちゃん(のポスターやら写真やら)と自撮りしまくるだいもんの尊さ…同期~;;;;
・さきちゃんもべーちゃん(桜咲彩花)の写真と自撮りしてる~同期~;;;;;
・だいもんの欲しいグッズが「Delight Holiday」グッズだ~!!ウワーッ!!同期(以下略)(Tシャツを丁寧に畳んで戻すお姿も素敵だった…)
・ゆうみちゃん(咲妃みゆ)の枕詞が「可愛い!!」なさきちゃんwww(早霧せいなさんは普通に「ちぎさん」なのがまたw)
・さきちゃんの欲しいグッズはのぞさんのデザイン監修グッズ…ウェッウエッありがとうございます;;;;;
・結果発表の時にズラッと並んだ6枚の写真もトンデモネェ~!!愛ちゃん(愛月ひかる)のカレンダーと自撮りしてるさきちゃんに、ファントム円盤でエリックごっこ(笑)しているだいもんに、さきちゃんの後ろの方~に映ってるだいもんに…とにかくトンデモネェ~!!ありがとうございます!!!!
・だいもん、アンカレのみやちゃん(美弥るりか)とも自撮りしてたんだ~;;;;ウワァン;;;;
とまぁ自分でも何を書いてんのか段々分からなくなってきましたが、可愛さと笑いと尊さが怒涛のスピードで訪れるので頭の処理が全く追いつかなかった自撮り対決でした!!
録画したのを一時停止しながらじゃないともう全然無理だったわ…自撮りでお2人と一緒に写っている全てが尊かったですが、のぞさきが劇場内を楽しそ~~~に(もう童心に返ったように)歩き回ってる姿が何よりも尊かったです、本当にありがとうございました!!!
そしていよいよ結果発表~!!
だいもんもさきちゃんも本当にお疲れさまでした!!もう全然語りつくせないくらい萌えと笑いと涙がいっぱい詰まった最高の30分だったよぉ~~!!!!
で、どちらも勝者ということで双方にプレゼントが贈られたわけですが…
ののの、のぞみさんが手に持ってらっしゃるのDHのTシャツとマフラータオルじゃないデスカ~~!!??
あ、なるほど…そのために自撮りお題の中に「欲しいグッズ」があったのね…。
…あの、もしかしてこのTシャツさ…「20世紀号に乗って」の稽古場で着てらっしゃったやつです、よね…?
う、ウワ~~~!!!!!?????
稽古場映像で見た時は「みりおちゃんコンサートのTシャツ着てらっしゃる!!うわ~ん89期最高かよ~!?;;;;」とそれだけでも感動してたんですけど…そこに「さきちゃんと自撮り対決した時に選んだ思い出のアイテム」という付加価値まで加わってしまった……
………しんだ
もう無理。無理無理の無理。尊い×尊いの尊みMAXコンボにボッコボコにされて私のライフはとっくにゼロ!!!!!
そしてさきちゃんものぞさん監修グッズのTシャツもらったんだね~良かったね~おめでどう~;;;;;
今日まで生きてきてこの番組を見られた私もおめでとう!!楽園はここにあったぞ!!!!
EDのプレゼン対決の未公開シーンもすっごく可愛かったねぇ…「映美くららさんごっこしようよ~!!」て言いだす望海風斗さん可愛すぎません!?どうなってるの!?超イケボな男役声とのギャップが凄すぎる!!
もうこの時の未公開トークを全て聞きたすぎて聞きたすぎて…夏。
で、最後の最後!!
だいもんからブリネクお疲れ様花束を渡されるさきちゃん!!!
ウワ~~~ン凄いよ~~~!!!!こ、こんなことが現実に起こっている上に、その映像を拝めていることが凄いよ~~~~~!!??え、スカステって凄い!!!!!!!
めちゃくちゃ驚きながら、受け取った花束をとっっっても大事そうに抱えるさきちゃんの姿と晴れやかな笑顔にもう涙;;;;
ウッウッ本当に本当に至福の30分をありがとうございました;;;;;のぞさき大好き;;;;;スカステ加入して本当に良かったよ~ウワァァン;;;;;
さきちゃん、全6回のブリネクお疲れさまでした!!どの回も本当に楽しかったし、上級生から下級生まで沢山の雪組生の良いところを紹介したいというさきちゃんの雪組愛が溢れた素晴らしい番組だったと思います。この番組のおかげで雪組のことがより一層大好きになったよ~!本当にありがとうございました!!
これからも、のぞさき、そして今の雪組だからこそ作り上げられる素晴らしい舞台を心より楽しみにしております!!
というわけでブリネク最終回の長すぎる萌え語りでした~!
最後まで読んで下さった方も本当にありがとうございました!!
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その③です。これで最後。
●宝塚自撮り対決 ~宝塚は萌えのワンダーランドや~
最終対決は、お題の写真をより面白く自撮りした方が勝利という「宝塚自撮り対決」~!!
ってなんじゃそら?と思ったら、だいもんとさきちゃんが劇場内のあらゆる場所で自撮りしている姿が見られる(&撮ったお写真も見せてもらえる)という…夢のような…夢かな??っていう対決で…ウワア、スゴイ…(語彙の死)
こっからはもうとても文章にしきれないので箇条書きで!!
・「男役は自撮り棒をこうやって持つから」と肩に担ぐように持つだいもんに「うっそ、それが男役の持ち方?」と笑いながら突っ込むきゃびいさん(ですよね?)に対し、「かっこいい」と素直に真似するさきちゃんの可愛さプライスレス
・自撮りのことを忘れて(?)鳳蘭さんのカフスをキラキラしたお顔で見ているさきちゃんが超可愛い
・「Beutiful Garden」のシャンシャン(しかも「RIO ASUMI」と書いてあるってことはみりおちゃんの?)を持ってはしゃいでいるだいもんが滅茶苦茶可愛いし、自撮り慣れされていない感じがまた可愛い~!!
・同じくBGのパレード衣装前で写真を撮るさきちゃん、「羽根生えてるように撮れないかな~」と角度を調整して娘役なのか男役なのかよう分からん写真になってたの面白かったですw
・「Thunderbolt Fantasy」展示品の中に夢妃杏瑠さんの衣装があると気付き、すかさず衣装の写真を撮るさきちゃんの同期愛の尊さ…
・なぜかお地蔵さんを拝むきゃび様とさきちゃんの見切れ方www
・花組コーナーでめっちゃ楽しそうに写真撮ってるだいもんにムネアツ;;;;花男でしたものね;;;;
・とグッと来ていたら、ベルばら台湾公演ポスターのみりおちゃんポスターと写真撮ってるwwwしかもヒロイン位置でwwww角度ぴったり合ってるしめっちゃ面白いwwww夢の組み合わせだなこれまた!
・一方のさきちゃんは、れいこちゃんの広告を見かけて「すごい、れいこだ」と近寄った後わざわざ「月城かなとさんと2ショット撮っとこ」と言い直すのが面白いwこの並びも嬉しいですなぁ…
・さきちゃんがグッズショップのミスト化粧水?を試してる姿がとっても可愛かったですが、これお店で同じテスター使った方は放送を見て「うわー!!??」てなったんじゃないかなぁ(笑)
・各組トップスターがパッケージになっているクッキー缶に、全員のサイン求めて超レア缶作ったせーこさん(純矢ちとせ)スゲェ
・「勝手にお母さんの持ってるかごにお菓子を入れる子供」というシチュエーションを撮るため(?)に、だいもんの自撮りに撮影協力するさきちゃんときゃびいさんって凄いあの、可愛すぎません…?語彙が足りない、すごく可愛い…子供がさきちゃんってとこがまた可愛い…
・とにかくみりおちゃん(のポスターやら写真やら)と自撮りしまくるだいもんの尊さ…同期~;;;;
・さきちゃんもべーちゃん(桜咲彩花)の写真と自撮りしてる~同期~;;;;;
・だいもんの欲しいグッズが「Delight Holiday」グッズだ~!!ウワーッ!!同期(以下略)(Tシャツを丁寧に畳んで戻すお姿も素敵だった…)
・ゆうみちゃん(咲妃みゆ)の枕詞が「可愛い!!」なさきちゃんwww(早霧せいなさんは普通に「ちぎさん」なのがまたw)
・さきちゃんの欲しいグッズはのぞさんのデザイン監修グッズ…ウェッウエッありがとうございます;;;;;
・結果発表の時にズラッと並んだ6枚の写真もトンデモネェ~!!愛ちゃん(愛月ひかる)のカレンダーと自撮りしてるさきちゃんに、ファントム円盤でエリックごっこ(笑)しているだいもんに、さきちゃんの後ろの方~に映ってるだいもんに…とにかくトンデモネェ~!!ありがとうございます!!!!
・だいもん、アンカレのみやちゃん(美弥るりか)とも自撮りしてたんだ~;;;;ウワァン;;;;
とまぁ自分でも何を書いてんのか段々分からなくなってきましたが、可愛さと笑いと尊さが怒涛のスピードで訪れるので頭の処理が全く追いつかなかった自撮り対決でした!!
録画したのを一時停止しながらじゃないともう全然無理だったわ…自撮りでお2人と一緒に写っている全てが尊かったですが、のぞさきが劇場内を楽しそ~~~に(もう童心に返ったように)歩き回ってる姿が何よりも尊かったです、本当にありがとうございました!!!
そしていよいよ結果発表~!!
だいもんもさきちゃんも本当にお疲れさまでした!!もう全然語りつくせないくらい萌えと笑いと涙がいっぱい詰まった最高の30分だったよぉ~~!!!!
で、どちらも勝者ということで双方にプレゼントが贈られたわけですが…
ののの、のぞみさんが手に持ってらっしゃるのDHのTシャツとマフラータオルじゃないデスカ~~!!??
あ、なるほど…そのために自撮りお題の中に「欲しいグッズ」があったのね…。
…あの、もしかしてこのTシャツさ…「20世紀号に乗って」の稽古場で着てらっしゃったやつです、よね…?
う、ウワ~~~!!!!!?????
稽古場映像で見た時は「みりおちゃんコンサートのTシャツ着てらっしゃる!!うわ~ん89期最高かよ~!?;;;;」とそれだけでも感動してたんですけど…そこに「さきちゃんと自撮り対決した時に選んだ思い出のアイテム」という付加価値まで加わってしまった……
………しんだ
もう無理。無理無理の無理。尊い×尊いの尊みMAXコンボにボッコボコにされて私のライフはとっくにゼロ!!!!!
そしてさきちゃんものぞさん監修グッズのTシャツもらったんだね~良かったね~おめでどう~;;;;;
今日まで生きてきてこの番組を見られた私もおめでとう!!楽園はここにあったぞ!!!!
EDのプレゼン対決の未公開シーンもすっごく可愛かったねぇ…「映美くららさんごっこしようよ~!!」て言いだす望海風斗さん可愛すぎません!?どうなってるの!?超イケボな男役声とのギャップが凄すぎる!!
もうこの時の未公開トークを全て聞きたすぎて聞きたすぎて…夏。
で、最後の最後!!
だいもんからブリネクお疲れ様花束を渡されるさきちゃん!!!
ウワ~~~ン凄いよ~~~!!!!こ、こんなことが現実に起こっている上に、その映像を拝めていることが凄いよ~~~~~!!??え、スカステって凄い!!!!!!!
めちゃくちゃ驚きながら、受け取った花束をとっっっても大事そうに抱えるさきちゃんの姿と晴れやかな笑顔にもう涙;;;;
ウッウッ本当に本当に至福の30分をありがとうございました;;;;;のぞさき大好き;;;;;スカステ加入して本当に良かったよ~ウワァァン;;;;;
さきちゃん、全6回のブリネクお疲れさまでした!!どの回も本当に楽しかったし、上級生から下級生まで沢山の雪組生の良いところを紹介したいというさきちゃんの雪組愛が溢れた素晴らしい番組だったと思います。この番組のおかげで雪組のことがより一層大好きになったよ~!本当にありがとうございました!!
これからも、のぞさき、そして今の雪組だからこそ作り上げられる素晴らしい舞台を心より楽しみにしております!!
というわけでブリネク最終回の長すぎる萌え語りでした~!
最後まで読んで下さった方も本当にありがとうございました!!
さきちゃんブリネク最終回の萌え語り②
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その②です。③まであります。
●宝塚OG熱量対決 ~とにかく熱くお美しいヅカオタたち~
お次の対決はOGをいかに熱く語れるか対決。
…これあれだな、つまるところオタクの推しプレゼンですね?
お二人とも相当なヅカファンでいらっしゃるし、これは熱いトークが聞けそう!!でも尺が足りるのかな~??とか思っていたら…
早送り…だと!?
いや、長い話を早送りにして字幕だけ出すってバラエティではよくある手法ですけども。
そういうのってお笑い芸人とか、多少いじっても笑いで昇華される人じゃないと失礼にもなっちゃうじゃないですか。
今お話しされている方、トップスター様ですよ!!??wwwww
トップスター様といえばあらゆる記事やインタビューで一番長くお言葉が紹介される方であり、仮に尺の都合等で発言がカット編集されることはあっても早送り編集などもってのほか…ですよね!?
そんなトップスター様のお言葉がこんな雑(笑)な扱いをされているのを見られるなんて、この番組だけでは~!!??wwwwwwww
もう早送りのインパクトで手を叩きながら笑い転げてしまい、字幕で出てる話の内容は全く頭に入ってこなかったですがもうすっごい面白かった!!
後から録画でお話の内容を確認しましたが、尊敬する大和悠河さんを熱く語るだいもんの目がキラキラ輝いていて、当時のことを色々思い出してらっしゃるんだろうな~大切な思い出なんだろうな~と何だか微笑ましい気持ちにもなりました。もうだいもんじゃなくてあやちゃんの顔になってる、みたいな(笑)
それにしてもお話の仕方がすごく上手ですよね~!話のポイントを押さえているし、あの美声も相まって聞き取りやすくて分かりやすい!そしてやっぱり熱量が凄い!!
「20世紀号に乗って」の時のナウオンでしたっけ…オスカー役について、「まあやちゃんに演劇のことを語っている時の自分と似ている」みたいなことをおっしゃってたと思うのですが、OGさんについて語る姿は本当に身振り手振りが控えめなオスカー・ジャフィーでした…w
しゃべりだしたら止まらないし、「好きなOGの特に好きな作品」という話題を振られた時の「あー!!」と叫んじゃうリアクションとかもう…推しを語れるってオタクにとって喜びでしかないもんね…分かる…叫んじゃうの分かる…さきちゃんも冒頭でさらっと触れてたけど、普段からこういうOG萌えトークめっちゃされてるんだろうなぁ…。
で、マシンガントークの後に若干息を乱しながら(息継ぎ忘れてしゃべってたんでしょうね!)「質問ありますか!?」と聞くのもツボだったし(もっと語りたいから質問されたいオタクあるある)、熱く語り過ぎて立ち位置が分からなくなってるのも笑ったし(「どこだっけ?」と素で言ってるのがめっちゃ面白いんだけど、前かがみになった時の美脚がまたすごい)、「質問されてもいないのに答えるけど~」とまた語り始めちゃったの滅っ茶苦茶面白かったです!!
で、締めの「そんなことある?」でまた吹き出しちゃうっていうwwwww
本当にまぁなんとお美しいヅカオタであらせられることよ…。
で、後攻のさきちゃん。
こちらはだいもんと比べると、トークスキルがやはり弱そうな感じ…大丈夫か…頑張れ…がんば……
…話の内容が彩風家の日常になってますけど???
だ、大丈夫~!?なんか色んな意味で大丈夫!?さきちゃん~!!??
と、出だしから不安になったけど良かった、彩輝直さんのお名前出てきた!!こっから彩輝さんトークにな…
…おばあちゃんの家の話になっちゃったけど!!!???
いや~ホント、こういう話の仕方って性格というか個性が表れますね!!
普段のトークとか見ていても、じっくり考えながら順序立ててお話しされる方だなぁという印象なので、まずシチュエーションの説明から入ったってことでしょうか。そういえば絵心対決の時も、見たままの光景を描くのではなくベラドーヴァとか薔薇とかシチュエーションの補足的な要素を足していたから、普段から物語の背景をすごく大切にされているんだろうなぁ。
とはいえ、ものすご~くマイペースにお話を進めるさきちゃんを見ていて最初は心配になってしまったけど…(笑)(すみません)
初観劇の辺りからトークも熱くなり始め(そしてこちらも早送りされるっていうwww二番手スター様なのにwww)、そんな熱いさきちゃんを「おぉ~…新鮮」って感じで暖かく見守るだいもんがまたエモかったです…!!確かにこんな熱いさきちゃん中々見られませんもんね!!キラキラしててめっちゃ可愛い!!
ただやっぱりね!トークスキルは望海大先生の方が有利ですね…!!何たって聞かれてないのに延々としゃべっちゃうからね、強い!!!!!
で、おまけのきゃびいさん…がまた熱かったwww
初舞台の稽古場で素敵な上級生に一目ぼれ…って何かもう学園もの少女漫画みたい!
しかもそれが「初舞台あるある」って凄いな…リアル少女漫画だ宝塚…さすが夢の世界だ…。
そして一目惚れした先輩、鳴海じゅんさんとのエピソードを熱く語り「運命でしょ!?」と同意を求めるきゃびいさんへの、さきちゃんの「すごーーい」が可愛いwもう学年とか関係なく、完全にただのオタク萌えトークになってる…!!(誉めてます)
で、きゃびいさんの鳴海さん再現ゼリフがまた滅茶苦茶かっこよくてこれは…きゃびいさんに惚れてしまうよぉ!!www
そんな感じでこのめっちゃ美しいヅカオタたちの熱すぎるヅカトーークめっちゃ面白かったです!
てかこういう下級生が憧れの上級生について語るトーク番組とか定期的に放送してほしいな…あるんですかね、スカステ初心者なので詳しくないんですけど。
某アメトーーク(某になってない)みたいな感じで、「●●先生作品大好きジェンヌ」とか「●●さんに憧れてるジェンヌ」とかテーマごとに色んな生徒さんを呼んで話すトークバラエティも見てみたいなと思いました。
あ、あとロッカーで研1さんにいきなり話しかけるさきちゃん(と、「ヒャア!」てなる研1さん)も是非見てみたいですね☆☆
しかしこの、1人が立ってしゃべり、それを長机に座った2人が聞いているって構図、なんか面接というかオーディションみたいだな(笑)
●男役一品披露対決 ~♪ドン・ジュアン、ドン・ジュアーン!!~
続いては、男役としての「一品」を披露する対決。なるほど~。
先攻だいもんが紹介するのは映画「ゴッドファーザー」。なるほど~!!
男役の参考書、とおっしゃるくらい目線の使い方や仕草で勉強になることが多いというお話をフムフムと聞いてましたが…すみません、私この映画観たことなくて…不勉強で申し訳ございません!今度観ます!!
でも「あ~だからだいもん演じるマフィアはあんなにカッコ良くて悪くて最高なんだな!!」と納得でした。「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」も楽しみにしております!!(でも死なないで欲しいよ!!)
そして後攻のさきちゃんが持ってきたのはカフス。なるほど~!!!
これは男役のこだわりが詰まりまくってるアイテムですもんね!!
と言いつつ、観劇する時っていつもカフスまでは目がいかないんですよね…だいたい表情を追うのだけで精一杯になってしまうことが多くて。いやだって折角生で拝める機会なんだったら、細かい表情の変化とか、驚異の足の長さとかをじっくり楽しみたくてですね!?目が足りないんですわ、何たってホラ2つしかないから!!
そんなわけで、さきちゃんが持参されたカフスもいつのものなのかしら~とのんびり構えてたら…どどど「ドン・ジュアン」の時のカフス…!?
な、なんだってーーーーー!!!!????(ガタタッ)
こ、これが!!ドン・カルロの時の!!カフス!!!!!あの望海ジュアンに床ドンされていた時の!!!!カフス!!!!!!ハァ~~~~!!!!!(手を合わせて拝む)
「黒塗りの作品だから、カフスは地がゴールドで十字架っぽいデザインの物を選びました」というコメントを聞きながら、頭の中では「♪ドン・ジュアン、ドン・ジュアーン」の音楽が鳴り響きましたわ…大好きな作品で使われたカフスを、こうしてじっくり見られるのありがたい…!!「ドン・ジュアン」ではエルヴィラ役の有沙瞳ちゃんが首から下げていた十字架が印象的だったけど、カルロ君の手元にも十字架があったのね。
それに加えて、上級生から頂いたカフスへの想いとか、宝塚の中で受け継がれてきた夢とか愛とか伝統といったものが詰まった大切なモノ、というお話もすごく良かった~!!男役さんに限らず娘役さんもですが、タカラジェンヌの方々って本当に「神は細部に宿る」の精神で日々舞台と向き合っているのだなぁ…と尊敬の念が深くなりました。
(※思いだし追記
「ドン・ジュアン」はのぞさきが初めて主演と二番手格としてガッツリ絡んだ演目、且つお2人ともが好きだった役にドン・ジュアンとドン・カルロを挙げているくらい思い出深い作品。対決相手がだいもんだったからこそ、さきちゃんもこのカフスを持ってきたんだろうな~…と思ったらエモくてエモくてまた頭が爆発しました…のぞさきにとって始まりとも言える作品を、お二人ともが大切だと思っているって…素敵やん…?)
その後のおまけはwww
まさかの「どっせい」掛け声対決にお腹よじれるくらい笑いましたwww「どっせーい!!」ってwwww
突然の無茶ぶりにも「シチュエーションから考えないと!」と至極真面目にお題に向き合われるお二人がまたwww
で、披露された「どっせーい!!」がカッコ良いんだから凄いよ!!??どゆこと!?「どっせい」ですよ!?
いや本当に凄いわ…「どっせーい!!」すらかっこ良く言えてしまう男役さんてホント凄いわ…。
どっせいどっせい打ちすぎて自分でもよく分かんなくなってきたけどとにかく凄いわ…。
まぁタキシードどっせいは実際に絵面想像すると笑っちゃいますけどね!!
と、また長くなったのでここでいったん切ります。
続きは萌え語り③で!!
お付き合いくださった方ありがとうございました!!
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その②です。③まであります。
●宝塚OG熱量対決 ~とにかく熱くお美しいヅカオタたち~
お次の対決はOGをいかに熱く語れるか対決。
…これあれだな、つまるところオタクの推しプレゼンですね?
お二人とも相当なヅカファンでいらっしゃるし、これは熱いトークが聞けそう!!でも尺が足りるのかな~??とか思っていたら…
早送り…だと!?
いや、長い話を早送りにして字幕だけ出すってバラエティではよくある手法ですけども。
そういうのってお笑い芸人とか、多少いじっても笑いで昇華される人じゃないと失礼にもなっちゃうじゃないですか。
今お話しされている方、トップスター様ですよ!!??wwwww
トップスター様といえばあらゆる記事やインタビューで一番長くお言葉が紹介される方であり、仮に尺の都合等で発言がカット編集されることはあっても早送り編集などもってのほか…ですよね!?
そんなトップスター様のお言葉がこんな雑(笑)な扱いをされているのを見られるなんて、この番組だけでは~!!??wwwwwwww
もう早送りのインパクトで手を叩きながら笑い転げてしまい、字幕で出てる話の内容は全く頭に入ってこなかったですがもうすっごい面白かった!!
後から録画でお話の内容を確認しましたが、尊敬する大和悠河さんを熱く語るだいもんの目がキラキラ輝いていて、当時のことを色々思い出してらっしゃるんだろうな~大切な思い出なんだろうな~と何だか微笑ましい気持ちにもなりました。もうだいもんじゃなくてあやちゃんの顔になってる、みたいな(笑)
それにしてもお話の仕方がすごく上手ですよね~!話のポイントを押さえているし、あの美声も相まって聞き取りやすくて分かりやすい!そしてやっぱり熱量が凄い!!
「20世紀号に乗って」の時のナウオンでしたっけ…オスカー役について、「まあやちゃんに演劇のことを語っている時の自分と似ている」みたいなことをおっしゃってたと思うのですが、OGさんについて語る姿は本当に身振り手振りが控えめなオスカー・ジャフィーでした…w
しゃべりだしたら止まらないし、「好きなOGの特に好きな作品」という話題を振られた時の「あー!!」と叫んじゃうリアクションとかもう…推しを語れるってオタクにとって喜びでしかないもんね…分かる…叫んじゃうの分かる…さきちゃんも冒頭でさらっと触れてたけど、普段からこういうOG萌えトークめっちゃされてるんだろうなぁ…。
で、マシンガントークの後に若干息を乱しながら(息継ぎ忘れてしゃべってたんでしょうね!)「質問ありますか!?」と聞くのもツボだったし(もっと語りたいから質問されたいオタクあるある)、熱く語り過ぎて立ち位置が分からなくなってるのも笑ったし(「どこだっけ?」と素で言ってるのがめっちゃ面白いんだけど、前かがみになった時の美脚がまたすごい)、「質問されてもいないのに答えるけど~」とまた語り始めちゃったの滅っ茶苦茶面白かったです!!
で、締めの「そんなことある?」でまた吹き出しちゃうっていうwwwww
本当にまぁなんとお美しいヅカオタであらせられることよ…。
で、後攻のさきちゃん。
こちらはだいもんと比べると、トークスキルがやはり弱そうな感じ…大丈夫か…頑張れ…がんば……
…話の内容が彩風家の日常になってますけど???
だ、大丈夫~!?なんか色んな意味で大丈夫!?さきちゃん~!!??
と、出だしから不安になったけど良かった、彩輝直さんのお名前出てきた!!こっから彩輝さんトークにな…
…おばあちゃんの家の話になっちゃったけど!!!???
いや~ホント、こういう話の仕方って性格というか個性が表れますね!!
普段のトークとか見ていても、じっくり考えながら順序立ててお話しされる方だなぁという印象なので、まずシチュエーションの説明から入ったってことでしょうか。そういえば絵心対決の時も、見たままの光景を描くのではなくベラドーヴァとか薔薇とかシチュエーションの補足的な要素を足していたから、普段から物語の背景をすごく大切にされているんだろうなぁ。
とはいえ、ものすご~くマイペースにお話を進めるさきちゃんを見ていて最初は心配になってしまったけど…(笑)(すみません)
初観劇の辺りからトークも熱くなり始め(そしてこちらも早送りされるっていうwww二番手スター様なのにwww)、そんな熱いさきちゃんを「おぉ~…新鮮」って感じで暖かく見守るだいもんがまたエモかったです…!!確かにこんな熱いさきちゃん中々見られませんもんね!!キラキラしててめっちゃ可愛い!!
ただやっぱりね!トークスキルは望海大先生の方が有利ですね…!!何たって聞かれてないのに延々としゃべっちゃうからね、強い!!!!!
で、おまけのきゃびいさん…がまた熱かったwww
初舞台の稽古場で素敵な上級生に一目ぼれ…って何かもう学園もの少女漫画みたい!
しかもそれが「初舞台あるある」って凄いな…リアル少女漫画だ宝塚…さすが夢の世界だ…。
そして一目惚れした先輩、鳴海じゅんさんとのエピソードを熱く語り「運命でしょ!?」と同意を求めるきゃびいさんへの、さきちゃんの「すごーーい」が可愛いwもう学年とか関係なく、完全にただのオタク萌えトークになってる…!!(誉めてます)
で、きゃびいさんの鳴海さん再現ゼリフがまた滅茶苦茶かっこよくてこれは…きゃびいさんに惚れてしまうよぉ!!www
そんな感じでこのめっちゃ美しいヅカオタたちの熱すぎるヅカトーークめっちゃ面白かったです!
てかこういう下級生が憧れの上級生について語るトーク番組とか定期的に放送してほしいな…あるんですかね、スカステ初心者なので詳しくないんですけど。
某アメトーーク(某になってない)みたいな感じで、「●●先生作品大好きジェンヌ」とか「●●さんに憧れてるジェンヌ」とかテーマごとに色んな生徒さんを呼んで話すトークバラエティも見てみたいなと思いました。
あ、あとロッカーで研1さんにいきなり話しかけるさきちゃん(と、「ヒャア!」てなる研1さん)も是非見てみたいですね☆☆
しかしこの、1人が立ってしゃべり、それを長机に座った2人が聞いているって構図、なんか面接というかオーディションみたいだな(笑)
●男役一品披露対決 ~♪ドン・ジュアン、ドン・ジュアーン!!~
続いては、男役としての「一品」を披露する対決。なるほど~。
先攻だいもんが紹介するのは映画「ゴッドファーザー」。なるほど~!!
男役の参考書、とおっしゃるくらい目線の使い方や仕草で勉強になることが多いというお話をフムフムと聞いてましたが…すみません、私この映画観たことなくて…不勉強で申し訳ございません!今度観ます!!
でも「あ~だからだいもん演じるマフィアはあんなにカッコ良くて悪くて最高なんだな!!」と納得でした。「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」も楽しみにしております!!(でも死なないで欲しいよ!!)
そして後攻のさきちゃんが持ってきたのはカフス。なるほど~!!!
これは男役のこだわりが詰まりまくってるアイテムですもんね!!
と言いつつ、観劇する時っていつもカフスまでは目がいかないんですよね…だいたい表情を追うのだけで精一杯になってしまうことが多くて。いやだって折角生で拝める機会なんだったら、細かい表情の変化とか、驚異の足の長さとかをじっくり楽しみたくてですね!?目が足りないんですわ、何たってホラ2つしかないから!!
そんなわけで、さきちゃんが持参されたカフスもいつのものなのかしら~とのんびり構えてたら…どどど「ドン・ジュアン」の時のカフス…!?
な、なんだってーーーーー!!!!????(ガタタッ)
こ、これが!!ドン・カルロの時の!!カフス!!!!!あの望海ジュアンに床ドンされていた時の!!!!カフス!!!!!!ハァ~~~~!!!!!(手を合わせて拝む)
「黒塗りの作品だから、カフスは地がゴールドで十字架っぽいデザインの物を選びました」というコメントを聞きながら、頭の中では「♪ドン・ジュアン、ドン・ジュアーン」の音楽が鳴り響きましたわ…大好きな作品で使われたカフスを、こうしてじっくり見られるのありがたい…!!「ドン・ジュアン」ではエルヴィラ役の有沙瞳ちゃんが首から下げていた十字架が印象的だったけど、カルロ君の手元にも十字架があったのね。
それに加えて、上級生から頂いたカフスへの想いとか、宝塚の中で受け継がれてきた夢とか愛とか伝統といったものが詰まった大切なモノ、というお話もすごく良かった~!!男役さんに限らず娘役さんもですが、タカラジェンヌの方々って本当に「神は細部に宿る」の精神で日々舞台と向き合っているのだなぁ…と尊敬の念が深くなりました。
(※思いだし追記
「ドン・ジュアン」はのぞさきが初めて主演と二番手格としてガッツリ絡んだ演目、且つお2人ともが好きだった役にドン・ジュアンとドン・カルロを挙げているくらい思い出深い作品。対決相手がだいもんだったからこそ、さきちゃんもこのカフスを持ってきたんだろうな~…と思ったらエモくてエモくてまた頭が爆発しました…のぞさきにとって始まりとも言える作品を、お二人ともが大切だと思っているって…素敵やん…?)
その後のおまけはwww
まさかの「どっせい」掛け声対決にお腹よじれるくらい笑いましたwww「どっせーい!!」ってwwww
突然の無茶ぶりにも「シチュエーションから考えないと!」と至極真面目にお題に向き合われるお二人がまたwww
で、披露された「どっせーい!!」がカッコ良いんだから凄いよ!!??どゆこと!?「どっせい」ですよ!?
いや本当に凄いわ…「どっせーい!!」すらかっこ良く言えてしまう男役さんてホント凄いわ…。
どっせいどっせい打ちすぎて自分でもよく分かんなくなってきたけどとにかく凄いわ…。
まぁタキシードどっせいは実際に絵面想像すると笑っちゃいますけどね!!
と、また長くなったのでここでいったん切ります。
続きは萌え語り③で!!
お付き合いくださった方ありがとうございました!!
2019年6月5日
さきちゃんブリネク最終回の萌え語り①
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その①です。③まであります。
とうとうやって参りました、ブリネク@さきちゃん最終回…。
そう、彩風咲奈VS望海風斗という超ドリームカードによる宝塚心対決回が!!!!!
…改めて書いてもちょっと意味わかんないですね、推しコンビの一騎討ち(?)って夢かな???
もうバレバレだと思うんですけど、私が今一番萌えているコンビ、それがのぞさきでございます。もうこれはしょうがない、沼の始まりが「ドン・ジュアン」だったからもうしょうがないんや…。
そもそもね、今ツイッターで色々独り言を呟いたり、たまにお絵かきをしているのも「ファントム」でのぞさき萌えが大爆発して限界突破してしまったからなんですよ!それまでは鍵垢でひっそりと萌えを吐き出してクールダウンしてたんや…!!!
そんなお二人が!!メインで!!30分番組!?やっっっっばいって!!!(私が)
もうさ~番組予告の写真からしてやばいよね~…背中合わせ!!この「仲間であり相棒であり時にライバルでもある」感!!
ッカ~!!たまんねぇ!!最高か!!好き!!!!!!
と、前置きから長くなってしまった!まぁとにかく滅茶苦茶楽しみにしていたわけですブリネク最終回!!
頑張ってリアタイするぞ!!と椅子に座って放送を待ち……放送が終わった頃には床に引っくり返っていました。リアルに。
なななななんじゃあの萌え&萌えによる怒涛の萌え攻撃は!!!!????
てことでブリネク最終回に萌え殺された者の感想文です。
長くなりますし、オタクテンション丸出しでかなり気持ち悪いと思うので…あの、別に読まなくて大丈夫ですんで…ホント…なんかすみません…。
●まずOPから最高
さきちゃんスーーーツ!!!!!ストライプのスーツだ!!しかもダボっとしてないシュッとしたスーツ!!
スーツは!男の!!戦闘服だもんね!!??
もう服装からして今までの対決とは覚悟の違いを感じる…最高だ…カッコイイ…。
そしてスペシャルスペシャルなゲスト、だいもん~;;;;;;
だいもんもカッコいいよぉ~モノトーンのシックなジャケットスタイルだよ~~さきちゃんもモノトーンだから(ネクタイはカラフルだけどやっぱりシック)2人並ぶと超ガッゴイイ;;;;
しかもお二人とも右手の人差し指に指輪されてる…!!このさり気ないお揃い感…グッときてしまう!!
なんというか、シックな装いな分お二人の元々の華やかさが引き立ちますね。は~目の保養!!アリガテェ!!
そもそも2人だけのツーショットってのもちょっと珍しいのでは??
トップと二番手だから並ぶことは多いけど、そこにきいちゃん(真彩希帆)もいる並びを見慣れてるから何だか凄く新鮮だしありがたみが増し増し…はーありがとうブリネク!!
そして「宝塚心」対決ということで「負けられないね!!」と気合を入れただいもんが、「もう『さきちゃん』とか呼べないね…彩風さん!」とまさかのあやかぜさん呼び…!!あやかぜさん!!番組開始1分で萌えの限界値を超えた!!!!
で、すかさず「(私も)じゃあ望海さん!」と呼び返したさきちゃんだけど、「さきちゃんと呼べない」と言われた瞬間の「え!?」と戸惑う顔が最高~に可愛かったです…は~アリガテェ…。
(その後のコーナーでは普通~にさきちゃん・のぞさん呼びしていたのも可愛かったねぇ…)
か~ら~のOP映像ですが、ここももう、さ…何故かきゃびいさん(早花まこ)相手にスパーリング?してるさきちゃんに笑った次の瞬間に、笑顔で肩を抱き合うのぞさきとかさ…も~~~ホント勘弁して!?無理!!え、こんなのが30分続くの!?私番組終了まで生きていられるの!!??
と命の危険すら感じましたよね~ホント…命は無事だったけど、まぁ正気は失いましたね。ええ。
しかしさきちゃんをセンターにきゃびいさん、だいもんと3人並んで振り向くところはきゃびいさんが一番の男前という不思議wwwきゃびいさんめっちゃかっこええですね!?
●宝塚絵心対決 ~またの名を「死」~
どんな対決をするのかと思ったらいきなり絵心対決wwwホントこの番組の対決内容予想の斜め上を行くな!?www
宝塚舞台の場面を絵で表現する対決ってことで、熱い(そして面白い)画伯バトルを見られそうだわ~と油断したのも束の間。
…第一問からお題が「『ファントム』銀橋のエリックとキャリエール」ってちょっとお待ちになって…?
え、そういう!?過去の名作とかじゃなくて、ガッツリのぞさきが絡んできた場面がお題なの!?
私やっぱり死ぬの!?
銀橋のエリックとキャリエールってあれでしょ?とめどなく流れ落ちる涙と共に、もはや引けないのぞさき沼に私がドボンしたあの場面でしょ??それをご本人が??描かれる???
しぬの…???
この時点で大分パニックなわけですけど、そうこうしている間にお二人がお描きになったイラストが披露されまして…ア~~~!?エリック~~~~!!!???エリック目線のさきパパ~~~~~!!!???(卒倒)
望海画伯、絵に独特の味(笑)があって画伯と呼ばれているというのはウッスラ存じ上げておりましたが、パパさきちゃんのイラストめちゃくちゃお上手ですね!?お顔の表情もすごく良いし、フロックコート着てるのに異常に長い足(笑)とかめっちゃさきちゃん!そして背景に描かれた光、音楽、何より大きく大きく描かれた愛のハートが…!!泣いちゃうよぉ…;;;;
宝塚GRAGH2019年2月号の対談記事で「(銀橋のシーンは)もうね~、さきちゃんから愛が溢れていて。私のポジションから、皆さまに見てみて欲しいですよ!」とだいもんが語っていたのを思いだし、ああ~望海エリックからはこんな風に見えてたんだ~;;;;と、もうね…たまらんですね。アリガテェ…ただただアリガテェ…;;;;;
と感動してたら、彩風画伯の絵がwwwwwwどえらいことになっとるwwwwww
エリックとキャリエールの場面だけど、二人の間にはベラドーヴァがいるから~と心象風景?まで絵に取り入れてしまうさきちゃんの感性、素晴らしいと思います。大切なことは目に見えませんもんね!!
…でもすみません、きゃびいさんの「そのベラドーヴァ、ウーパールーパー?」の突っ込みが面白すぎてもうウーパールーパーにしか見えないwww
第二問はお互いに指名した場面を描くってことで、だいもん→さきちゃんへのお題は「『ベルばら』の今宵一夜の場面」。
さきちゃん→だいもんへのお題は「『エリザベート』のラストでトートとシシィが天空に昇っていく場面」。
これはお二人とも上手でしたよね~!!
彩風画伯の今宵一夜、薔薇(?)が沢山背景に描かれててやっぱり心象風景を絵に取り入れる方なのだな…とw「窓…あったなと思って…」を2回言ってたのも可愛かったです。大事なことなので2回言ったのでしょうね。可愛い。
で、望海画伯のエリザベート…ぶっちゃけあの、トートとシシィより右下でナイフ持ってメラメラしてるルキーニの方が気になってしょうがないwwwあれって画伯ご本人です!?www
もしご本人だとしたら、真ん中のトート閣下はみりおちゃんなわけで~!?やっべ突然の同期愛にドーキドキしてしまう、同期だけに!!(笑うところです)
まぁ真相は分かりませんが、シシィがちょっとらんはなに似ている気もするんだよな…どうなんだろ~闇じゃなく夢が広がる~!!
そんなちょっっぴり和んで落ち着きを取り戻したかに見えた第二問でしたが…またやべぇのが来たぞ第三問!!
きゃびいさんからのお題で、「『Gato Bonito!!』で2人が組んで踊った場面のお互いの顔」。
…私、しぬの…?????(番組開始5分で3回目)
やーーーちょっと待って!?あれでしょ!?ガトボニ様と白猫ちゃんが濃厚に絡むあれでしょ!?あまりの興奮で私の思考回路がショート寸前になったあのやっばいダンスシーンでしょ!?ちょ、きゃび様天才であらせられる…!?
しかもかぶせるように「相手の素敵だなって思ったドアップの顔を描いて」と指示されるきゃび様…(と何を思いだされたのか吹き出して突っ伏すだいもん…)最高や…なんかもう全てが最高や~!!ワッショイワッショイ!!雪組最高~!!ワッショイワッショイ!!!
これはもう絵を描いてるお二人の姿もすっごい萌えたんですが、迷いを見せず大胆にペンを走らせる彩風画伯はめっちゃカッコ良かったし、「私の表現したいのはこんなんじゃない…!!」と悩む望海画伯には(分かる…分かる…)と勝手に親近感を抱いてしまい…www頭の中にあるイメージをその通り描くって本当~に難しいですもんね!!
で、出来上がった白猫さきちゃんの絵へのコメントが「困ってる顔なんだけどちょっと挑戦的」。
わ、わ、分かる~~~!!!!!それ!!それが白猫さきちゃんの魅力!!!困り眉だけど眼は挑戦的でセクシーなんですよね~分かる~!!!
あとやっぱりハート…さきちゃんのハートを感じてらっしゃるんだ~そっか~…ゲヘヘ…!!
そして大胆にペンを走らせていた彩風画伯の絵はやっぱり大胆だった!!!wwwwww
も~すごい。すごい圧。これぞだいもん!!って感じの、圧が絵から伝わってくる!!そして鼻筋の美しさは忠実!!www
私あの圧というか、押し出しの強さが滅茶苦茶好きなんですよね。
ガトボニはラテンショーだったから、だいもんのあのギラギラした押し出しの強さがすごくハマってたなぁと思います。
あと左下にちょこっと描かれてる白猫ちゃんの頭も可愛いな~も~全部可愛いな~~~好きです!!
と、ここまでで既に結構な長さになってしまったのでいったんこの辺で…。
続きは明日以降に書けたら書きます!自撮り対決もやばかったよね~!?
こんな気持ち悪い萌え語りを読んで下さった方(いるのか…?)、どうもありがとうございました!!
※Brilliant Dreams +NEXT「彩風咲奈」の最終回に萌え殺された者の萌え語り感想文その①です。③まであります。
とうとうやって参りました、ブリネク@さきちゃん最終回…。
そう、彩風咲奈VS望海風斗という超ドリームカードによる宝塚心対決回が!!!!!
…改めて書いてもちょっと意味わかんないですね、推しコンビの一騎討ち(?)って夢かな???
もうバレバレだと思うんですけど、私が今一番萌えているコンビ、それがのぞさきでございます。もうこれはしょうがない、沼の始まりが「ドン・ジュアン」だったからもうしょうがないんや…。
そもそもね、今ツイッターで色々独り言を呟いたり、たまにお絵かきをしているのも「ファントム」でのぞさき萌えが大爆発して限界突破してしまったからなんですよ!それまでは鍵垢でひっそりと萌えを吐き出してクールダウンしてたんや…!!!
そんなお二人が!!メインで!!30分番組!?やっっっっばいって!!!(私が)
もうさ~番組予告の写真からしてやばいよね~…背中合わせ!!この「仲間であり相棒であり時にライバルでもある」感!!
ッカ~!!たまんねぇ!!最高か!!好き!!!!!!
と、前置きから長くなってしまった!まぁとにかく滅茶苦茶楽しみにしていたわけですブリネク最終回!!
頑張ってリアタイするぞ!!と椅子に座って放送を待ち……放送が終わった頃には床に引っくり返っていました。リアルに。
なななななんじゃあの萌え&萌えによる怒涛の萌え攻撃は!!!!????
てことでブリネク最終回に萌え殺された者の感想文です。
長くなりますし、オタクテンション丸出しでかなり気持ち悪いと思うので…あの、別に読まなくて大丈夫ですんで…ホント…なんかすみません…。
●まずOPから最高
さきちゃんスーーーツ!!!!!ストライプのスーツだ!!しかもダボっとしてないシュッとしたスーツ!!
スーツは!男の!!戦闘服だもんね!!??
もう服装からして今までの対決とは覚悟の違いを感じる…最高だ…カッコイイ…。
そしてスペシャルスペシャルなゲスト、だいもん~;;;;;;
だいもんもカッコいいよぉ~モノトーンのシックなジャケットスタイルだよ~~さきちゃんもモノトーンだから(ネクタイはカラフルだけどやっぱりシック)2人並ぶと超ガッゴイイ;;;;
しかもお二人とも右手の人差し指に指輪されてる…!!このさり気ないお揃い感…グッときてしまう!!
なんというか、シックな装いな分お二人の元々の華やかさが引き立ちますね。は~目の保養!!アリガテェ!!
そもそも2人だけのツーショットってのもちょっと珍しいのでは??
トップと二番手だから並ぶことは多いけど、そこにきいちゃん(真彩希帆)もいる並びを見慣れてるから何だか凄く新鮮だしありがたみが増し増し…はーありがとうブリネク!!
そして「宝塚心」対決ということで「負けられないね!!」と気合を入れただいもんが、「もう『さきちゃん』とか呼べないね…彩風さん!」とまさかのあやかぜさん呼び…!!あやかぜさん!!番組開始1分で萌えの限界値を超えた!!!!
で、すかさず「(私も)じゃあ望海さん!」と呼び返したさきちゃんだけど、「さきちゃんと呼べない」と言われた瞬間の「え!?」と戸惑う顔が最高~に可愛かったです…は~アリガテェ…。
(その後のコーナーでは普通~にさきちゃん・のぞさん呼びしていたのも可愛かったねぇ…)
か~ら~のOP映像ですが、ここももう、さ…何故かきゃびいさん(早花まこ)相手にスパーリング?してるさきちゃんに笑った次の瞬間に、笑顔で肩を抱き合うのぞさきとかさ…も~~~ホント勘弁して!?無理!!え、こんなのが30分続くの!?私番組終了まで生きていられるの!!??
と命の危険すら感じましたよね~ホント…命は無事だったけど、まぁ正気は失いましたね。ええ。
しかしさきちゃんをセンターにきゃびいさん、だいもんと3人並んで振り向くところはきゃびいさんが一番の男前という不思議wwwきゃびいさんめっちゃかっこええですね!?
●宝塚絵心対決 ~またの名を「死」~
どんな対決をするのかと思ったらいきなり絵心対決wwwホントこの番組の対決内容予想の斜め上を行くな!?www
宝塚舞台の場面を絵で表現する対決ってことで、熱い(そして面白い)画伯バトルを見られそうだわ~と油断したのも束の間。
…第一問からお題が「『ファントム』銀橋のエリックとキャリエール」ってちょっとお待ちになって…?
え、そういう!?過去の名作とかじゃなくて、ガッツリのぞさきが絡んできた場面がお題なの!?
私やっぱり死ぬの!?
銀橋のエリックとキャリエールってあれでしょ?とめどなく流れ落ちる涙と共に、もはや引けないのぞさき沼に私がドボンしたあの場面でしょ??それをご本人が??描かれる???
しぬの…???
この時点で大分パニックなわけですけど、そうこうしている間にお二人がお描きになったイラストが披露されまして…ア~~~!?エリック~~~~!!!???エリック目線のさきパパ~~~~~!!!???(卒倒)
望海画伯、絵に独特の味(笑)があって画伯と呼ばれているというのはウッスラ存じ上げておりましたが、パパさきちゃんのイラストめちゃくちゃお上手ですね!?お顔の表情もすごく良いし、フロックコート着てるのに異常に長い足(笑)とかめっちゃさきちゃん!そして背景に描かれた光、音楽、何より大きく大きく描かれた愛のハートが…!!泣いちゃうよぉ…;;;;
宝塚GRAGH2019年2月号の対談記事で「(銀橋のシーンは)もうね~、さきちゃんから愛が溢れていて。私のポジションから、皆さまに見てみて欲しいですよ!」とだいもんが語っていたのを思いだし、ああ~望海エリックからはこんな風に見えてたんだ~;;;;と、もうね…たまらんですね。アリガテェ…ただただアリガテェ…;;;;;
と感動してたら、彩風画伯の絵がwwwwwwどえらいことになっとるwwwwww
エリックとキャリエールの場面だけど、二人の間にはベラドーヴァがいるから~と心象風景?まで絵に取り入れてしまうさきちゃんの感性、素晴らしいと思います。大切なことは目に見えませんもんね!!
…でもすみません、きゃびいさんの「そのベラドーヴァ、ウーパールーパー?」の突っ込みが面白すぎてもうウーパールーパーにしか見えないwww
第二問はお互いに指名した場面を描くってことで、だいもん→さきちゃんへのお題は「『ベルばら』の今宵一夜の場面」。
さきちゃん→だいもんへのお題は「『エリザベート』のラストでトートとシシィが天空に昇っていく場面」。
これはお二人とも上手でしたよね~!!
彩風画伯の今宵一夜、薔薇(?)が沢山背景に描かれててやっぱり心象風景を絵に取り入れる方なのだな…とw「窓…あったなと思って…」を2回言ってたのも可愛かったです。大事なことなので2回言ったのでしょうね。可愛い。
で、望海画伯のエリザベート…ぶっちゃけあの、トートとシシィより右下でナイフ持ってメラメラしてるルキーニの方が気になってしょうがないwwwあれって画伯ご本人です!?www
もしご本人だとしたら、真ん中のトート閣下はみりおちゃんなわけで~!?やっべ突然の同期愛にドーキドキしてしまう、同期だけに!!(笑うところです)
まぁ真相は分かりませんが、シシィがちょっとらんはなに似ている気もするんだよな…どうなんだろ~闇じゃなく夢が広がる~!!
そんなちょっっぴり和んで落ち着きを取り戻したかに見えた第二問でしたが…またやべぇのが来たぞ第三問!!
きゃびいさんからのお題で、「『Gato Bonito!!』で2人が組んで踊った場面のお互いの顔」。
…私、しぬの…?????(番組開始5分で3回目)
やーーーちょっと待って!?あれでしょ!?ガトボニ様と白猫ちゃんが濃厚に絡むあれでしょ!?あまりの興奮で私の思考回路がショート寸前になったあのやっばいダンスシーンでしょ!?ちょ、きゃび様天才であらせられる…!?
しかもかぶせるように「相手の素敵だなって思ったドアップの顔を描いて」と指示されるきゃび様…(と何を思いだされたのか吹き出して突っ伏すだいもん…)最高や…なんかもう全てが最高や~!!ワッショイワッショイ!!雪組最高~!!ワッショイワッショイ!!!
これはもう絵を描いてるお二人の姿もすっごい萌えたんですが、迷いを見せず大胆にペンを走らせる彩風画伯はめっちゃカッコ良かったし、「私の表現したいのはこんなんじゃない…!!」と悩む望海画伯には(分かる…分かる…)と勝手に親近感を抱いてしまい…www頭の中にあるイメージをその通り描くって本当~に難しいですもんね!!
で、出来上がった白猫さきちゃんの絵へのコメントが「困ってる顔なんだけどちょっと挑戦的」。
わ、わ、分かる~~~!!!!!それ!!それが白猫さきちゃんの魅力!!!困り眉だけど眼は挑戦的でセクシーなんですよね~分かる~!!!
あとやっぱりハート…さきちゃんのハートを感じてらっしゃるんだ~そっか~…ゲヘヘ…!!
そして大胆にペンを走らせていた彩風画伯の絵はやっぱり大胆だった!!!wwwwww
も~すごい。すごい圧。これぞだいもん!!って感じの、圧が絵から伝わってくる!!そして鼻筋の美しさは忠実!!www
私あの圧というか、押し出しの強さが滅茶苦茶好きなんですよね。
ガトボニはラテンショーだったから、だいもんのあのギラギラした押し出しの強さがすごくハマってたなぁと思います。
あと左下にちょこっと描かれてる白猫ちゃんの頭も可愛いな~も~全部可愛いな~~~好きです!!
と、ここまでで既に結構な長さになってしまったのでいったんこの辺で…。
続きは明日以降に書けたら書きます!自撮り対決もやばかったよね~!?
こんな気持ち悪い萌え語りを読んで下さった方(いるのか…?)、どうもありがとうございました!!
2019年5月30日
月組「夢現無双」感想
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
※「『夢現無双』大好き!!超感動した!!」って方は趣味・嗜好・感性が私と合わないと思いますので読まない方が良いかと存じます。あくまで個人の感想です。
演目が発表になった時、月組に詳しくない私でも「あ~分かる~」と思ったたまきち(珠城りょう)の宮本武蔵。
たまきちが武蔵ならみやちゃん(美弥るりか)が佐々木小次郎だろうなと想像がつく。二人のイメージに合うし、原作もあるし、サイトー先生なら上手くまとめて良い作品になるのでは~…と思ってたんですが。
幕が開いてからヤベェ噂しか聞こえてこない…。
え~何で~!?どうしちゃったサイトー先生!?
いやだって「桜花に舞え」は良かったしさ…「エル・アルコン」もめっちゃ好きなんですけど…。
まぁでも百聞は一見に如かずだしね!と思いつつも、期待値を限りなく低く(むしろマイナスに)して臨んだ観劇だったんですが。
こいつはヤベェ…(納得)
も~本当にヤマなし、オチなしでついでにイミもないかもしれない。
最後まで見ても何が描きたいお話だったのかが私にはよう分からんかった!!この作品のテーマとは!?
以前、何かのインタビューで小柳奈穂子先生が「長い原作モノを舞台化する時は、まず話を1行に要約する」てお話をされてたんですね。たとえば「はいからさんが通る」なら「女性が自立する話」とかそんな感じで、まず話の軸になる部分を決める。そこにエピソードを足していくことで、筋が散漫になってしまうのを防ぐ…というとても分かりやすくて、「だから小柳先生作品は安心して見られるんだな~」と納得のお話でした。
「夢現無双」はこの話の軸がよく分からなかった。
武蔵の成長物語ではあるんだけど、彼が何のために強くなりたいのか、強くなってどうしたいのかが見えてこない。
父や母との関係が「強くなりたい」という思いの根底にあるのはなんとな~く分かるけど、なんとな~くじゃダメじゃんこの部分!?成長物語において行動原理ってすっごく大事だよね!?
「かつて父を倒した天才剣士・佐々木小次郎との対決と、武蔵が剣の道に求めたもの」に焦点を合わせて、スタンダードに巌流島の決闘をクライマックスにすればよかったのになぁ…何でそうしなかったんだろ??
そこを強調すればみやちゃんのあのとんでもない麗しさやカッコよさも活きただろうし、出てくるたびに通行人Aみたいな印象にもならなかっただろうなと(いやあんなに美しい通行人Aがこの世に存在してたまるかって感じだけど)
そしてライバルがカッコ良ければ主人公との対比も活きてくるわけで、たまきち武蔵ももっと地に足のついたキャラになったのでは。折角二人に似合いそうなキャラを持ってきたのに、何とも勿体なさすぎる…。
これが他の舞台だったらまた話は別かもしれないけど、宝塚だもん。
宮本武蔵の薄く広く満遍なくなダイジェスト人生物語より、話の前後をぶったぎってでもトップと二番手の宿命のライバル関係とか、そこに至るまでの過程、そしてドラマティックな結末が描かれた物語の方が私は数万倍楽しい。
組子のために役を沢山用意してくれるのは良いことだと思うんですけど…ちょっと人物もエピソードも散らかりすぎだった印象。
何となくですが、サイトー先生は原作が好きすぎたのかなと思いました。「あの場面も良い!この場面も入れたい!!」と好きな場面を詰め込みすぎた結果、テーマがぼんやりしちゃったのかなと。
あ、あと武蔵の心の声うるさすぎ問題!!(笑)
小次郎と初めてすれ違った時に「只者ではない…」と心の声アナウンスが入るのは分かるよ。
ただお通が武蔵への想いを告げる場面での心の声アナウンスいらなくない!?2階席後方から見たら、心の声ではなくて実際の台詞と勘違いしちゃうんじゃ…?と心配になった。口元動いてるかどうかなんて遠くからじゃ分かりにくいし。
段々「あーもーめんどくせぇ、お通に全部話しちまえYO!!」ってなったよ私…強くなりたい目的もフワフワしてる武蔵なんだから、もうお通とくっついてもいいんじゃないの~!?(投げやり)
お通の気持ちには応えられないものの、実は武蔵もお通を想っている…というのであれば、お通が捌けてから彼女が去った方向に向かって「お前と一緒に、生きてもいいか」とつぶやく武蔵…とかの方が私は好きだな。
そういえば「エル・アルコン」の時も主人公の心の声がアナウンスで入って「宝塚ってこういう演出もするんだ~斬新~」なんて当時思った記憶がありますが、単にサイトー先生が心の声演出好きなのかな…漫画だとウニフラに囲まれてそうな台詞。
にしたって今回は多すぎ。あの心の声でお芝居が更に冗長なものになってしまっている印象を受けました。
でもこんなアレな脚本・演出でも全力でぶつかってお芝居する宝塚の生徒さん方は本当に偉いしかっこいいな…月組さんめっちゃ頑張ってた。めっっっちゃ頑張ってた。
そして私が観劇した回(5/23(木)ソワレ)はれいこちゃん(月城かなと)が怪我のため休演。その代役をおだちん(風間柚乃)と蘭世惠翔くんが頑張って務めていました。5/21(火)マチネから代役公演になったから5回目だったのかな?あれだけタイトなスケジュールで、いきなりの代役とは思えないほど立派に演じ切っていたお二人は本当に素晴らしかったです。
おだちんなんてエリザに続いての代役だもんな…新公主演も務めて、更に代役まできちんとこなしてって凄すぎない!?
けどさすがに無理がすぎると思うのでホント、お体に気を付けて欲しいなと思います…。
以下キャスト別ざっくり感想。
☆宮本武蔵@珠城りょう
絶対ハマるだろうと思っていただけに…うーん残念。
脚本が悪いのは勿論あるにしても、シリアスな場面で台詞が棒読みに聞こえてしまうのが…暴れん坊武蔵を沢庵さんが諭す場面の「オレハツヨイィ~!!(棒)」「オレヲコロセェ~!!(棒)」にびっくり。
いや、ちょっと棒すぎません!?アレェ~!!??
歌もそうだけど、たまきちの男役声って抑揚をつけにくいのかな…?だから叫ぶと全部棒っぽく聞こえてしまうのかもしれない。
前半は演技が棒っぽくなったり、吉岡道場に返り討ちにされる場面もあっけなすぎて「このお芝居、本当に大丈夫か…」とハラハラしましたが、弟子ができた辺りからだいぶ落ち着いた印象。後半は安心して観られました。
ただ走り方がなんか…常に小走りみたいだったのは何でだろ??元々そういう走り方ならいいんだけど、私が観た回はたまきちも調子が悪かったそうなので…千秋楽まで無事に乗り切って欲しい。
☆佐々木小次郎@美弥るりか
「デンジャラスビューティ☆KOJIROU」とかそんな感じの小次郎みやちゃん主演のスピンオフが観たいんですけど!?(でも退団されちゃうんですよね…嗚呼…)
というくらい美しく、麗しく、そして強くてかっこいい佐々木小次郎でした。
まぁ脚本のせいで出てくるたびに「通りすがりの超かっこいい人」みたいでしたけどね!?いやでも水も滴るいい男とは小次郎みやちゃんのためにあるような言葉だなと思いました。も~あらゆる所作の色気が凄い。道を歩くだけですれ違う女(と多分男も)のハートを盗みまくってるでしょうね、これは…あまりにもギルティ。
最後の武蔵との決闘もかっこ良かったなぁ…あの長い刀の扱いは大変そうでしたが(特に鞘に戻す時)(そりゃ鞘を投げ捨てたくもなるわと思った)(そういうことじゃない)
ただやっぱり退団公演がこれっていうのは勿体ないなぁという気持ち。
「惜しまれつつ退団」というのがタカラジェンヌとして美しい引き際だとは聞くけれど、これはちょっと…惜しみ方が違ってしまう気がする~!!勿体ない~!!
☆お通@美園さくら
月組観劇歴が激浅いため、意識して観るのは初めてだったのですが…普通に良いじゃん??(上からですみません)
いや、カフェブレイクにエリザの新公ヒロインとして出演されてたのを見た時に「うわ、話し方が苦手だな~この子…」と思ってちょっと引いちゃってたんですよね。
そしたらお芝居も歌も良いじゃん~!?ストーカー気味だけど、武蔵を一途に慕って追いかけるヒロインがハマっていてとても良かったです。一途ヒロインって下手するとウザ女に見えてしまうけど、私は最後まで「お通、健気で可愛いなぁ」と思いながら見守れました。
トップ娘役ってだけでも大変なのに、スーパーグレイト娘役ちゃぴ(愛希れいか)の後任ってことで余計プレッシャーが大きいとは思うけどこれからも頑張って欲しい…!!
☆又八@風間柚乃
れいこちゃんの又八を観られていないので何とも言えないのですが、おだちんの又八すっごく良かったと思います!!愛すべきヘタレ!!ダメなところが可愛い!!
又八は3枚目な役どころだけど、一番人間らしい弱さも表れているので共感しやすいキャラクターという印象。だからこそ、強すぎても弱すぎてもダメな、バランスが難しい役でもあるかなと。
何も知らないで観に行ったら代役だなんて全然気づかなかったんじゃないかなぁ…それくらい堂々と、かつ自然に演じている印象を受けました。
なんかもうビジュアルも芝居も歌もこんだけ出来上がっててまだ新公学年って信じられないや…良い意味で学年詐欺って言われてしまうのがよく分かる。将来がとても楽しみなジェンヌさんだなぁ!今後ますますのご活躍をお祈りいたします!!
☆吉野太夫@海乃美月
何度も言ってしまうけど脚本が何しろアレなので、吉野太夫の役どころもちょっと掴みづらかった…けど、ヒロインのお通が自分の気持ちに正直に突き進む女性なのに対し、吉野太夫は中々本心を見せず穏やかに、そして儚げに微笑んでいる女性という印象。太陽と月のような対比が良かったし、何よりうみちゃん(海乃美月)がとっても綺麗でした!!
武蔵が吉岡一門との決闘をする場面で琵琶をかきならしてるのもかっこ良かったよ~!!
あと輝月ゆうまさんと白雪さち花さんの濃さは凄かったな…「濃い!!存在感すごい!!」って感想しか出てこなくて恐縮なんですが。
そんなこんなで印象に残った方々のざっくり感想でした。
あ!それとおだちんの役どころ(宍戸梅軒)に代役で入って頑張ってた蘭世くんですが、さすがに鎖鎌の扱いは大変そうだった…(笑)こればっかりはホント、一朝一夕にできるものではないだろうと思うので怪我のないように頑張って欲しいです。
そしてれいこちゃんとうみちゃんのお怪我が一日も早く良くなることを心よりお祈りしています。
月組頑張れ…!!
※「『夢現無双』大好き!!超感動した!!」って方は趣味・嗜好・感性が私と合わないと思いますので読まない方が良いかと存じます。あくまで個人の感想です。
演目が発表になった時、月組に詳しくない私でも「あ~分かる~」と思ったたまきち(珠城りょう)の宮本武蔵。
たまきちが武蔵ならみやちゃん(美弥るりか)が佐々木小次郎だろうなと想像がつく。二人のイメージに合うし、原作もあるし、サイトー先生なら上手くまとめて良い作品になるのでは~…と思ってたんですが。
幕が開いてからヤベェ噂しか聞こえてこない…。
え~何で~!?どうしちゃったサイトー先生!?
いやだって「桜花に舞え」は良かったしさ…「エル・アルコン」もめっちゃ好きなんですけど…。
まぁでも百聞は一見に如かずだしね!と思いつつも、期待値を限りなく低く(むしろマイナスに)して臨んだ観劇だったんですが。
こいつはヤベェ…(納得)
も~本当にヤマなし、オチなしでついでにイミもないかもしれない。
最後まで見ても何が描きたいお話だったのかが私にはよう分からんかった!!この作品のテーマとは!?
以前、何かのインタビューで小柳奈穂子先生が「長い原作モノを舞台化する時は、まず話を1行に要約する」てお話をされてたんですね。たとえば「はいからさんが通る」なら「女性が自立する話」とかそんな感じで、まず話の軸になる部分を決める。そこにエピソードを足していくことで、筋が散漫になってしまうのを防ぐ…というとても分かりやすくて、「だから小柳先生作品は安心して見られるんだな~」と納得のお話でした。
「夢現無双」はこの話の軸がよく分からなかった。
武蔵の成長物語ではあるんだけど、彼が何のために強くなりたいのか、強くなってどうしたいのかが見えてこない。
父や母との関係が「強くなりたい」という思いの根底にあるのはなんとな~く分かるけど、なんとな~くじゃダメじゃんこの部分!?成長物語において行動原理ってすっごく大事だよね!?
「かつて父を倒した天才剣士・佐々木小次郎との対決と、武蔵が剣の道に求めたもの」に焦点を合わせて、スタンダードに巌流島の決闘をクライマックスにすればよかったのになぁ…何でそうしなかったんだろ??
そこを強調すればみやちゃんのあのとんでもない麗しさやカッコよさも活きただろうし、出てくるたびに通行人Aみたいな印象にもならなかっただろうなと(いやあんなに美しい通行人Aがこの世に存在してたまるかって感じだけど)
そしてライバルがカッコ良ければ主人公との対比も活きてくるわけで、たまきち武蔵ももっと地に足のついたキャラになったのでは。折角二人に似合いそうなキャラを持ってきたのに、何とも勿体なさすぎる…。
これが他の舞台だったらまた話は別かもしれないけど、宝塚だもん。
宮本武蔵の薄く広く満遍なくなダイジェスト人生物語より、話の前後をぶったぎってでもトップと二番手の宿命のライバル関係とか、そこに至るまでの過程、そしてドラマティックな結末が描かれた物語の方が私は数万倍楽しい。
組子のために役を沢山用意してくれるのは良いことだと思うんですけど…ちょっと人物もエピソードも散らかりすぎだった印象。
何となくですが、サイトー先生は原作が好きすぎたのかなと思いました。「あの場面も良い!この場面も入れたい!!」と好きな場面を詰め込みすぎた結果、テーマがぼんやりしちゃったのかなと。
あ、あと武蔵の心の声うるさすぎ問題!!(笑)
小次郎と初めてすれ違った時に「只者ではない…」と心の声アナウンスが入るのは分かるよ。
ただお通が武蔵への想いを告げる場面での心の声アナウンスいらなくない!?2階席後方から見たら、心の声ではなくて実際の台詞と勘違いしちゃうんじゃ…?と心配になった。口元動いてるかどうかなんて遠くからじゃ分かりにくいし。
段々「あーもーめんどくせぇ、お通に全部話しちまえYO!!」ってなったよ私…強くなりたい目的もフワフワしてる武蔵なんだから、もうお通とくっついてもいいんじゃないの~!?(投げやり)
お通の気持ちには応えられないものの、実は武蔵もお通を想っている…というのであれば、お通が捌けてから彼女が去った方向に向かって「お前と一緒に、生きてもいいか」とつぶやく武蔵…とかの方が私は好きだな。
そういえば「エル・アルコン」の時も主人公の心の声がアナウンスで入って「宝塚ってこういう演出もするんだ~斬新~」なんて当時思った記憶がありますが、単にサイトー先生が心の声演出好きなのかな…漫画だとウニフラに囲まれてそうな台詞。
にしたって今回は多すぎ。あの心の声でお芝居が更に冗長なものになってしまっている印象を受けました。
でもこんなアレな脚本・演出でも全力でぶつかってお芝居する宝塚の生徒さん方は本当に偉いしかっこいいな…月組さんめっちゃ頑張ってた。めっっっちゃ頑張ってた。
そして私が観劇した回(5/23(木)ソワレ)はれいこちゃん(月城かなと)が怪我のため休演。その代役をおだちん(風間柚乃)と蘭世惠翔くんが頑張って務めていました。5/21(火)マチネから代役公演になったから5回目だったのかな?あれだけタイトなスケジュールで、いきなりの代役とは思えないほど立派に演じ切っていたお二人は本当に素晴らしかったです。
おだちんなんてエリザに続いての代役だもんな…新公主演も務めて、更に代役まできちんとこなしてって凄すぎない!?
けどさすがに無理がすぎると思うのでホント、お体に気を付けて欲しいなと思います…。
以下キャスト別ざっくり感想。
☆宮本武蔵@珠城りょう
絶対ハマるだろうと思っていただけに…うーん残念。
脚本が悪いのは勿論あるにしても、シリアスな場面で台詞が棒読みに聞こえてしまうのが…暴れん坊武蔵を沢庵さんが諭す場面の「オレハツヨイィ~!!(棒)」「オレヲコロセェ~!!(棒)」にびっくり。
いや、ちょっと棒すぎません!?アレェ~!!??
歌もそうだけど、たまきちの男役声って抑揚をつけにくいのかな…?だから叫ぶと全部棒っぽく聞こえてしまうのかもしれない。
前半は演技が棒っぽくなったり、吉岡道場に返り討ちにされる場面もあっけなすぎて「このお芝居、本当に大丈夫か…」とハラハラしましたが、弟子ができた辺りからだいぶ落ち着いた印象。後半は安心して観られました。
ただ走り方がなんか…常に小走りみたいだったのは何でだろ??元々そういう走り方ならいいんだけど、私が観た回はたまきちも調子が悪かったそうなので…千秋楽まで無事に乗り切って欲しい。
☆佐々木小次郎@美弥るりか
「デンジャラスビューティ☆KOJIROU」とかそんな感じの小次郎みやちゃん主演のスピンオフが観たいんですけど!?(でも退団されちゃうんですよね…嗚呼…)
というくらい美しく、麗しく、そして強くてかっこいい佐々木小次郎でした。
まぁ脚本のせいで出てくるたびに「通りすがりの超かっこいい人」みたいでしたけどね!?いやでも水も滴るいい男とは小次郎みやちゃんのためにあるような言葉だなと思いました。も~あらゆる所作の色気が凄い。道を歩くだけですれ違う女(と多分男も)のハートを盗みまくってるでしょうね、これは…あまりにもギルティ。
最後の武蔵との決闘もかっこ良かったなぁ…あの長い刀の扱いは大変そうでしたが(特に鞘に戻す時)(そりゃ鞘を投げ捨てたくもなるわと思った)(そういうことじゃない)
ただやっぱり退団公演がこれっていうのは勿体ないなぁという気持ち。
「惜しまれつつ退団」というのがタカラジェンヌとして美しい引き際だとは聞くけれど、これはちょっと…惜しみ方が違ってしまう気がする~!!勿体ない~!!
☆お通@美園さくら
月組観劇歴が激浅いため、意識して観るのは初めてだったのですが…普通に良いじゃん??(上からですみません)
いや、カフェブレイクにエリザの新公ヒロインとして出演されてたのを見た時に「うわ、話し方が苦手だな~この子…」と思ってちょっと引いちゃってたんですよね。
そしたらお芝居も歌も良いじゃん~!?ストーカー気味だけど、武蔵を一途に慕って追いかけるヒロインがハマっていてとても良かったです。一途ヒロインって下手するとウザ女に見えてしまうけど、私は最後まで「お通、健気で可愛いなぁ」と思いながら見守れました。
トップ娘役ってだけでも大変なのに、スーパーグレイト娘役ちゃぴ(愛希れいか)の後任ってことで余計プレッシャーが大きいとは思うけどこれからも頑張って欲しい…!!
☆又八@風間柚乃
れいこちゃんの又八を観られていないので何とも言えないのですが、おだちんの又八すっごく良かったと思います!!愛すべきヘタレ!!ダメなところが可愛い!!
又八は3枚目な役どころだけど、一番人間らしい弱さも表れているので共感しやすいキャラクターという印象。だからこそ、強すぎても弱すぎてもダメな、バランスが難しい役でもあるかなと。
何も知らないで観に行ったら代役だなんて全然気づかなかったんじゃないかなぁ…それくらい堂々と、かつ自然に演じている印象を受けました。
なんかもうビジュアルも芝居も歌もこんだけ出来上がっててまだ新公学年って信じられないや…良い意味で学年詐欺って言われてしまうのがよく分かる。将来がとても楽しみなジェンヌさんだなぁ!今後ますますのご活躍をお祈りいたします!!
☆吉野太夫@海乃美月
何度も言ってしまうけど脚本が何しろアレなので、吉野太夫の役どころもちょっと掴みづらかった…けど、ヒロインのお通が自分の気持ちに正直に突き進む女性なのに対し、吉野太夫は中々本心を見せず穏やかに、そして儚げに微笑んでいる女性という印象。太陽と月のような対比が良かったし、何よりうみちゃん(海乃美月)がとっても綺麗でした!!
武蔵が吉岡一門との決闘をする場面で琵琶をかきならしてるのもかっこ良かったよ~!!
あと輝月ゆうまさんと白雪さち花さんの濃さは凄かったな…「濃い!!存在感すごい!!」って感想しか出てこなくて恐縮なんですが。
そんなこんなで印象に残った方々のざっくり感想でした。
あ!それとおだちんの役どころ(宍戸梅軒)に代役で入って頑張ってた蘭世くんですが、さすがに鎖鎌の扱いは大変そうだった…(笑)こればっかりはホント、一朝一夕にできるものではないだろうと思うので怪我のないように頑張って欲しいです。
そしてれいこちゃんとうみちゃんのお怪我が一日も早く良くなることを心よりお祈りしています。
月組頑張れ…!!
2019年5月14日
星組全ツ「アルジェの男」感想
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
2019年5月12日、星組全ツ「アルジェの男/ESTRELLAS」の神奈川公演を観てきたよ!
「アルジェの男」は初見だったんですが、主人公も二番手も悪い男ってことだけ頭に入れて観に行きました。
いやーーーー見事なKUZU男たちでしたね~~~!!!特にジャック!わっるい!!
初演が1974年とのことでやはり昔の作品っぽさはありましたが、見ごたえはあったし最後までハラハラドキドキしながら楽しめました。
一応あらすじを書くよ(後で自分で読み返す用なので読み飛ばしてOKです)
舞台は第二次世界大戦前、フランス占領下のアルジェリア。「いつか一流の男になってやる」という野望を抱く不良青年ジュリアン(礼真琴)は、ある日同じく不良でジュリアンとは折り合いが悪いジャック(愛月ひかる)から賭けを持ち掛けられる。それはアルジェリア総督ボランジュ(朝水りょう)の財布を掏れるかどうかというもの。ジャックにけしかけられたジュリアンは、恋人のサビーヌ(音波みのり)の心配もよそに賭けに乗る。
「スリは失敗したことがない」と豪語するジュリアンだったが、ボランジュ総督はあっさりジュリアンの手口を見破りジュリアンを捕らえてしまう。警察に突き出されることを覚悟するジュリアンだったが、ボランジュは何故か彼を自分の屋敷に招き入れる。そこでボランジュは、かつては自分もただの不良だったこと、悪党で伸し上がれる者はごく僅かであることをジュリアンに語り、その炎のような野心を自分の教えるやり方で叶えてみせろと諭す。始めは反抗的な態度を取っていたジュリアンも、ボランジュの言葉を受け入れ、彼の元で伸し上がる決意をする。
そんなジュリアンの変化をジャックや不良仲間たちはからかい、暴行を加えるが、サビーヌがかばったことで難を逃れる。そこでジュリアンが総督と共にフランスのパリへ渡ることを知るサビーヌ。サビーヌは旅立つジュリアンに寂しさを感じながらも縋るようなことはせず、彼の成功を祈って送り出すのだった。
それから5年後、ボランジュの秘書官として将来を有望視されるようになったジュリアン。
パリの社交界でも人気を集める彼に、ボランジュは自分の娘エリザベート(桜庭舞)の婿としてジュリアンを迎え、後継者にしたいと考えるようになっていた。プライドの高いエリザベートは元々不良だったジュリアンを見下し、全く興味がない風を装っていたが、それはジュリアンに惹かれていく心の裏返しでしかなかった。
一方で、パリ社交界の花形シャルドンヌ婦人(万里柚美)もジュリアンを気に入り、可愛がっている盲目の姪っ子アナ・ベル(小桜ほのか)を幸せにしてくれるなら政界進出を後押しするとジュリアンに持ちかける。純真なアナ・ベルはジュリアンを優しい好青年と思い、一途に慕い始めるが…そんなアナ・ベルを、付き人のアンドレ(極美慎)が複雑な思いで見守っていた。
そんな時、ジュリアンは偶然訪れたパリのナイトクラブでダンサーとして働くサビーヌと再会する。成功していくジュリアンをせめて近くで見守りたかったと話すサビーヌに胸を打たれるジュリアン。しかしそこへジャックも現れ、「今、サビーヌは俺の女だ」と告げ…。
とかそんな感じの話です。ざっくり書くつもりが長くなってしまった!
不良(というかイメージは893?)だった主人公が、カタギの道で成功していこうとするも昔の悪行が枷となり、更に複雑な女性関係も絡んできて~と何とも泥臭いドラマ。だがそれが良かった!
以下キャストごとの感想です。
☆ジュリアン@礼真琴
ジュリアンを演じたこっちゃん(礼真琴)、本当に何を演じても上手い方ですね…歌も芝居もダンスも、何という安心感!
アルジェのチンピラだったジュリアンが、パリではすっかり洗練された紳士に。でもその心の裡では変わらぬ野心が燃えていて…というのが滅茶苦茶ハマってました。こっちゃんの低音ボイスがまたかっこいい…!!
全てが良かったですが、特に印象的だったのはアナ・ベルを誘惑する場面。カウチに並んで腰かけて、アナ・ベルを篭絡しようと手を取るんですが…その撫で方のまーエッロいこと!!(笑)
すぅっと腕に手を這わせるだけであれだけドキッとさせられるって、あれぞ男役の妙技なのだろうな~!!とガン見しちゃいました。手って本当に色気が出ますね。アナ・ベルちゃん、盲目な上に生粋の箱入り娘だからな…ありゃ落ちるわぁ…。
一方で、エリザベートの扱いは粗野というか、いきなり腕をガッと掴んだりとそこら辺の温度差もゾクッとしましたね。あー本当に、自分を小馬鹿にしている女を見返したいだけで、女としての興味は一切ないんだろうな~っていうのが口に出さなくても分かるっていう。全く心のこもっていないエリザベートへの「愛してる」とかさ…悪い男だよジュリアンも、あーあ!
しかしこっちゃん、上手すぎて浮いてしまうのが一番の難点なのかも…パリの夜会で男役数人がソロで歌った後こっちゃんも加わって一緒に歌う場面があったんですが、こっちゃんが歌い始めた途端「!?マイクの音量3倍にされた!?」てくらい声量が違いすぎて。大劇場公演だとまた印象も変わるかな…。
あ、あとついでにお話の終わり方についてなんですけど。身から出た錆と言えばそれまでなんだけど切ないですね…ジャックが最後までKUZUなのに対して、ジュリアンは真の愛に気付けた辺り主人公だなって感じでしたが。
しかしジュリアンが撃たれたと思ったら幕が下りてきてしまい、「え、誰!?誰が撃ったの!?ちょ、幕下りてきちゃってますけど!?だれ…あー!!お前かー!!!!」で終わるの滅茶苦茶ハラハラしました…!(笑)席が上手側だったのもあって、中々撃った相手が見えなくてさ!しかしすごい終わり方だなぁ…あんなに幕が下りてくるのに焦った観劇も初めてだと思う。
まさに衝撃の「幕切れ」でした。
☆ジャック@愛月ひかる
すっごく良かったです!!星組との親和性が滅茶苦茶高いと思いました!!
すごく良かったと言いつつ、演じてらしたのがKUZUの極みジャックなので何かちょっと褒めにくいんですが…(笑)
でもジャックが悪に徹する程、カタギを目指すジュリアンとの対比が面白くなる作品ですよね、これ。
なので「うわージャックって嫌な男だなー!!」て思わせれば思わせるほど、役としては大正解だと思うわけです。
というわけで愛ちゃん(愛月ひかる)ジャック、ホンット~~~に最低で嫌な男でした!!!(笑)
でもさ~嫌な奴なんだけど、立ち姿はシュッとしていてかっこいいし、悪い男の魅力に溢れてるんだよなぁ。
こっちゃんがとにかく上手くて圧倒的な存在感のある方なので、ジャックが弱いとお芝居としてもしまらなかったと思うんですよ。そういう意味でも、愛ちゃんがこの公演に参加されたのって凄く良い効果を生んだんじゃないかと思います。
あと、個人的にこっちゃんて陽の魅力に溢れた方だと思うのですが、愛ちゃんには陰の魅力があるなと思ったので二人の並びは対照的でとても良かったと思います。
学年逆転問題は起こってしまうけど、愛ちゃんは星組に移ってこっちゃんの二番手になっても良かったのではと思ってしまった…それくらい、ことあい相性良いなって思ったんですよ…また何かの形で共演が観られるといいな~。
☆サビーヌ@音波みのり
陰でジュリアンを支え続けるヒロイン、サビーヌをとても魅力的に演じてらっしゃいました!
星組観劇歴が浅すぎて音波さんをよう知らず…恐縮ではありますが、サビーヌの献身的な愛し方って「年上彼女」感があると思ったんですよね。なんかこう危なっかしい年下の彼氏を放っておけなくて、つい見守っちゃう感じ…。
なので上級生がこの役を演じるってぴったりなのでは?と思いました。
それでいて音波さん、可憐で初々しい雰囲気もあるんですよね。サビーヌってしっかりした大人の女でダンサー姿なんて超かっこいいし色気もあるけど、ジャックみたいな悪い男に付け込まれる隙もあるわけで…そんな危なっかしさもちゃんとある、みたいな。
ジュリアンを守るために、自分の手でジャックにケリをつけるところなんかすごく良かったなぁ…手は汚しちゃったけど、良い女だと思うのでサビーヌには幸せになって欲しいよ…。
☆アナ・ベル@小桜ほのか
アナ・ベル~~!!可愛いよアナ・ベル~~!!ジュリアンみたいな悪い男に騙されちゃダメだアナ・ベル~~!!!!!
という気持ちでずっとハラハラしながら舞台を見守ってしまった…小桜さんのアナベル、無垢で可憐な雰囲気がとても良かったです。
そして歌声がとっても綺麗~!!
とはいえその美しい歌声が聞けるのは、ジュリアンの裏切りを知る悲しい場面でもあるわけですが~…アナ・ベルの美しくも切ない歌声と、ジュリアンへの怒りを押し殺しながら健気にアナ・ベルを支えるアンドレの背中が泣けた…。
…ただすみません、この場面でアナ・ベルが「湖の近くの別荘に行く」と話しているのが、湖に身を投げることを暗喩しているってのはさっぱり分かりませんでした…後から友達に聞いて「あーそういう意味だったんか!!」とガッテンガッテン。だからあのラストシーンに繋がるのね、なるほど…。
良家のお嬢様が悪い男に利用されて純情を踏みにじられ、傷心の中ひそかに命を絶つ…ってやっぱり時代を感じてしまう展開だけど、こんな詩的な表現も今の時代ではあまり見ないよなぁ。「エルベ」もそうだったけど、昔の作品ならではの奥ゆかしさや魅力ってありますね。
☆エリザベート@桜庭舞
元雪娘の桜庭さん!今回、3人のヒロインのうちの一人を演じられるということで楽しみにしていました。
エリザベートはツンデレ枠というか、ジュリアンに惹かれてはいるもののプライドの高さが邪魔をして中々素直になれないという役どころ。なので最初の方は「綺麗だけど鼻持ちならない女」感が強いんだけど…ジュリアンの出自を知っている上に、初対面があれじゃあねぇ…。彼女はお父さんが若い頃ワルだったってことも知らなさそうだし、どうして総督の娘である自分がこんな不良男と!?と意地を張っちゃうのも分かる気がする。ましてや親が2人を結婚させようとさせてるとなると、余計に反抗心が生まれちゃうだろうし。
そんな複雑な女心を繊細に演じてらっしゃいました。ジュリアンに惹かれていることを認めるのは苦しかったろうなぁ…これがラブコメだったら、エリザベートが素直になったことでジュリアンと結ばれてハッピーエンドになったかもしれないのにね。はぁ。残念ながら相手がKUZUなんですよ…。
役柄的に3ヒロインの中では一番微妙な立ち位置に感じましたが、歌もお芝居も良かったので今後ますますのご活躍をお祈りしております!
☆ボランジュ総督@朝水りょう
正直に言います…今回一番萌えたのは朝水さんのボランジュ総督です!!めっっちゃかっこいいんですけど~~!!??
登場してきた時、ただの老け役だと思って本当にすみませんでした…ジュリアンのスリを未然に防いで腕をひねり上げ、更にナイフの攻撃をかわした上でステッキで難なく撃退。その立ち回りがカッコ良くてヒョエ~と思っていたら、屋敷に戻って何気なくくつろぐ姿がまた渋かっこいいのなんの!!そして「この人、今でこそ立派な紳士だけど若い頃は相当のワルだったんだろうな…」と感じさせる危険な男の色香もあり…思わずオペラを覗けばお顔も端正ときたもんですよマジか。とんでもないイケオジと出会ってしまったぞ。
そんなんでもー休憩時間になってすぐにお名前を調べました。ら、なんとびっくりこっちゃんより下級生だった!マジかー!!
あの渋カッコよさ、埋もれさせるには余りに惜しい…ので、今後の更なるご活躍をお祈りしまくります!!またイケオジ役があれば大変嬉しいです劇団様、何卒何卒!!
と大分長くなってしまったのでこの辺で…とにかく朝水りょうさんのボランジュがカッコ良かったという話がしたかったんだ私は。
ショーの感想も書きたかったものの書き損ねたので一言だけ!
こっちゃんSUGEEEEEEEE…!!!以上です!!
2019年5月12日、星組全ツ「アルジェの男/ESTRELLAS」の神奈川公演を観てきたよ!
「アルジェの男」は初見だったんですが、主人公も二番手も悪い男ってことだけ頭に入れて観に行きました。
いやーーーー見事なKUZU男たちでしたね~~~!!!特にジャック!わっるい!!
初演が1974年とのことでやはり昔の作品っぽさはありましたが、見ごたえはあったし最後までハラハラドキドキしながら楽しめました。
一応あらすじを書くよ(後で自分で読み返す用なので読み飛ばしてOKです)
舞台は第二次世界大戦前、フランス占領下のアルジェリア。「いつか一流の男になってやる」という野望を抱く不良青年ジュリアン(礼真琴)は、ある日同じく不良でジュリアンとは折り合いが悪いジャック(愛月ひかる)から賭けを持ち掛けられる。それはアルジェリア総督ボランジュ(朝水りょう)の財布を掏れるかどうかというもの。ジャックにけしかけられたジュリアンは、恋人のサビーヌ(音波みのり)の心配もよそに賭けに乗る。
「スリは失敗したことがない」と豪語するジュリアンだったが、ボランジュ総督はあっさりジュリアンの手口を見破りジュリアンを捕らえてしまう。警察に突き出されることを覚悟するジュリアンだったが、ボランジュは何故か彼を自分の屋敷に招き入れる。そこでボランジュは、かつては自分もただの不良だったこと、悪党で伸し上がれる者はごく僅かであることをジュリアンに語り、その炎のような野心を自分の教えるやり方で叶えてみせろと諭す。始めは反抗的な態度を取っていたジュリアンも、ボランジュの言葉を受け入れ、彼の元で伸し上がる決意をする。
そんなジュリアンの変化をジャックや不良仲間たちはからかい、暴行を加えるが、サビーヌがかばったことで難を逃れる。そこでジュリアンが総督と共にフランスのパリへ渡ることを知るサビーヌ。サビーヌは旅立つジュリアンに寂しさを感じながらも縋るようなことはせず、彼の成功を祈って送り出すのだった。
それから5年後、ボランジュの秘書官として将来を有望視されるようになったジュリアン。
パリの社交界でも人気を集める彼に、ボランジュは自分の娘エリザベート(桜庭舞)の婿としてジュリアンを迎え、後継者にしたいと考えるようになっていた。プライドの高いエリザベートは元々不良だったジュリアンを見下し、全く興味がない風を装っていたが、それはジュリアンに惹かれていく心の裏返しでしかなかった。
一方で、パリ社交界の花形シャルドンヌ婦人(万里柚美)もジュリアンを気に入り、可愛がっている盲目の姪っ子アナ・ベル(小桜ほのか)を幸せにしてくれるなら政界進出を後押しするとジュリアンに持ちかける。純真なアナ・ベルはジュリアンを優しい好青年と思い、一途に慕い始めるが…そんなアナ・ベルを、付き人のアンドレ(極美慎)が複雑な思いで見守っていた。
そんな時、ジュリアンは偶然訪れたパリのナイトクラブでダンサーとして働くサビーヌと再会する。成功していくジュリアンをせめて近くで見守りたかったと話すサビーヌに胸を打たれるジュリアン。しかしそこへジャックも現れ、「今、サビーヌは俺の女だ」と告げ…。
とかそんな感じの話です。ざっくり書くつもりが長くなってしまった!
不良(というかイメージは893?)だった主人公が、カタギの道で成功していこうとするも昔の悪行が枷となり、更に複雑な女性関係も絡んできて~と何とも泥臭いドラマ。だがそれが良かった!
以下キャストごとの感想です。
☆ジュリアン@礼真琴
ジュリアンを演じたこっちゃん(礼真琴)、本当に何を演じても上手い方ですね…歌も芝居もダンスも、何という安心感!
アルジェのチンピラだったジュリアンが、パリではすっかり洗練された紳士に。でもその心の裡では変わらぬ野心が燃えていて…というのが滅茶苦茶ハマってました。こっちゃんの低音ボイスがまたかっこいい…!!
全てが良かったですが、特に印象的だったのはアナ・ベルを誘惑する場面。カウチに並んで腰かけて、アナ・ベルを篭絡しようと手を取るんですが…その撫で方のまーエッロいこと!!(笑)
すぅっと腕に手を這わせるだけであれだけドキッとさせられるって、あれぞ男役の妙技なのだろうな~!!とガン見しちゃいました。手って本当に色気が出ますね。アナ・ベルちゃん、盲目な上に生粋の箱入り娘だからな…ありゃ落ちるわぁ…。
一方で、エリザベートの扱いは粗野というか、いきなり腕をガッと掴んだりとそこら辺の温度差もゾクッとしましたね。あー本当に、自分を小馬鹿にしている女を見返したいだけで、女としての興味は一切ないんだろうな~っていうのが口に出さなくても分かるっていう。全く心のこもっていないエリザベートへの「愛してる」とかさ…悪い男だよジュリアンも、あーあ!
しかしこっちゃん、上手すぎて浮いてしまうのが一番の難点なのかも…パリの夜会で男役数人がソロで歌った後こっちゃんも加わって一緒に歌う場面があったんですが、こっちゃんが歌い始めた途端「!?マイクの音量3倍にされた!?」てくらい声量が違いすぎて。大劇場公演だとまた印象も変わるかな…。
あ、あとついでにお話の終わり方についてなんですけど。身から出た錆と言えばそれまでなんだけど切ないですね…ジャックが最後までKUZUなのに対して、ジュリアンは真の愛に気付けた辺り主人公だなって感じでしたが。
しかしジュリアンが撃たれたと思ったら幕が下りてきてしまい、「え、誰!?誰が撃ったの!?ちょ、幕下りてきちゃってますけど!?だれ…あー!!お前かー!!!!」で終わるの滅茶苦茶ハラハラしました…!(笑)席が上手側だったのもあって、中々撃った相手が見えなくてさ!しかしすごい終わり方だなぁ…あんなに幕が下りてくるのに焦った観劇も初めてだと思う。
まさに衝撃の「幕切れ」でした。
☆ジャック@愛月ひかる
すっごく良かったです!!星組との親和性が滅茶苦茶高いと思いました!!
すごく良かったと言いつつ、演じてらしたのがKUZUの極みジャックなので何かちょっと褒めにくいんですが…(笑)
でもジャックが悪に徹する程、カタギを目指すジュリアンとの対比が面白くなる作品ですよね、これ。
なので「うわージャックって嫌な男だなー!!」て思わせれば思わせるほど、役としては大正解だと思うわけです。
というわけで愛ちゃん(愛月ひかる)ジャック、ホンット~~~に最低で嫌な男でした!!!(笑)
でもさ~嫌な奴なんだけど、立ち姿はシュッとしていてかっこいいし、悪い男の魅力に溢れてるんだよなぁ。
こっちゃんがとにかく上手くて圧倒的な存在感のある方なので、ジャックが弱いとお芝居としてもしまらなかったと思うんですよ。そういう意味でも、愛ちゃんがこの公演に参加されたのって凄く良い効果を生んだんじゃないかと思います。
あと、個人的にこっちゃんて陽の魅力に溢れた方だと思うのですが、愛ちゃんには陰の魅力があるなと思ったので二人の並びは対照的でとても良かったと思います。
学年逆転問題は起こってしまうけど、愛ちゃんは星組に移ってこっちゃんの二番手になっても良かったのではと思ってしまった…それくらい、ことあい相性良いなって思ったんですよ…また何かの形で共演が観られるといいな~。
☆サビーヌ@音波みのり
陰でジュリアンを支え続けるヒロイン、サビーヌをとても魅力的に演じてらっしゃいました!
星組観劇歴が浅すぎて音波さんをよう知らず…恐縮ではありますが、サビーヌの献身的な愛し方って「年上彼女」感があると思ったんですよね。なんかこう危なっかしい年下の彼氏を放っておけなくて、つい見守っちゃう感じ…。
なので上級生がこの役を演じるってぴったりなのでは?と思いました。
それでいて音波さん、可憐で初々しい雰囲気もあるんですよね。サビーヌってしっかりした大人の女でダンサー姿なんて超かっこいいし色気もあるけど、ジャックみたいな悪い男に付け込まれる隙もあるわけで…そんな危なっかしさもちゃんとある、みたいな。
ジュリアンを守るために、自分の手でジャックにケリをつけるところなんかすごく良かったなぁ…手は汚しちゃったけど、良い女だと思うのでサビーヌには幸せになって欲しいよ…。
☆アナ・ベル@小桜ほのか
アナ・ベル~~!!可愛いよアナ・ベル~~!!ジュリアンみたいな悪い男に騙されちゃダメだアナ・ベル~~!!!!!
という気持ちでずっとハラハラしながら舞台を見守ってしまった…小桜さんのアナベル、無垢で可憐な雰囲気がとても良かったです。
そして歌声がとっても綺麗~!!
とはいえその美しい歌声が聞けるのは、ジュリアンの裏切りを知る悲しい場面でもあるわけですが~…アナ・ベルの美しくも切ない歌声と、ジュリアンへの怒りを押し殺しながら健気にアナ・ベルを支えるアンドレの背中が泣けた…。
…ただすみません、この場面でアナ・ベルが「湖の近くの別荘に行く」と話しているのが、湖に身を投げることを暗喩しているってのはさっぱり分かりませんでした…後から友達に聞いて「あーそういう意味だったんか!!」とガッテンガッテン。だからあのラストシーンに繋がるのね、なるほど…。
良家のお嬢様が悪い男に利用されて純情を踏みにじられ、傷心の中ひそかに命を絶つ…ってやっぱり時代を感じてしまう展開だけど、こんな詩的な表現も今の時代ではあまり見ないよなぁ。「エルベ」もそうだったけど、昔の作品ならではの奥ゆかしさや魅力ってありますね。
☆エリザベート@桜庭舞
元雪娘の桜庭さん!今回、3人のヒロインのうちの一人を演じられるということで楽しみにしていました。
エリザベートはツンデレ枠というか、ジュリアンに惹かれてはいるもののプライドの高さが邪魔をして中々素直になれないという役どころ。なので最初の方は「綺麗だけど鼻持ちならない女」感が強いんだけど…ジュリアンの出自を知っている上に、初対面があれじゃあねぇ…。彼女はお父さんが若い頃ワルだったってことも知らなさそうだし、どうして総督の娘である自分がこんな不良男と!?と意地を張っちゃうのも分かる気がする。ましてや親が2人を結婚させようとさせてるとなると、余計に反抗心が生まれちゃうだろうし。
そんな複雑な女心を繊細に演じてらっしゃいました。ジュリアンに惹かれていることを認めるのは苦しかったろうなぁ…これがラブコメだったら、エリザベートが素直になったことでジュリアンと結ばれてハッピーエンドになったかもしれないのにね。はぁ。残念ながら相手がKUZUなんですよ…。
役柄的に3ヒロインの中では一番微妙な立ち位置に感じましたが、歌もお芝居も良かったので今後ますますのご活躍をお祈りしております!
☆ボランジュ総督@朝水りょう
正直に言います…今回一番萌えたのは朝水さんのボランジュ総督です!!めっっちゃかっこいいんですけど~~!!??
登場してきた時、ただの老け役だと思って本当にすみませんでした…ジュリアンのスリを未然に防いで腕をひねり上げ、更にナイフの攻撃をかわした上でステッキで難なく撃退。その立ち回りがカッコ良くてヒョエ~と思っていたら、屋敷に戻って何気なくくつろぐ姿がまた渋かっこいいのなんの!!そして「この人、今でこそ立派な紳士だけど若い頃は相当のワルだったんだろうな…」と感じさせる危険な男の色香もあり…思わずオペラを覗けばお顔も端正ときたもんですよマジか。とんでもないイケオジと出会ってしまったぞ。
そんなんでもー休憩時間になってすぐにお名前を調べました。ら、なんとびっくりこっちゃんより下級生だった!マジかー!!
あの渋カッコよさ、埋もれさせるには余りに惜しい…ので、今後の更なるご活躍をお祈りしまくります!!またイケオジ役があれば大変嬉しいです劇団様、何卒何卒!!
と大分長くなってしまったのでこの辺で…とにかく朝水りょうさんのボランジュがカッコ良かったという話がしたかったんだ私は。
ショーの感想も書きたかったものの書き損ねたので一言だけ!
こっちゃんSUGEEEEEEEE…!!!以上です!!
2019年4月6日
雪組「20世紀号に乗って」 キャスト別萌え語り
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
※作品全体の感想は文章にまとめきれませんでした…円盤に残らないと知って必死に描いたレポ?はツイッターに掲載しています(https://twitter.com/cane_zuka/status/1117057662120673280)
☆オスカー@望海風斗
最っっっ高にかっこよくて頭のおかしい(誉めてます)イケオジ!!!ダブルのスーツが今日本で一番似合う人なのでは!?ってくらいだいもん(望海風斗)のスーツ姿が本当に本当にかっこよかったし、ヒゲも似合ってた~!!ビジュアル100点満点、歌とお芝居は200万点!!って感じでしたね!!
観る前は「ご本人がやりたがってたのは知ってるけど、あの『ファントム』の後にコメディって付いていけるかな…(自分が)」と若干心配したりもしてましたが、まったくの!杞憂でした!!最高に楽しませて頂きました!!!
まず登場シーンから様子がおかしいわけですが(列車にへばりついて登場するトップスターなんて初めて見たし、この先も二度と見ないのではないかって気がします)、その後もず~っと様子がおかしい(笑)
泳いでいないと死んでしまうというマグロ並みにず~っと動き回ってるし、借金まみれであとがないって状況なのにやたら元気だし、常にアドレナリン出まくってんだろうな…ていう生命力の塊みたいな人でした。オスカー本人も「オレは何度でも不死鳥のようによみがえる!!」て豪語してたけど、多分殺しても死なないだろうなって…。でもあんなに元気いっぱいのだいもんを見たのはいつぶりかしら!?(というか初めてかも…!?)と嬉しくもあったので、活き活きオスカーを演じている姿を見られて本当に良かったです!!
ブロードウェイ版ではリリーが主役だというし、きいちゃん(真彩希帆)のリリーがまたとんでもなくハイレベルだったので、オスカーがだいもんでなければこの舞台は成立していなかっただろうなぁ…(こう言ったら何だけど、下手な人ならリリーきいちゃんに食われちゃってたと思う)
妄想癖が激しいし、すぐに怒るし、やることなすことぶっ飛んでるけど、リリーの手綱を握れるのはオスカーだけなんだろうし、全力のきいちゃんを受け止めてそれ以上のものを返せるのもだいもんだけなのでは。リリーが暴走しても、どれだけ見事なパフォーマンスをしても、「それでも君はオレのリリー・ガーランドだ」とどこか余裕を感じさせるというか…どれだけ売れっ子になっても、リリーがオスカーの手のひらの上にいる感じがするというか…うまく言えないんだけど、オスカーの方が一枚上手だなと感じさせてくれるんですよ。だからこそ、リリー主演ではなくオスカー主演の宝塚版として成立した舞台なのだと思います。
ちなみにラストシーンでの死んだふり作戦→リリーとの喧嘩→名前を呼んで結ばれるという流れ、最初に観た時はちょっと分かりにくいな…と思ったのですが、以前「名前を呼ぶのは最高の愛情表現」みたいな話を聞いたなって思いだしまして。それからは最後の「リリー・ガーランド…」という切ない呼び声が「I love you」に聞こえるようになったし、実際その想いがこもってるんだろうなと思ってます。
リリーとは似たもの同士の喧嘩ップルとして末永く幸せに暮らして頂きたい~!
あ、あとさ、もう何か当たり前のように観てしまっているけれど、とんでもなく早口でまくし立てるセリフが多いのに、決して噛まず、どんなセリフもクリアに聞き取れるって本当に凄いことですよね…つけヒゲでしゃべりにくいだろうに、それを全く感じさせませんもんね…。
☆リリー@真彩希帆
「何もかもグレイト!!最高なの!!」とはリリーきいちゃんのためにある言葉では~!?(リリーちゃんのこの曲大好き♪)
最初から最後まで圧巻のパフォーマンスで魅せてくれたきいちゃん、ブラーヴァ!!最高でした!!!
登場シーンは一瞬誰だか分からなかったんですが、歌い始めたら一発で分かるあの魅惑の歌声…本っっ当に美しい!娘役さんて高音を歌う時にキンキン声になってしまうことがありますが、きいちゃんの高音は全くそんなことがなくてどんな音も聞いていて心地よい…素晴らしい声を天から授かった方だなぁと思いますし、彼女がトップ娘役として活躍されている姿を拝めることにただただ感謝。
いやだってあれだけのパフォーマンスができるミュージカル女優ってそうそういないのでは???外部ミュージカル詳しくないから知らんけど!!
そして歌だけでなくお芝居もとっても良かった!!コメディエンヌとしても素晴らしい方ですね。
台詞回しや間の取り方、妄想芝居と現実芝居の切り替えの早さ…オーバー気味のお芝居がリリーというキャラクターにぴったりハマっていたし、いかにもアメリカンコメディって雰囲気が出ていました。
髪形やファッションもとっても良かった~!!いかにも大女優!!って雰囲気で最高~!!
そして合間合間に見せる、オスカーにときめく姿がとってもキュート!特に印象的だったのは、部屋にやってきたオスカーを追い出したいと言いながらも何だかんだソファに並んで座り、喧嘩しながらキャビアをつまむ場面。同時にキャビアに手を伸ばして、意図せずリリーの手を握ってしまったオスカーに、「…離してちょうだい」と震えたような声でつぶやくリリー。オスカーが「…失礼」と手を離した後、握られた手を頬に当てたリリーがとっても嬉しそうな顔をするんですよね。もうその時の恋する乙女顔が本当~に可愛くて!でも一瞬で我に返って、またオスカーを追いだそうとするこじらせぶり(笑)
揺れる乙女心なんて可愛いレベルの揺れ方ではなく、グワングワン勢いよく揺れるリリーの心の動きがおかしくもあり、愛おしくもあり…本当に魅力的なミルドレッド・プロトカ…じゃない、リリー・ガーランドでした!
☆ブルース@彩風咲奈
超絶可愛い脳筋3歳児(誉めてます)
いや~~~もう何、可愛い以外の言葉が死にますね!とにかく可愛い!おバカすぎて可愛い可愛い&可愛い!!
見た目はイケメン(アメリカ版だとイケマッチョなんだろうなと想像がつくw)だけど、頭が残念すぎるブルースちゃん。アメリカのコメディにいるよね~こういう人!ってある意味お約束的なキャラなんですが、さきちゃん(彩風咲奈)があんなに魅力的に脳筋馬鹿を演じて下さる日が来るとは…生きてて良かった…(中身が残念なイケメン大好きなんです…)
とにかく常に動き回ってる上にオーバーアクションなのでウザさがすごい!!(誉めてます)
恐ろしいほど長い足と鍛えられた体幹とバランス能力をあらゆる動きで魅せてくださるのですが、なんだろう…この無駄遣い感…(笑)暇さえあれば鏡を見てポーズキメてるか筋トレしているし、正直一日中見ていても飽きません…ブルースちゃんの一日を舞台化してくれ頼む…!!(多分筋トレと鏡を見る以外何もしていないだろうけど!!)
歌もさ~…もうクセが強いナンバーばかりで思い出すだけで笑っちゃうんですけどwwwオスカーと歌うナルシストソングも滅茶苦茶面白いし(腕立て伏せしながら歌う二番手なんて初めて見たし多分今後も見ない)、なんといっても「サインリリー!」の場面が本当に面白くて!!壁に激突したり、レティシアに蹴り上げられたり、ドアに何度もはさまれたり…どんなに(物理的に)痛い目に遭っても、けしてめげずにリリーを説得しようとするブルースちゃん本当にお馬鹿で一生懸命で可愛い…。
あと結構好きなのが、オスカーを馬鹿にされて怒ったリリーがマックスの頬を叩くシーンで、叩かれてないのに自分の頬を押さえるブルースちゃん。リリーが「オスカーには他の人が持っていないものを持っているわ!!」と啖呵を切るので「それってどういうこと…?」とお伺いにいくも、「あんたは黙ってて!!」と怒られると「はい!」とおとなしく元の位置に戻ってまた頬を押さえるのがさ~ホント可愛くて。もう何回可愛いって言うんだって感じだけど、可愛い以外の言葉がないんですよ!!語彙力の死!!!
ビジュアルもさ、真ん中分けの外ハネヘアーってのがまた馬鹿っぽくて可愛いし、淡いピンクのスーツ姿もあほっぽくて可愛いしで最高でしたね…ハァ。
あ、でもフィナーレの黒×ゴールドなお衣装の時だけはキラキラスタイリッシュイケメンなさきちゃんが見られるのでそれもありがたかったです!でもそのすぐ後には両足ジャンプでご挨拶するブルースちゃんにまた「可愛い~!!!」てなるんですけどね!!
しかしリリーの恋人役ってことで、うわ~だいきほさきでとうとう三角関係が来たぞ!?と楽しみなような怖いような気持ちでいましたが、全くドロドロしていないどころか見ていて清々しいくらい皆好き勝手やってたな…(笑)
☆フラナガン@彩凪翔
こんなに見目麗しい車掌存在します???てくらいカッコいい車掌さんでした!!帽子のつばでお顔が見えにくいのがもったいない~!!(けど帽子もとってもお似合い~!!!)
曲者だらけの登場人物たちの中、一番まともそうに見えたフラナガンが割と序盤で「あ、この人もやっぱりおかしいわ」となるのが面白かったwww真面目で実直そうな雰囲気なのに、突然「♪お読みくださ~い」て自作の台本をオスカーのところに持ってくる場面、とても可愛かったな~!!
一方で、二幕最初のポーターズたちとのタップダンスではとてもかっこよかったし、ラストシーンの真っ白な車掌コートを着たお姿は眩しすぎて目がつぶれるかと思いました。良きものを…見ました…ばたん!
☆オリバー@真那春人&オーエン@朝美絢
別々に書こうと思ったけど、この二人は助さん格さんのようなニコイチ感がとっても可愛かったので…!!
オスカーと一緒に色んなナンバーを歌っていたけど、二人とも上手いし、どの振付もすっごく可愛かったので見ていてとっても楽しかった…!!オスカー登場シーンの歌で、オスカーが大きく腕を広げる度にどっかしらぶつけてイタタ…!てなってた2人が、最終的にどっちも上手く避けられて「やったぜ!」て顔していたり。「ファイブゼロ」の歌では、両手でОの字を作ってみたり。あ、あと「ヴェロニク」の回想が終わった後、二人で上着の裾を持ってフレンチカンカンごっこをしてたりwww(オーエンは足上げまでやってたw)
常に暴走気味なオスカーを二人で一生懸命(時には体をはりまくりながら)フォローしているのが終始面白かったし、何だかんだ信頼関係で結ばれてるんだなぁとほっこりもしました。
でもオスカーが銃を持ち出して撃たれたなんだと大騒ぎしてる時、自分(とオリバーも)が鼻をかんだハンカチでオスカーの顔の汗をぬぐうオーエン何気にひどいよな…そもそもそのハンカチもオスカーのものだったのにな(笑)
オリバーもあのメンバーの中ではまだまともな方に見えて、ドアに頭ぶつけて痛がるブルースちゃんに「後頭部は大事にしろよ、君にはそれしかないんだから」とかさらっと言っちゃうしw
あ、あと!サインリリーが始まる前、椅子が2つしかないのに片方にレティシア夫人が座っているからと半ケツで椅子をシェアしていた二人が滅茶苦茶可愛かったです!!
☆ジョンソン先生@久城あす
まさかのオチ担当www
オスカーが瀕死のふりをする場面で、一人だけものすごく真面目に演技のレッスンを受けているつもりでいるところが本当に本当に面白い!!
「視線を感じたら首を左右に振って下さい」と言われているから、「誰か見てないかな!?」てキョロキョロしてたり。オリバーとオーエンに(泣いて!!)とジェスチャーで指示されると指を舐め、つばで涙を装ってみたり。後ろでガチ泣きしてるブルースに気付いてドン引きしてみたり。細かいお芝居で滅茶苦茶笑わせて頂きました!ありがとう先生!!
☆レティシア@京三紗
超~~~かわいいおばあちゃんでした!!この作品の第二のヒロインですよね。
騒動の原因を作るトラブルメイカーではあるんだけど、とにかくチャーミングなので憎めない。「悔い改めよ」の歌も良かったし、「婦人はどこだ!?」の場面でポーターたちが引っ張るミニ20世紀号に乗ってる姿が最高に可愛い!!そしていかにも上品な老婦人、という雰囲気なのに「サインリリー」の場面では容赦なくブルースさきちゃんを蹴り上げるところが大好きですwww
あとマックスの時は何かうさんくさいのにフィナーレではどちゃくそかっこいい縣千くんとか、全力で音痴に歌うあゆみさん(沙月愛奈)のイメルだとか、バーコード禿頭で度肝を抜いて下さった(笑)りーしゃさん(透真かずき)とか、至る場面で舞台を盛り上げてくれたポーターズたちとか、ホント見どころ満載で最高に楽しい舞台でした!素晴らしいエンタメ作品をありがとう~!!
(でもやっぱり円盤が欲しいよ~!!!!)
※作品全体の感想は文章にまとめきれませんでした…円盤に残らないと知って必死に描いたレポ?はツイッターに掲載しています(https://twitter.com/cane_zuka/status/1117057662120673280)
☆オスカー@望海風斗
最っっっ高にかっこよくて頭のおかしい(誉めてます)イケオジ!!!ダブルのスーツが今日本で一番似合う人なのでは!?ってくらいだいもん(望海風斗)のスーツ姿が本当に本当にかっこよかったし、ヒゲも似合ってた~!!ビジュアル100点満点、歌とお芝居は200万点!!って感じでしたね!!
観る前は「ご本人がやりたがってたのは知ってるけど、あの『ファントム』の後にコメディって付いていけるかな…(自分が)」と若干心配したりもしてましたが、まったくの!杞憂でした!!最高に楽しませて頂きました!!!
まず登場シーンから様子がおかしいわけですが(列車にへばりついて登場するトップスターなんて初めて見たし、この先も二度と見ないのではないかって気がします)、その後もず~っと様子がおかしい(笑)
泳いでいないと死んでしまうというマグロ並みにず~っと動き回ってるし、借金まみれであとがないって状況なのにやたら元気だし、常にアドレナリン出まくってんだろうな…ていう生命力の塊みたいな人でした。オスカー本人も「オレは何度でも不死鳥のようによみがえる!!」て豪語してたけど、多分殺しても死なないだろうなって…。でもあんなに元気いっぱいのだいもんを見たのはいつぶりかしら!?(というか初めてかも…!?)と嬉しくもあったので、活き活きオスカーを演じている姿を見られて本当に良かったです!!
ブロードウェイ版ではリリーが主役だというし、きいちゃん(真彩希帆)のリリーがまたとんでもなくハイレベルだったので、オスカーがだいもんでなければこの舞台は成立していなかっただろうなぁ…(こう言ったら何だけど、下手な人ならリリーきいちゃんに食われちゃってたと思う)
妄想癖が激しいし、すぐに怒るし、やることなすことぶっ飛んでるけど、リリーの手綱を握れるのはオスカーだけなんだろうし、全力のきいちゃんを受け止めてそれ以上のものを返せるのもだいもんだけなのでは。リリーが暴走しても、どれだけ見事なパフォーマンスをしても、「それでも君はオレのリリー・ガーランドだ」とどこか余裕を感じさせるというか…どれだけ売れっ子になっても、リリーがオスカーの手のひらの上にいる感じがするというか…うまく言えないんだけど、オスカーの方が一枚上手だなと感じさせてくれるんですよ。だからこそ、リリー主演ではなくオスカー主演の宝塚版として成立した舞台なのだと思います。
ちなみにラストシーンでの死んだふり作戦→リリーとの喧嘩→名前を呼んで結ばれるという流れ、最初に観た時はちょっと分かりにくいな…と思ったのですが、以前「名前を呼ぶのは最高の愛情表現」みたいな話を聞いたなって思いだしまして。それからは最後の「リリー・ガーランド…」という切ない呼び声が「I love you」に聞こえるようになったし、実際その想いがこもってるんだろうなと思ってます。
リリーとは似たもの同士の喧嘩ップルとして末永く幸せに暮らして頂きたい~!
あ、あとさ、もう何か当たり前のように観てしまっているけれど、とんでもなく早口でまくし立てるセリフが多いのに、決して噛まず、どんなセリフもクリアに聞き取れるって本当に凄いことですよね…つけヒゲでしゃべりにくいだろうに、それを全く感じさせませんもんね…。
☆リリー@真彩希帆
「何もかもグレイト!!最高なの!!」とはリリーきいちゃんのためにある言葉では~!?(リリーちゃんのこの曲大好き♪)
最初から最後まで圧巻のパフォーマンスで魅せてくれたきいちゃん、ブラーヴァ!!最高でした!!!
登場シーンは一瞬誰だか分からなかったんですが、歌い始めたら一発で分かるあの魅惑の歌声…本っっ当に美しい!娘役さんて高音を歌う時にキンキン声になってしまうことがありますが、きいちゃんの高音は全くそんなことがなくてどんな音も聞いていて心地よい…素晴らしい声を天から授かった方だなぁと思いますし、彼女がトップ娘役として活躍されている姿を拝めることにただただ感謝。
いやだってあれだけのパフォーマンスができるミュージカル女優ってそうそういないのでは???外部ミュージカル詳しくないから知らんけど!!
そして歌だけでなくお芝居もとっても良かった!!コメディエンヌとしても素晴らしい方ですね。
台詞回しや間の取り方、妄想芝居と現実芝居の切り替えの早さ…オーバー気味のお芝居がリリーというキャラクターにぴったりハマっていたし、いかにもアメリカンコメディって雰囲気が出ていました。
髪形やファッションもとっても良かった~!!いかにも大女優!!って雰囲気で最高~!!
そして合間合間に見せる、オスカーにときめく姿がとってもキュート!特に印象的だったのは、部屋にやってきたオスカーを追い出したいと言いながらも何だかんだソファに並んで座り、喧嘩しながらキャビアをつまむ場面。同時にキャビアに手を伸ばして、意図せずリリーの手を握ってしまったオスカーに、「…離してちょうだい」と震えたような声でつぶやくリリー。オスカーが「…失礼」と手を離した後、握られた手を頬に当てたリリーがとっても嬉しそうな顔をするんですよね。もうその時の恋する乙女顔が本当~に可愛くて!でも一瞬で我に返って、またオスカーを追いだそうとするこじらせぶり(笑)
揺れる乙女心なんて可愛いレベルの揺れ方ではなく、グワングワン勢いよく揺れるリリーの心の動きがおかしくもあり、愛おしくもあり…本当に魅力的なミルドレッド・プロトカ…じゃない、リリー・ガーランドでした!
☆ブルース@彩風咲奈
超絶可愛い脳筋3歳児(誉めてます)
いや~~~もう何、可愛い以外の言葉が死にますね!とにかく可愛い!おバカすぎて可愛い可愛い&可愛い!!
見た目はイケメン(アメリカ版だとイケマッチョなんだろうなと想像がつくw)だけど、頭が残念すぎるブルースちゃん。アメリカのコメディにいるよね~こういう人!ってある意味お約束的なキャラなんですが、さきちゃん(彩風咲奈)があんなに魅力的に脳筋馬鹿を演じて下さる日が来るとは…生きてて良かった…(中身が残念なイケメン大好きなんです…)
とにかく常に動き回ってる上にオーバーアクションなのでウザさがすごい!!(誉めてます)
恐ろしいほど長い足と鍛えられた体幹とバランス能力をあらゆる動きで魅せてくださるのですが、なんだろう…この無駄遣い感…(笑)暇さえあれば鏡を見てポーズキメてるか筋トレしているし、正直一日中見ていても飽きません…ブルースちゃんの一日を舞台化してくれ頼む…!!(多分筋トレと鏡を見る以外何もしていないだろうけど!!)
歌もさ~…もうクセが強いナンバーばかりで思い出すだけで笑っちゃうんですけどwwwオスカーと歌うナルシストソングも滅茶苦茶面白いし(腕立て伏せしながら歌う二番手なんて初めて見たし多分今後も見ない)、なんといっても「サインリリー!」の場面が本当に面白くて!!壁に激突したり、レティシアに蹴り上げられたり、ドアに何度もはさまれたり…どんなに(物理的に)痛い目に遭っても、けしてめげずにリリーを説得しようとするブルースちゃん本当にお馬鹿で一生懸命で可愛い…。
あと結構好きなのが、オスカーを馬鹿にされて怒ったリリーがマックスの頬を叩くシーンで、叩かれてないのに自分の頬を押さえるブルースちゃん。リリーが「オスカーには他の人が持っていないものを持っているわ!!」と啖呵を切るので「それってどういうこと…?」とお伺いにいくも、「あんたは黙ってて!!」と怒られると「はい!」とおとなしく元の位置に戻ってまた頬を押さえるのがさ~ホント可愛くて。もう何回可愛いって言うんだって感じだけど、可愛い以外の言葉がないんですよ!!語彙力の死!!!
ビジュアルもさ、真ん中分けの外ハネヘアーってのがまた馬鹿っぽくて可愛いし、淡いピンクのスーツ姿もあほっぽくて可愛いしで最高でしたね…ハァ。
あ、でもフィナーレの黒×ゴールドなお衣装の時だけはキラキラスタイリッシュイケメンなさきちゃんが見られるのでそれもありがたかったです!でもそのすぐ後には両足ジャンプでご挨拶するブルースちゃんにまた「可愛い~!!!」てなるんですけどね!!
しかしリリーの恋人役ってことで、うわ~だいきほさきでとうとう三角関係が来たぞ!?と楽しみなような怖いような気持ちでいましたが、全くドロドロしていないどころか見ていて清々しいくらい皆好き勝手やってたな…(笑)
☆フラナガン@彩凪翔
こんなに見目麗しい車掌存在します???てくらいカッコいい車掌さんでした!!帽子のつばでお顔が見えにくいのがもったいない~!!(けど帽子もとってもお似合い~!!!)
曲者だらけの登場人物たちの中、一番まともそうに見えたフラナガンが割と序盤で「あ、この人もやっぱりおかしいわ」となるのが面白かったwww真面目で実直そうな雰囲気なのに、突然「♪お読みくださ~い」て自作の台本をオスカーのところに持ってくる場面、とても可愛かったな~!!
一方で、二幕最初のポーターズたちとのタップダンスではとてもかっこよかったし、ラストシーンの真っ白な車掌コートを着たお姿は眩しすぎて目がつぶれるかと思いました。良きものを…見ました…ばたん!
☆オリバー@真那春人&オーエン@朝美絢
別々に書こうと思ったけど、この二人は助さん格さんのようなニコイチ感がとっても可愛かったので…!!
オスカーと一緒に色んなナンバーを歌っていたけど、二人とも上手いし、どの振付もすっごく可愛かったので見ていてとっても楽しかった…!!オスカー登場シーンの歌で、オスカーが大きく腕を広げる度にどっかしらぶつけてイタタ…!てなってた2人が、最終的にどっちも上手く避けられて「やったぜ!」て顔していたり。「ファイブゼロ」の歌では、両手でОの字を作ってみたり。あ、あと「ヴェロニク」の回想が終わった後、二人で上着の裾を持ってフレンチカンカンごっこをしてたりwww(オーエンは足上げまでやってたw)
常に暴走気味なオスカーを二人で一生懸命(時には体をはりまくりながら)フォローしているのが終始面白かったし、何だかんだ信頼関係で結ばれてるんだなぁとほっこりもしました。
でもオスカーが銃を持ち出して撃たれたなんだと大騒ぎしてる時、自分(とオリバーも)が鼻をかんだハンカチでオスカーの顔の汗をぬぐうオーエン何気にひどいよな…そもそもそのハンカチもオスカーのものだったのにな(笑)
オリバーもあのメンバーの中ではまだまともな方に見えて、ドアに頭ぶつけて痛がるブルースちゃんに「後頭部は大事にしろよ、君にはそれしかないんだから」とかさらっと言っちゃうしw
あ、あと!サインリリーが始まる前、椅子が2つしかないのに片方にレティシア夫人が座っているからと半ケツで椅子をシェアしていた二人が滅茶苦茶可愛かったです!!
☆ジョンソン先生@久城あす
まさかのオチ担当www
オスカーが瀕死のふりをする場面で、一人だけものすごく真面目に演技のレッスンを受けているつもりでいるところが本当に本当に面白い!!
「視線を感じたら首を左右に振って下さい」と言われているから、「誰か見てないかな!?」てキョロキョロしてたり。オリバーとオーエンに(泣いて!!)とジェスチャーで指示されると指を舐め、つばで涙を装ってみたり。後ろでガチ泣きしてるブルースに気付いてドン引きしてみたり。細かいお芝居で滅茶苦茶笑わせて頂きました!ありがとう先生!!
☆レティシア@京三紗
超~~~かわいいおばあちゃんでした!!この作品の第二のヒロインですよね。
騒動の原因を作るトラブルメイカーではあるんだけど、とにかくチャーミングなので憎めない。「悔い改めよ」の歌も良かったし、「婦人はどこだ!?」の場面でポーターたちが引っ張るミニ20世紀号に乗ってる姿が最高に可愛い!!そしていかにも上品な老婦人、という雰囲気なのに「サインリリー」の場面では容赦なくブルースさきちゃんを蹴り上げるところが大好きですwww
あとマックスの時は何かうさんくさいのにフィナーレではどちゃくそかっこいい縣千くんとか、全力で音痴に歌うあゆみさん(沙月愛奈)のイメルだとか、バーコード禿頭で度肝を抜いて下さった(笑)りーしゃさん(透真かずき)とか、至る場面で舞台を盛り上げてくれたポーターズたちとか、ホント見どころ満載で最高に楽しい舞台でした!素晴らしいエンタメ作品をありがとう~!!
(でもやっぱり円盤が欲しいよ~!!!!)
2019年4月5日
花組「CASANOVA」感想
※以前ぷらいべったーに掲載した文章の再掲です
2019年4月2日ソワレ、イープラス貸切公演を観劇。
友人の連れが行けなくなってしまったとのことでお声かけ頂き、急遽ヴェネツィアin日比谷に行って参りました。
初日映像とかで感じた通りの、めっちゃくちゃ華やかなハッピーミュージカルでしたね!!
稀代のプレイボーイが主人公ということで、とにかく娘役さんたちと絡みまくる!!
その娘役さんたちがみ~んな可愛くて綺麗で華やか!!!
で、その娘たちが「きゃ~カサノヴァ~///」と皆目をハートにしてカサノヴァを追いかけたり、官警たちの邪魔をしたり…あれだけ沢山の娘役さんが、前へ前へ出ようとするお芝居をする作品って新鮮で楽しかったです。
ストーリー自体は大したことないんだけど、前回の「MESSIAH」が結構重い話だったのでたまにはこれくらい軽い話もいいかな。誰も死なないし…(笑)
話の構成をもうちょっと練って欲しいとか、人物をもう少し書き込んで欲しい(特にコンデュルメル夫妻)とか、まぁ欲を言えば尽きませんが…(正直音楽の話題性に助けられてたよなぁとは思う)(思えば「ひかりふる路」もワイルドホーン作曲だったし恵まれてるよな生田先生…)(なので次はもう少し頑張って頂けると…先生の萌えツボは好きなんですよ私)
それはともかく、今回、生田先生の一本ものデビュー作がプレイボーイ主人公って部分が気になってたんですよね。
だってどうしたって雪組の「ドン・ジュアン」を思い出してしまうから~!!!!!
「ドン・ジュアン」は元々海外ミュージカルで生田先生のオリジナル作品ではないですけど、ドン・ジュアンが闇のプレイボーイならカサノヴァは光のプレイボーイ(笑)
同じプレイボーイでもこうも違うか~!って感じで、その対比も面白いなと(どちらも実力派89期スターの主演作ってのもまた)
そんなことを考えながら「CASANOVA」を観ていたら、2幕であかくん(綺城ひか理)演じるモーツァルトが「カサノヴァをモデルにオペラを書く!」とか言い始めたからさ…(え、それってもしかして?)てなるじゃん?
で、「できました!ドン・ジョバンニです!!」とか言われたら吹き出しそうになるじゃん!?www
配役発表の時に「何でモーツァルトが出てくるのかなぁ?」と思ってましたが、このオペラを作品内に組み込むためだったのか…にしても生田先生これ絶対狙ってるでしょ!?って思っちゃいますよこんなんw
それぞれ全くの別作品ってことは百も承知ですが「みりお(明日海りお)カサノヴァをモデルにノリノリで作品を作ったら、何故かだいもん(望海風斗)ドン・ジュアンが出来上がったあかくん」と思ったらも~おっかしくてしょうがなかったwww
ついでに、カサノヴァに心を奪われた女性たちが真っ赤なバラを手にしてたのもドン・ジュアンを思い出す演出でした。
それともう一点、すごくタイムリーに面白かったのは謎の老紳士はっちさん(夏美よう)から「悔い改めよ!」て台詞が出てきたところ。吹き出すかと思った!
聞いた瞬間に頭が雪組の「20世紀号に乗って」に吹っ飛んだし、京三紗さんの「♪くい~あらた~めよ~!!」が脳内で響きわたりましたね、ええ(ちょうど観劇時期が被っていたのでした)
まさか「CASANOVA」でもこのセリフを聞くなんて思ってなかった…いや、「CASANOVA」の方が先なんだけどね!
そんなこんなで個人的にツボだった部分も含め、とても楽しい観劇でございました♪
貸切公演だったので終演後にみりおさんのご挨拶もあり、カミッカミだったのが微笑ましかったのですが最後に何と投げキッスを。してくださいまして、ええ。
劇場のどよめき凄かったです…こ、これがカサノヴァ様のテンプテーション…ばたっ!
以下ふんわりしたキャスト別感想
☆カサノヴァ@明日海りお
眩しい!!美しすぎて眩しい…!!発光されているとしか思えないほどに眩しい…!!
元々お美しい方ではあらせられますが、役によってはそこまで「美」を際立たせなくてもよかったりするじゃないですか…?(たとえば「MESSIAH」の天草四郎とかは美よりもカリスマ性が必要とされる役だったと思う)
それがまー!稀代のプレイボーイともなれば!!アクセル全開ドゥルンドゥルン全速力で美を駆け抜けるぜ!!!!と言わんばかりの美丈夫でございますよ…360度どこから見てもお美しい。こりゃー女たちも一目で虜になっちまうよ…圧倒的美による説得力がすごい。
そして勿論ただ美しいだけでなく、気障な仕草やしゃべり方がどれも様になっててかっこいい!愛されキャラのモテ男ってともすればチャラい三枚目キャラになってしまいそうなのに、コミカルな場面でもずーっとかっこいいままなのは「硬くなりすぎず、かといって崩しすぎず」の絶妙なバランスを保たれているからかと。歌もますます上手くなられたように感じて、本当にこの方はどこまで進化されるんですかね…とってもとっても魅力的なカサノヴァであらせられました!ヒュー!!
☆ベアトリーチェ@仙名彩世
元気100%の猪突猛進型、でありながら思慮深さや己の役割への責任感も持ち合わせた愛されヒロインでしたね!!最近のディズニープリンセスっぽい雰囲気(CASANOVAのストーリーもディズニーっぽかったしね)
ゆきちゃん(仙名彩世)が最初から最後までずっと楽しそうに、元気いっぱいにベアトリーチェとして生きていて、とっても眩しかったです。退団公演が素敵なお役で本当に良かったなぁと、寂しいけれど幸せな気持ちになりました!
お衣装も華やかで綺麗だったな〜!(自室で着てる服は謎だけど…)特にポスターにも使われている水色のドレスが本当〜に綺麗!!でもめっちゃ動きづらそうなドレスだとも思ったので、あのドレスでスッとゴンドラ乗って降りてをするゆきちゃんすげーなと…ベアトリーチェちゃんっょぃ。
ラストシーンでカサノヴァと旅に出ずに待ちます!と言ったところは自立型ヒロインであるベアトリーチェらしさがよく表れていたし、カサノヴァが「必ず戻る」と約束したのも「邪馬台国の風」の補完のようで良かったと思います。旅立ちの前に2人でデートしようとヴェネツィアの街に消えていくって終わり方もいいなと。何だかニヤニヤしちゃうハッピーエンドでした!
☆コンデュルメル@柚香光
こ、小悪党〜!!!愛すべき小悪党〜!!!
一応敵役ではあるけど、薬で嘘泣きして人気を得ようとしたり、部下2人とマリオジャンプ?してみたり、「カサノヴァをギッタンギッタンにしてやる!!」と叫んでみたり、完全に3枚目キャラwビジュアルが華やかな分ギャップがすごい!その上、夫婦関係のこじらせ方がハチャメチャ可愛いっていう…いやーなんか、生田先生っておたく心をくすぐるキャラ設定が上手いなって思います(ただこの夫婦はもっと丁寧に描いたら作品に深みが出たと思うのでちょっともったいない)
衣装はそこまで好みではなかったんですが、マントの翻し方に勢いがあって(最前列だと風を感じれそうw)キャラクターに合ってるなと思いました。奥さんと幸せになって欲しい。
☆コンデュルメル夫人@鳳月杏
麗しい~~~~!!!!!!もうちなつ様と呼ばせて頂きたい!!
他の方の感想で「1789」でいうアルトワ伯枠、というのをチラホラ観たのですがまさに美しく、麗しく、妖しいけどとってもチャーミングな夫人でした!
女役のちなつさん(鳳月杏)を多分初めて見たんですが、めちゃめちゃ美しかった…いや、男役の時もお美しいんですが。あのビジュアルで、小間使い的に黒猫耳の美少女たちを侍らせてるってだけでも凄いのに、実は旦那さん大好きなツンデレって属性多すぎない!?生田先生どんな性癖持ちなの!?好き!!!
コンデュルメル夫人の曲も滅茶苦茶好きだったので、二回歌ってくださったの嬉しかった〜!(男役としての歌も好きだけど女役で歌っても素敵ですね!!)本編終了後は旦那と末永くイチャラブして欲しい!!
☆コンスタンティーノ@瀬戸かずや
前半で「お、今回は悪役か〜」と思ってたら後半のはじけっぷりに腰抜かした(笑)この人も滅茶苦茶かわいかったですね!
個人的にはあきら(瀬戸かずや)はイケオジスタイル(ポーツネル男爵的な)の方がドチャクソ好みなので今回のビジュアルはそんなに響かないな…と思ってましたが、見慣れてくるとこれはこれでアリでした。途中酔っぱらって惚れ薬を飲んじゃってからの展開は古典ギャグ漫画みたいで良かったです。ゾルチ夫人の花野じゅりあさんともお似合いだなってにこにこ見ちゃったよ!
あと黒猫の音くり寿ちゃんとの絡みが滅茶苦茶可愛かったし、音くり寿ちゃんがとにかく可愛かった!!
☆ダニエラ@桜咲彩花
ヒロインの侍女役ってことで、衣装はちょっと地味目だけど品が良く、似合っていてとっても綺麗だなぁ~と思いました。べーちゃん(桜咲彩花)のお芝居と声がとても好きだったので退団は寂しいけど、最後が出番の多いお役でよかった…エーンでもやっぱり寂しい…!!
ゆきちゃんのベアトリーチェとは主従関係ではあるけど、何でも話せる親友でもあるって雰囲気が微笑ましかったです。娘役さんたちが仲良くきゃっきゃしてる姿って本当~に癒されますね…。
あ、あと馬車の場面でもじゃもじゃマイティー(水美舞斗)ともたれあいながら寝ている場面めっちゃ可愛かったです!
☆バルビ神父@水美舞斗
愛しきモジャモジャ(笑)
何気に大活躍(?)だったマイティー!いろんな場面で踏んだり蹴ったりな目に遭いつつも、カサノヴァに必死で付いていくのがとってもコミカルで可愛かったです!!マイティーの端正なお顔が好きな身としては、モジャモジャマイティーから綺麗なマイティー(笑)に変化していく様も楽しめました。
獄中生活をしていたのが聖職者なのに女に手を出したから(それも一気に3人w)って理由の割に、女の子にあまりデレデレしないんだなぁ…と不思議にも思いましたが、横にいるのがあんなに美しいカサノヴァ様だからしょうがないね!!と謎の納得をしました。本編終了後はダニエラとくっつくのもありなんじゃないかな~と思います(とか言ってたけど、本編中でダニエラとくっついていたと後から気付きました、スミマセン!)
☆アンリエット@城妃美伶
男装の麗人役ってことで密かにめっちゃくちゃ楽しみにしていました!
したらまー!本当に!素敵だった!!
男役とはまた違う、娘役のままの男装姿っていうのがまた耽美で良かったです。何で男装してるのか、とかをもう少し細かく描いてくれたらもっとな~良かったんだけど。カジノでカサノヴァ様とイチャイチャする「シニョールと…シニョール!?」な場面もとても良かったですね。観劇したお席が上手側だったのであまり見えなかったけど、人垣の隙間からイチャイチャしてるのが見えるのもまたオツなもんでしたわオホホ!
☆黒猫ちゃんたち
も~~~~~~~ひったすらに可愛い…!!コンデュルメル夫人のご趣味最高じゃないですか!?
髪色がすっごくカラフルでアニメっぽいのがまた可愛かったです(反射的にオレンジ以外はキセキカラー…って思っちゃったけどね!)
ちょっと天然?なベネラ@音くり寿ちゃんがも~可愛くて可愛くて、あのままおうちに連れて帰りたくなる勢いでした…ご飯一杯食べさせてあげたい…。あ、あと音くりちゃんはエトワールも素敵でしたね!!
他にも何気に目立ちまくってたモモロびっく(羽立光来)とか、カツラからカツラが飛び出てる(笑)のが可愛いへたれモーツァルトあかくんとか、脇も結構キャラが立ってて良かったですね。
もう1回観に行く予定なので楽しみだよ~カサァノヴァァ~♪
2019年4月2日ソワレ、イープラス貸切公演を観劇。
友人の連れが行けなくなってしまったとのことでお声かけ頂き、急遽ヴェネツィアin日比谷に行って参りました。
初日映像とかで感じた通りの、めっちゃくちゃ華やかなハッピーミュージカルでしたね!!
稀代のプレイボーイが主人公ということで、とにかく娘役さんたちと絡みまくる!!
その娘役さんたちがみ~んな可愛くて綺麗で華やか!!!
で、その娘たちが「きゃ~カサノヴァ~///」と皆目をハートにしてカサノヴァを追いかけたり、官警たちの邪魔をしたり…あれだけ沢山の娘役さんが、前へ前へ出ようとするお芝居をする作品って新鮮で楽しかったです。
ストーリー自体は大したことないんだけど、前回の「MESSIAH」が結構重い話だったのでたまにはこれくらい軽い話もいいかな。誰も死なないし…(笑)
話の構成をもうちょっと練って欲しいとか、人物をもう少し書き込んで欲しい(特にコンデュルメル夫妻)とか、まぁ欲を言えば尽きませんが…(正直音楽の話題性に助けられてたよなぁとは思う)(思えば「ひかりふる路」もワイルドホーン作曲だったし恵まれてるよな生田先生…)(なので次はもう少し頑張って頂けると…先生の萌えツボは好きなんですよ私)
それはともかく、今回、生田先生の一本ものデビュー作がプレイボーイ主人公って部分が気になってたんですよね。
だってどうしたって雪組の「ドン・ジュアン」を思い出してしまうから~!!!!!
「ドン・ジュアン」は元々海外ミュージカルで生田先生のオリジナル作品ではないですけど、ドン・ジュアンが闇のプレイボーイならカサノヴァは光のプレイボーイ(笑)
同じプレイボーイでもこうも違うか~!って感じで、その対比も面白いなと(どちらも実力派89期スターの主演作ってのもまた)
そんなことを考えながら「CASANOVA」を観ていたら、2幕であかくん(綺城ひか理)演じるモーツァルトが「カサノヴァをモデルにオペラを書く!」とか言い始めたからさ…(え、それってもしかして?)てなるじゃん?
で、「できました!ドン・ジョバンニです!!」とか言われたら吹き出しそうになるじゃん!?www
配役発表の時に「何でモーツァルトが出てくるのかなぁ?」と思ってましたが、このオペラを作品内に組み込むためだったのか…にしても生田先生これ絶対狙ってるでしょ!?って思っちゃいますよこんなんw
それぞれ全くの別作品ってことは百も承知ですが「みりお(明日海りお)カサノヴァをモデルにノリノリで作品を作ったら、何故かだいもん(望海風斗)ドン・ジュアンが出来上がったあかくん」と思ったらも~おっかしくてしょうがなかったwww
ついでに、カサノヴァに心を奪われた女性たちが真っ赤なバラを手にしてたのもドン・ジュアンを思い出す演出でした。
それともう一点、すごくタイムリーに面白かったのは謎の老紳士はっちさん(夏美よう)から「悔い改めよ!」て台詞が出てきたところ。吹き出すかと思った!
聞いた瞬間に頭が雪組の「20世紀号に乗って」に吹っ飛んだし、京三紗さんの「♪くい~あらた~めよ~!!」が脳内で響きわたりましたね、ええ(ちょうど観劇時期が被っていたのでした)
まさか「CASANOVA」でもこのセリフを聞くなんて思ってなかった…いや、「CASANOVA」の方が先なんだけどね!
そんなこんなで個人的にツボだった部分も含め、とても楽しい観劇でございました♪
貸切公演だったので終演後にみりおさんのご挨拶もあり、カミッカミだったのが微笑ましかったのですが最後に何と投げキッスを。してくださいまして、ええ。
劇場のどよめき凄かったです…こ、これがカサノヴァ様のテンプテーション…ばたっ!
以下ふんわりしたキャスト別感想
☆カサノヴァ@明日海りお
眩しい!!美しすぎて眩しい…!!発光されているとしか思えないほどに眩しい…!!
元々お美しい方ではあらせられますが、役によってはそこまで「美」を際立たせなくてもよかったりするじゃないですか…?(たとえば「MESSIAH」の天草四郎とかは美よりもカリスマ性が必要とされる役だったと思う)
それがまー!稀代のプレイボーイともなれば!!アクセル全開ドゥルンドゥルン全速力で美を駆け抜けるぜ!!!!と言わんばかりの美丈夫でございますよ…360度どこから見てもお美しい。こりゃー女たちも一目で虜になっちまうよ…圧倒的美による説得力がすごい。
そして勿論ただ美しいだけでなく、気障な仕草やしゃべり方がどれも様になっててかっこいい!愛されキャラのモテ男ってともすればチャラい三枚目キャラになってしまいそうなのに、コミカルな場面でもずーっとかっこいいままなのは「硬くなりすぎず、かといって崩しすぎず」の絶妙なバランスを保たれているからかと。歌もますます上手くなられたように感じて、本当にこの方はどこまで進化されるんですかね…とってもとっても魅力的なカサノヴァであらせられました!ヒュー!!
☆ベアトリーチェ@仙名彩世
元気100%の猪突猛進型、でありながら思慮深さや己の役割への責任感も持ち合わせた愛されヒロインでしたね!!最近のディズニープリンセスっぽい雰囲気(CASANOVAのストーリーもディズニーっぽかったしね)
ゆきちゃん(仙名彩世)が最初から最後までずっと楽しそうに、元気いっぱいにベアトリーチェとして生きていて、とっても眩しかったです。退団公演が素敵なお役で本当に良かったなぁと、寂しいけれど幸せな気持ちになりました!
お衣装も華やかで綺麗だったな〜!(自室で着てる服は謎だけど…)特にポスターにも使われている水色のドレスが本当〜に綺麗!!でもめっちゃ動きづらそうなドレスだとも思ったので、あのドレスでスッとゴンドラ乗って降りてをするゆきちゃんすげーなと…ベアトリーチェちゃんっょぃ。
ラストシーンでカサノヴァと旅に出ずに待ちます!と言ったところは自立型ヒロインであるベアトリーチェらしさがよく表れていたし、カサノヴァが「必ず戻る」と約束したのも「邪馬台国の風」の補完のようで良かったと思います。旅立ちの前に2人でデートしようとヴェネツィアの街に消えていくって終わり方もいいなと。何だかニヤニヤしちゃうハッピーエンドでした!
☆コンデュルメル@柚香光
こ、小悪党〜!!!愛すべき小悪党〜!!!
一応敵役ではあるけど、薬で嘘泣きして人気を得ようとしたり、部下2人とマリオジャンプ?してみたり、「カサノヴァをギッタンギッタンにしてやる!!」と叫んでみたり、完全に3枚目キャラwビジュアルが華やかな分ギャップがすごい!その上、夫婦関係のこじらせ方がハチャメチャ可愛いっていう…いやーなんか、生田先生っておたく心をくすぐるキャラ設定が上手いなって思います(ただこの夫婦はもっと丁寧に描いたら作品に深みが出たと思うのでちょっともったいない)
衣装はそこまで好みではなかったんですが、マントの翻し方に勢いがあって(最前列だと風を感じれそうw)キャラクターに合ってるなと思いました。奥さんと幸せになって欲しい。
☆コンデュルメル夫人@鳳月杏
麗しい~~~~!!!!!!もうちなつ様と呼ばせて頂きたい!!
他の方の感想で「1789」でいうアルトワ伯枠、というのをチラホラ観たのですがまさに美しく、麗しく、妖しいけどとってもチャーミングな夫人でした!
女役のちなつさん(鳳月杏)を多分初めて見たんですが、めちゃめちゃ美しかった…いや、男役の時もお美しいんですが。あのビジュアルで、小間使い的に黒猫耳の美少女たちを侍らせてるってだけでも凄いのに、実は旦那さん大好きなツンデレって属性多すぎない!?生田先生どんな性癖持ちなの!?好き!!!
コンデュルメル夫人の曲も滅茶苦茶好きだったので、二回歌ってくださったの嬉しかった〜!(男役としての歌も好きだけど女役で歌っても素敵ですね!!)本編終了後は旦那と末永くイチャラブして欲しい!!
☆コンスタンティーノ@瀬戸かずや
前半で「お、今回は悪役か〜」と思ってたら後半のはじけっぷりに腰抜かした(笑)この人も滅茶苦茶かわいかったですね!
個人的にはあきら(瀬戸かずや)はイケオジスタイル(ポーツネル男爵的な)の方がドチャクソ好みなので今回のビジュアルはそんなに響かないな…と思ってましたが、見慣れてくるとこれはこれでアリでした。途中酔っぱらって惚れ薬を飲んじゃってからの展開は古典ギャグ漫画みたいで良かったです。ゾルチ夫人の花野じゅりあさんともお似合いだなってにこにこ見ちゃったよ!
あと黒猫の音くり寿ちゃんとの絡みが滅茶苦茶可愛かったし、音くり寿ちゃんがとにかく可愛かった!!
☆ダニエラ@桜咲彩花
ヒロインの侍女役ってことで、衣装はちょっと地味目だけど品が良く、似合っていてとっても綺麗だなぁ~と思いました。べーちゃん(桜咲彩花)のお芝居と声がとても好きだったので退団は寂しいけど、最後が出番の多いお役でよかった…エーンでもやっぱり寂しい…!!
ゆきちゃんのベアトリーチェとは主従関係ではあるけど、何でも話せる親友でもあるって雰囲気が微笑ましかったです。娘役さんたちが仲良くきゃっきゃしてる姿って本当~に癒されますね…。
あ、あと馬車の場面でもじゃもじゃマイティー(水美舞斗)ともたれあいながら寝ている場面めっちゃ可愛かったです!
☆バルビ神父@水美舞斗
愛しきモジャモジャ(笑)
何気に大活躍(?)だったマイティー!いろんな場面で踏んだり蹴ったりな目に遭いつつも、カサノヴァに必死で付いていくのがとってもコミカルで可愛かったです!!マイティーの端正なお顔が好きな身としては、モジャモジャマイティーから綺麗なマイティー(笑)に変化していく様も楽しめました。
獄中生活をしていたのが聖職者なのに女に手を出したから(それも一気に3人w)って理由の割に、女の子にあまりデレデレしないんだなぁ…と不思議にも思いましたが、横にいるのがあんなに美しいカサノヴァ様だからしょうがないね!!と謎の納得をしました。本編終了後はダニエラとくっつくのもありなんじゃないかな~と思います(とか言ってたけど、本編中でダニエラとくっついていたと後から気付きました、スミマセン!)
☆アンリエット@城妃美伶
男装の麗人役ってことで密かにめっちゃくちゃ楽しみにしていました!
したらまー!本当に!素敵だった!!
男役とはまた違う、娘役のままの男装姿っていうのがまた耽美で良かったです。何で男装してるのか、とかをもう少し細かく描いてくれたらもっとな~良かったんだけど。カジノでカサノヴァ様とイチャイチャする「シニョールと…シニョール!?」な場面もとても良かったですね。観劇したお席が上手側だったのであまり見えなかったけど、人垣の隙間からイチャイチャしてるのが見えるのもまたオツなもんでしたわオホホ!
☆黒猫ちゃんたち
も~~~~~~~ひったすらに可愛い…!!コンデュルメル夫人のご趣味最高じゃないですか!?
髪色がすっごくカラフルでアニメっぽいのがまた可愛かったです(反射的にオレンジ以外はキセキカラー…って思っちゃったけどね!)
ちょっと天然?なベネラ@音くり寿ちゃんがも~可愛くて可愛くて、あのままおうちに連れて帰りたくなる勢いでした…ご飯一杯食べさせてあげたい…。あ、あと音くりちゃんはエトワールも素敵でしたね!!
他にも何気に目立ちまくってたモモロびっく(羽立光来)とか、カツラからカツラが飛び出てる(笑)のが可愛いへたれモーツァルトあかくんとか、脇も結構キャラが立ってて良かったですね。
もう1回観に行く予定なので楽しみだよ~カサァノヴァァ~♪
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